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兄が来る
〔サキュメア国玉座〕
ルーレリアの元にアーリアがやって来た。
遠い血縁の叔母とも言えるルーレリアは玉座に座り難しい顔を見せている。
「叔母様?どうかした?」
アーリアは叔母が難しい顔をしている理由を聞く。
「あなたは私から聞いていたわよね?グランデウスが魔物の襲撃をかなりの回数この三年間で受けている事を」
「うん!」
ルーレリアの言葉を聞いたアーリアはすっごい良い笑顔を見せた。
ルミナは親友のその笑顔を見て苦笑いする。
「その襲撃に耐えかねて遂にうちに支援を求めにやって来るみたいだわ」
サキュメアは様々な国にサキュバスのお店を得ているおかげな経済力だけではなくそもそもが魔族としては強い種族であるサキュバス達による高い武力を持った国である。
そんな強い国であるため困ったアッシュはこの国に支援を求めにやって来るようだ。
「なるほど、なら受けて立とうか」
「そう言うと思ってたから困ってるのよぉ…」
アーリアはゼーリアの影響か正々堂々勝負しようぜ!な面がある。
アッシュが来るなら受けて立ってやんよ!となるのは当然なのだ。
「アッシュが来るまでまだ数日あるその間にどうするか決めるから待ってて…」
「逃げも隠れもせん!」
「…」
ルーレリアはどうしましょう…と頭を抱える。




