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From A to Z  作者: Jade
N
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この頃、白い光が刺さります。

僕は背中を失ってしまったようで

いつも探しているんです。


仮面の裏

カラスの羽

フクシマの桃


五色沼、とか

本当に綺麗だったんですよ。


行かれなくなって久しいけれど、

温泉も良かった。


今は

体が遠い、

そんな感じ。


引きずっていくには

重い体を抱えて

見るともなしに

見ています。


あの日のこと

その前のこと


「僕達」はどこに行ってしまったんだろうって

「彼等」を見ながら考えています。


僕は背中を失ってしまったようで、

いつも探しているんですよ。

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