~1部2章~忘れて下さい
前回のあらすじ
突然の代表挨拶 大学行ったことの無い筆者が死ぬほど頭を悩ませる、30分ぐらいかけた アカリのは5分で書いた
その後の入学式の事はすんなりと終わった。
あまりにもお粗末な新入生代表挨拶の事は考えたくない。
ワタシ達は教師専用の寮に向かい荷ほどきをした、といっても服をしまい、調味料を並べるだけだ。
寮での用事はすぐに終わった。
次は学園にあるフェティの研究室だ、研究室をしたり何かの稽古をする事は無いので、特になにか手を入れる必要は無いのだが、そのままでは木製の古い机しかないので、家具を買いに行く事にし。
ワタシ自身は何か要望がある訳でもないので、言われるがままについて行った。
家具店に付き、てっきり荷物持ちするのかなぁって思っていたが、業者に運ばせるらしい、力仕事は苦手なので非常に助かる。
あぁでも、転移してからはそうでも無いか、魔力強化あるもの。
くだらない事を考えながら、家具を選んでいるのも様になるなとフェティを眺めていると背後から声を掛けられた。
「あら、初めまして。フェリティーナ・ファタ様とアカリ・フェリティーナさんですね。お二人も寮の家具選びですか?」
あー誰だっけ?挨拶してた姫様なのは分かるんだけど。
「シュファール王女初めまして、私達は研究室の家具選びです。」
よかった、フェティに名前分からないって顔したら教えてくれたわ。
「研究室の?あぁそうでしたの、そちらもありましたね。ご購入される家具は決まりましたの?」
「無事に、気遣いは結構です。」
ちょ、冷たい、読書中のワタシぐらい冷たい。
こっち着てから本読んでないけど。
ていうか冷たすぎて取り巻きの人オコですけど。
「そうですか、奥さんをお借りしても?」
ワタシに用?一体なんの理由で?
「良いでしょう、5分与えます。」
「なんのようですか?」
フェティに迷惑を掛ける訳にはいかない、最大限警戒しなくては。
「いえ、大したようではありませんよ、挨拶の時も言いましたが、ワタシは友達が欲しいのです。」
「後ろに控えているのは友達ではないんです?」
後ろの男女に目を向けるとなぜか中々殺意を向けられてる気がする。
「彼らは一緒に遊んだり紅茶を楽しんではくれませんので。」
「では今度誘ってください、シュファールさん。」
「あら、アナタは友達にあだ名を付けるとドラゴニュートの新入生が言っていましたが、ワタシには付けてくれないのですか?」
その子にしか付けた事ないが!?
「分かりました、そうですね……ファルちゃんなんてどうです?」
え?何その驚いた眼、そして後ろからの殺意が4倍増ぐらいに。
「貴様!シュファール様にあだ名だけでなく、『ちゃん』などt……」
パシュン
殺意漏れすぎてフェティからベンディッタ飛んできたぞ。
「控えなさい、ファルちゃんですか良いですね、初めて言われました。」
へぇ……笑った顔は可愛いねぇ……
「気に入っていただけましたか?」
「えぇとても、ずっとそう呼んでくださいね。」
そんなに気に入られるとは思わなかったなぁ……
「勿論です、お望みとあらば。」
「できれば、敬語もやめてくれない?それとアカリと呼んでも?」
「わかったそうするね、そっちはあだ名付けなくていいの?」
「ではなんとあだ名を付けようかな、何か案はある?」
「やっぱり特徴とかをあだ名にするのがいいんじゃないかな?」
暫く考えるとはっと思い付いたような動作をした。
「シナちゃんでどう?」
「由来は?」
そう聞くといたずらっぽく笑った。
「秘密、いつか教えるから。」
そういうと今度はファルに矢が飛んできた。
バシッ
あ、普通に叩き落した。
「もういいでしょう、行きますよ。」
そういうと、フェティはワタシの手を引いて店を出ていく。
「また会いましょう、シナちゃん」
そういって手を振ってくれたのでワタシも手を振り返す。
「またねファル。」
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寮の部屋に戻ってすぐ、フェティが口を開いた。
「アカリ、どういう事ですかさっきのは。」
見た目じゃ他の人わからないんだろうけど、随分怒ってるなぁ……
「嫉妬しちゃったの?かわいいね」
「しました、そして今アカリには反省してもらう事にします。」
終わったわ、ワタシ。
「私の目の前で仲良くなり、他の女の匂いを付けられないように」
そういうとベットに押し倒された、初使用がこうなるなんて……
「スピーチの内容を言いながら襲ってあげます。」
「あれだけは忘れていやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
お嬢様に関してはどこまで喋らせるかかなり考えました。かなり大事なキャラなので結構出ます。お楽しみに




