ネト充?
委員長の口からリア充発言を聞いたあの日の夜から早、2週間が経とうとしている。
相変わらず、私は非リア充から脱出できない。
いや、したいよ?
できないんです!
今日は日曜日。
私は土曜も学校がある。
だから日曜だけが貴重な休日。
今日も音楽を聴きながらパソコンを開く。
そして、いつものオンラインゲームを始める。
このゲームは小学生からずっとやり続けてる。
飽き性だけど、全然飽きない。
「・・久々にチャットしよっかな?」
いつも音ゲーしかしないけど、なんか誰かと話したくなった。
本当に、何となく・・
チャットをダウンロードして、適当に空いてる部屋に入った。
・・“ネト充って・・リア充?”
いやいや。
ネットとリアルって違うように私は思う。
だからネットの恋愛は・・遊びなのかなって思う。
私が入った部屋には4人いた。
部屋主さんは・・あれ、放置かな?
挨拶してもこの人だけ応答がない。
一方、他の3人はいるみたい。
ご丁寧に、全員が挨拶してくれた。
「あのー、部屋主さんてROM中ですかー?」
会話があまりないので、聞いてみた。
『さっきまで一緒に話してたけど、いつの間にって感じだねww』
ふうん・・
まあいっか。
あー何か暇だなぁこの部屋。
部屋移動しようかな?
そんなことを思った矢先。
『いまーす』
部屋主さんが一声発した。
「あ、こんでーす」
私は挨拶した。
『はいこんでーす』
返事はすぐに返ってきた。
『どこいってたのー?』
3人の内一人が聞いた。
『たこ焼き食ってた』
『あぁねwwww』
変な会話が繰り広げられてる。
話すのが面倒になってたので、話しの成り行きを黙って見てることにした。
すると部屋主が私に話しかけた。
『優ちゃんいくつなのー?』
“優”というのは私のオンラインゲーム内でのID名。
「16ですー」
他の3人も口々に答える。
『うんさっき聞いた。w』
なんて、3人に答える部屋主。
逆にいくつなんだろう?
気になった。
「いくつなんですかー?」
聞き返してみた。
『え、いくつに見えますかー』
逆に聞き返されてしまった。
いくつなんだろう。
話し方では年上に見えるけど。
「んー30歳?w」
ふざけて言ってみた。
『そーそー30ー///』
30なんだー。
納得したその時、『嘘だけどね?w』って言われた。
面白い人だなぁ。
その時の素直な気持ちだった。
『21でーす//』
あぁ、なんかわかる気がする。
チャラそうな気もする。
大学生かな?
その後の話で、部屋主さんは愛知に住む大学生だとわかった。
来年卒業して社会人になるとか。
話してたらすごく部屋主さんが気になった。
もっともっと知りたいと思った。
ネットの恋愛なんて、今までに結構してきた。
当たり前だけど、どれも長続きしなかった。
一時期のちょっとした恋愛見たいな感じ。
でもそれがネト充なのかなって、思ってた。
だからネト充は遊びだ、ネットの恋愛は遊びだって思ってたんだと思う。
そう。
私はこの時も、部屋主さんとの期間限定ネト充を求めていたのかもしれない。




