第一話 女の子にしてあげるからね♪
こういうの、初めて書いたので、文のつながりが変だったりすると思います。気になったら知らせてくださいね。
「君は本当はあの時、死んでいたんだよ。」
医者から告げられた言葉を、いまだに飲み込めずにいた。だってそうだ。現に俺は女になってはいるが、生きている。それに、死んでいる、なんて話、簡単に信じるわけがない。
「君の体はトラックとの衝突でボロボロなんだよ。治すことも出来ない程にね。でも、脳だけは無傷だったから、そこで、君のお母さんとお父さんの遺伝子を使って、新しい体を作り、脳移植して助けよう、というわけ。」
そうか……俺、本当なら死んでたんだ。
今の説明なら、全てがつながる。
Q なぜ、トラックと衝突した後の記憶がないのか
A トラックとの衝突で俺の体が使い物にならなくなっていたから
Q なぜ、体が女なのか。
A 性別までは決められなかったから
Q なぜ、俺は3ヶ月後に起きたのか
A 新しい体の制作時間が3ヶ月で、完成直後に手術を行い、成功したから
ナースさんに頼んで持ってきてもらった鏡で自分の姿を見ながら、現状をようやく把握する。
「俺、本当に女になっちまったんだな………」
「でも大丈夫!お姉ちゃんが友彦を立派な女の子にしてあげるからね♪」
どこからか現れた姉ちゃんが俺を抱きしめ、うれしくない言葉を言い放ち、そして、
なぜか、満面の笑みを浮かべていた。
「お母さん!まずは名前よ!『友彦』だと女の子っぽくないわ!」
母さんは仕事でいねぇよ。そもそも、なんで姉ちゃんがいんの?今日学校だろ?
「そうね。女の子になったからには、まずは女の子の名前よね♪」
「え、なんでいんの!?仕事は!?」
そんな疑問もそっちのけで、姉ちゃんと母さんは俺の新しい名前を考え始めた。
〜数分後〜
気付くと、姉ちゃんのルーズリーフには、びっしりと名前が書かれていた。
佳織、詩織、千秋、花音、琴音、小百合、優希など、その他色々。他はボツなのか、横線が引かれている。
どうでもいいけど、姉ちゃんと母さん、よく思いつくな。こんなにたくさんの名前。
「友彦〜、もう私達じゃここから絞れないから友彦が決めて〜」
何で俺が自分の名前を自分で考えなきゃなんないの?
そう思いながらも考える。
「そうだな……優希、かな?」
理由は支局単純。この中で最も男っぽい名前だからだ。
またどうでもいい話だけど、女の子に優希ってつける人いるけど、どんな考えでつけてるんだろね?
「うーん、私は詩織がよかったんだけどな。」
「お母さんは千秋のほうが良いかなと思ったんだけど。」
久野 優希
これが俺の、いや、私の?いや、俺の新しい名前になった。
あれから数日がたった。いまだに俺は病院での入院生活を送っている。
昨日は、俺が助けた女の子の親も来てくれた。
「日和がお世話になりました。ごめんなさいね。私達のせいで。」
「お兄ちゃ……お姉ちゃん、ごめんなさい。」
《お姉ちゃん》よりは《お兄ちゃん》の方がいいんだけどな………
まぁ、人を助けて悪い気はしない。
「まぁ、君が無事でよかったよ。」
俺は微笑み、日和ちゃん?の頭を撫でた。妹ってあんな感じなのかな………
そして今日、病室に来たのは母さん。
二日に一回、見舞いと言う名目で、姉ちゃん曰く、〈優希を女の子にしよう計画〉を進めに来ている。
変なことを教わった。
その1 ラブレターをもらったときは、中身をみないで捨てること
その2 女たるもの、告白は男からさせること
その3 彼氏ができたら、まず母さんか姉ちゃんに報告すること
まじで変なことだ。
あと、1と2、矛盾してるだろ。男から告らせる機会を奪っておきながら、男から告らせるんだから。
そして今日も、変なことを教わった。
「いい?優希。女の子になったからには、まず家事が出来るようにならなきゃ。あんたが料理上手なのはお母さん達が知ってるけど、料理だけじゃだめなのよ。でないといいお嫁さんになれないわよ!」
いやいや、俺が誰かの嫁に?ないない。体は女でも、心は男だ。男と付き合うつもりもないし、かといって女子と付き合うのも変だ。てか、男が男にキスされたり、抱かれたり………うわぁ、想像するだけで吐き気がする。
「そういえば、あんた、下着はどうしてるの?まさか、また男物の下着なんてはいてるんじゃないでしょうね。」
ギクリ。
「あ!その顔はお母さんの言いつけを守ってない顔ね。」
「いや、男だったんだから、その、なに?プライドというか、尊厳というか……」
無駄だとはわかっているが、これだけは死守したい。いや、まてよ?、これから先まだまだ許容出来ない物がたくさんある。それに、嫌でも慣れておかないと………
「あら?女の子のあなたに男のプライドとか尊厳とかあったのかしら?」
そう言うと思ったぜ………
「わかったよ、わかりましたよ。」
「よろしい。退院したら、一緒に服、見に行くからね」
「へ?」
なんだ、以外と近くにあるもんだな。許容出来ない物。
キャラプロフィール
「これからの生活、どうなるんだろう?」
久野 優希
年齢…15歳
性別…女
身長…154cm
誕生日…12月21日
スリーサイズ…B79、W56、H77
体重…38.4kg
好物…甘い物、ラーメン
特技…料理、ピアノ
趣味…一人でできる遊び
友彦が脳を移植して女になった姿。甘党で、一人遊びが好きなところは変わらないが、悠穂曰く、「一見貧乳に見えるけどウエストが細いから脱げば巨乳に見える」スタイルを持つ。