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転生少女は今度こそ 錬金術で幸せになります  作者: チャッピーミイタン
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第90話⬜辺境伯家訪問

獣王連合国首脳会議


「皆さん お忙しい所をお集まりいただきありがとう御座います。留学中のルーナ・ミルキーウェイがリーム王国の王子と揉めて戦争状態になり勝利したそうです」


「何で留学生が戦争を起こすんだ?!なんで個人で国に勝てるんだよ!」


「非はリーム王国側にあるということでドレーヌ帝国との国境の土地をもらったようです」


「それは我が国の物になるのではないのか?」


「あなた それを言えますか?言えないでしょ」


「くっ・・・・しかしリーム国王も食えんやつだな。国境付近をルーナに与えて揉めれば お互い潰し合ってくれる。そんな計算だろう」


「まあ そんなとこでしょうな」


「魔国との争いも均衡を保っていて落ち着いた状態だ。やはりゴーレムの配備と壁の強化が効いたようだ」


「このまま現状維持が望ましいだろうな」


「そうですな」




リーム王国王宮


「トンプソンよ。最高にうまくいったとは思わんか。鉱石はちょっと惜しいが国境の土地など惜しくもない。むしろ帝国と揉めてくれたらこちらにプラスになるからな」


「いや危なかったと思います。向こうにその気がなかったから何とかなりましたが・・・・・一歩間違えば全滅してました」


「確かにそれはそうだな。だがもう こちらの国に来ることもあるまい」


「いや彼らには転移門があります。来ようと思えばいつでも入ってこれます。施設もありますから」


「確かにそれがあったな。とにかく刺激しないように静観だな」


「はい 分かりました」





浮島要塞


「エローラさん。今回の功績により エローラさんを技術主任からミルキーウェイ家科学技術大将に任命いたします」


ルーナの顔のオリハルコンの勲章を付けてあげた。その後頭を撫でて硬い握手をする。


「こ 光栄であります!むふふふん」


彼女は涙を流して喜んでいた。そこにソレイユ姉さんから声がかかる。


「ほら2人ともご飯ができたわよ〜早くこっちいらっしゃ〜い」


「はーい」

「はいであります!」


「ルーナ様 せっかく造った戦艦でありますからルーナ様の名前をいただきたいのですが」


「えーねえさん達の名前にしてよ」


「そうでありますか。それでは戦艦 ソレイユ 空母コメット 空母ユノでよろしいでありますね?」


「おういいぜ!上手いなこの果物」


「私もいいわよ。本当に美味しいわねうふふ」


「たまには乗ってもいいの〜」


「もちろんでありますよ!それから 新しく取得したルーナ様の土地は何という名前にするでありますか?」


「名前ねー うーん どうしようか」


「ルーナ王国でありますか?」


「えーやだー!エローラ王国でいいわよ」


「それは困るであります」


「それならミルキーウェイを使っていいわよ〜」


「あたい達も行けるようにミルキーウェイ自治領とかにしたら?」


「素晴らしいわあん!決まりねルーナ」


「うん。いいね」


いいのだろうか。ご飯を食べながら世間話のように こんな大事なことを決めてしまって。


「でも自治領って言ってもルーナしかいないよ」


「自分がいるであります!」


「じゃあ2人ね。明日から見に行ってみよう」


「分かったであります!」


翌日


戦艦や空母は姉さん達にあげてミルキーウェイ号をもらってきた。自分にはこれぐらいの方が合っているのだ。初めて作った船で愛着もあるしな。


「せっかく作った船なのにあげてしまって よろしかったのでありますか?」


「いいのいいの。本当に困った時は 姉さん達が助けてくれるから」


「そうでありますね」


黒ゴーレムたちに命令して鉱石を掘る作業をさせている。


それと同時に領内に建物を建築している。まずは自治領主邸を作っている。後は追々でいいかな。


同時にツバメちゃんを飛ばしてドレーヌ帝国領内とリーム王国西部についての偵察をさせている。


この国境付近には国境を守るシュナイダー辺境伯爵がいる。一応お隣さんだから挨拶をしとくか。


前世ではシュナイダー家は目の上のたんこぶのような存在だったな。この辺境伯家がいるんでなかなか国境を突破できなくてずいぶん苦労したもんだ。


確か今は代替わりをしてライアン・シュナイダー辺境伯爵だったかな。


「ルーナ様 もうじき着くであります!」


「うん 分かった」


今日はただの挨拶だがミルキーウェイ号で来ている。なんたってこの国の連中は常識がない輩が多いからな。いきなり襲いかかってくるかもしれん。


「ごめんください。今度 隣に来た ルーナ・ミルキーウェイです。今日はご挨拶に来ました」


「あの少々お待ちください」


なかなか広くてしっかりした家だ。飾り気がなくて いかにも辺境伯らしいな。


いきなり来たから門前払いかと思ったが中へ通してくれた。すぐに伯爵と会うことができた。


「突然お邪魔してすみません。隣に引っ越してきましたルーナ・ミルキーウェイと申します。よろしくお願いします。こちらはお土産です」


「これはこれはどうも丁寧なご挨拶痛み入ります。それはそうと第一王子をぶっ飛ばしたそうですな。なかなか剛毅なお方だ」


「あはは すみません。喧嘩を売られたものでつい買ってしまいました」


すぐにお茶を用意してくれてテラスでお茶会になった。


「つれの方もどうぞお座りください。気にしなくていいんですよ。良いものを下げておいでですね」


「お分かりになりますか。むふん。私の宝物です」


昨日 冗談半分であげた勲章だ。まだつけててくれたんだ。オリハルコンでできてるから価値はあるって言えばあるんだけどね。


「良い友をお持ちですな。ルーナさん」


「はい。彼女は私の家族です」


それから色々な話をしたが さすが国境なだけあって帝国との小競り合いはよくあるようだ。


伯爵は34歳 2人の息子さんがいて今も庭で家臣の皆さんと剣の練習をしている。


「どうです。ルーナさんも少し汗を流していきませんか。相当できますよね」


「おほほほぼ 私など大したことはないですよ」


なんで挨拶回りに来た女の子に剣の練習を進めるかね。剣なんか持ってないのになんで剣ができるってわかるんだよ。


二人の息子さんを紹介してくれた。長男は14歳のガイ・シュナイダー君 親父さんと同じ金髪でなかなかのイケメンだ。次男は12歳のダン・シュナイダー君こちらは銀髪のかわいいお坊ちゃんダイブだ。


「おほほほぼ よろしくお願いいたします」


木刀を持って騎士団の人たちと手合わせをしてみた。なかなか力強い剣だ。肉を切らせても骨を断つような剛の剣が多い。


「つ 強い!速くて重い剣だ!」


「信じられん。10歳ぐらいだろう」


「よし 次は俺が相手だ!」


長男のガイ君が出てきた。どのくらいの強さかな。


打ち合ってみたが なかなかの強さだ。だがまだ荒くて甘い。剣を跳ね飛ばして終わりになった。弟君は?やらないようだ。


「なんで事だ。女の子に負けるとは」


「なかなか勉強になったろう。世の中にはこういう人もいるんだ」


長居してしまったが辺境伯家の訪問は良い雰囲気で終わることができた。

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