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月と太陽(4)

 弟の翼は弓道の才能に秀でていた。とにかく器用で、やったことは大体なんでもできてしまうタイプだ。人柄も良く、ムードメーカー的存在で、いつも周囲の人たちを笑わせていた。


 小学生の頃、椿の弓の構えが間違っていることに気がついた時、翼は笑うことなく正しい構えを教えてくれた。あまり明るい性格ではないせいでクラスメイトたちに馴染めず陰口を言われた時は、「そういうこと言う奴の方がよっぽど『いんしつ』だぜ!」と大きな声で言い、「気にすんな」と声をかけてくれた。彼はとても頼りになる弟だった。椿と翼はお互いのことが大好きだった。二人は生まれた時からずっと一緒だった。


 あの時、何をしても翼に敵わないのにそれほど嫌な気持ちにならなかったのは、翼の性格はもちろん、母親の影響も大きかったと思う。母親の茅花《つばな》は、翼の才能をよく褒めたし、椿の努力もそれと同じくらいよく褒めた。母親のことも好きだった椿は、やがて母のように強い女性になりたいと思うようになり、陰陽師を目指すことを心に決めた。


 だが、翼は違った。翼は陰陽師になるつもりなどなかったらしく、中学生になると同時に弓道を辞めてしまったのだ。母親はよく翼に考え直してくれないかと声をかけていた。きっとその才能を無駄にしてほしくないと思ったのだろう。姉弟で共に切磋琢磨していってほしい、そんな思いもあったのかもしれない。だが、翼は母親に弓道を続けて陰陽師になるように説得されればされるほど嫌になっているように見えた。


 そして、ある日見てしまった。夜中にリビングで話す二人の影を見て、トイレに向かおうと目を覚ました椿は悪いと思いながらも聞き耳を立ててしまった。


「あなたの方が才能があるのよ。もったいないわ。それに、あなたがいればあの子が寂しい思いをすることもないでしょ? もう一回だけ考え直して。陰陽団は義務教育を終えていれば入ることができる。とりあえずあとちょっとだけ辛抱して、一度やってみてほしいの。双子なんだから、一緒にやれるでしょ?」


 部屋に戻った椿は、ずっと考えていた。


 自身が様々な面で弟より劣っているということは、自分でもよく分かっていた。だが、はっきりと言葉にされたことで椿は深く傷ついていた。


 とはいえ、母を責めるつもりはなかった。悪気がないことは分かっている。翼をその気にさせるためにあんな言い方をしたのだろう。だって、お母さんは私の努力を認めてくれる。私が聞いてるだなんて知らなかったからあんな言い方をしただけ。椿は自分に言い聞かせるように何度もそう考えた。これからも今まで通り、いや、今まで以上に頑張ってもっと上手く弓を射ることができるようになればいいだけの話だ。弓道だって勉強だって何だって、努力できることはすべて努力で補う。自分にできることはそれしかない。


 それから椿はより一層弓道の練習や学校の勉強に打ちこむようになっていったが、反比例するように翼と過ごす時間は減っていった。あれから弟への劣等感がどんどん肥大していって、無意識のうちに距離を置いていたのだ。


 やがて、翼は母親に反抗するうちに素行が悪くなり、成績も下がっていった。夜もろくに帰ってこなくなり、一緒に生活しているはずなのにまったく顔を見ない日も増えていった。そんな中で茅花は異動になり、単身で愛媛へと行ってしまった。今は祖父母と弟と暮らしているが、ずっと隣にいたはずの弟の温もりを感じることはもうない。


「……」


 椿は深く息を吐いた。あの太陽のような明るさに、もう触れたくなかった。眩しくて目を開けていられないのだ。弟にはずっと申し訳なく思っている。けれど、一緒にいると自分が情けなくてたまらなくなってくる。どうしようもできない。だから必死に目を背けていたのに、彼女が現れた。


「……いいのよ。別に悪いことじゃないわ。もっと楽になりましょ」


 どこからか声が聞こえてくる。椿は目を閉じた。


「辛かったわよね。でも、もう何も考えなくていい……力を抜いて……今から私があなたを楽にしてあげる……」


 声がどんどん近づいてくる。まるで頭の中で直接響いているかのようだ。身も心も委ねれば、この行き場のない感情も浮かばれるのだろうか? 誰が悪いのかも分からない。そんなことはどうでもよかった。ただ、この声にすべて任せればいい……。


「一橋さん!」


 突然違う声が聞こえてきて、椿は我に返った。声の主は、椿に背を向けてすぐ目の前に立って古山茶を睨みつけていた。古山茶の体が炎の渦に包まれている。古山茶は絶叫してもがいていた。


「取り憑かれるとこだった」


 柚子の隣で指を組んでいる勝元が呟く。椿は何も考えられず、ぼうっと二人を見つめていた。沙也香が駆けつけてきて、地面の上に座りこんでしまっていた椿の体を支えた。


「大丈夫? 一橋さん……」


 沙也香が問う。まだよく状況が分かっていなかった椿は、沙也香の顔を見てハッとした。そして、こちらを振り向いた柚子の顔を見て確信する。聞かれていた! あの古山茶が言っていたことを、彼女は聞いてしまったのだ。


 椿の顔は、羞恥と怒りでみるみるうちに赤くなっていった。どうしてそんな目で見るの? ろくに知らない人間があなたに嫉妬していると妖怪から聞かされて、どうして黙っていられるの? どうしてそんな優しい目で見られるの? 訳が分からない。そんな、何もかも分かっているような目で私を見ないでよ!


 椿は沙也香の腕を振り解くと、気付けば叫んでいた。


「あなたみたいな人に私の気持ちなんて分かるわけないのよ!」


 椿の声を聞いて、三人はビクッとした。


「私は……私は……」


 椿は声を震わせて、大声で怒鳴ったことをすぐに後悔した。みっともない。なんて醜態だろう。椿の瞳からは涙が零れていた。炎の渦から解放された古山茶がどさりと倒れこむ。そんな古山茶を、勝元が注意深く見つめている。


「……いや分かんないよ」


 柚子が口を開いた。そして、こちらを見据えてはっきりと言い放つ。


「分かるわけなくない? 他人なんだから」


 あっけらかんとした柚子の言葉に、椿は思わず口をポカンと開けていた。勝元と沙也香も驚愕の顔で柚子を見つめている。


「いや言い方……!」


 勝元が思わず声を漏らした。


「でも、少しでも分かりたいから……たとえ分からなかったとしても、分からないってことを分かりたいから歩み寄るんじゃない? 友達って」


 柚子の言葉に、椿は開いた口が塞がらなかった。口をパクパクさせてから、あることに気がついて、慌てて声を上げる。


「と……友達だなんて……」

「え?」


 柚子は首を捻った。


「一橋さんが先に言ってくれたんだよー? 友達とそういうところで遊んだことない、って」


 何でもないことのように言う柚子に、椿は愕然とした。そして、むきになって言い返す。


「あっ……あれは、言葉の綾よ!」

「えー、そうなの?」


 柚子は笑っている。


「嬉しかったのになー」


 その言葉を聞いて、椿は心が微かに跳ねるのを感じたが、勝元が「やば、また来る」と言ったので柚子は古山茶の方を向いてしまった。


 古山茶はよろよろと立ち上がりながら、柚子を見て恍惚とした笑みを浮かべた。


「ひ――」

「沙也香!」


 柚子が古山茶の言葉を遮って大声を上げた。古山茶が驚いた顔をして押し黙る。


「遊園地の人に声かけて、避難誘導と通報頼んでもらってもいい?」

「……分かった」


 沙也香はそう言って頷くと、椿から離れて辺りを見回した。従業員を見つけて駆けつける。妖怪が出たということを、一体どのように説明するつもりなのだろう。


 椿は、ずっと柚子の背中を見つめていた。やはり、眩しい。絶対に敵わないだろうと思う。


 ……友達と呼べるような存在なんて、今まで一度もいたことなかったのに……。


 再び印を結ぼうとしている勝元を見て、大切なことを思い出した椿は急いで声を上げた。


「その妖怪、人を一人飲みこんでいるの! このまま殺しちゃだめよ!」

「えっ、マジか」


 勝元が声を上げて動きを止めた。その瞬間、何かが素早く伸びてきて勝元の体を強打する。


「ぐぁっ」


 勝元が大声を上げてよろめき、その場に倒れこんだ。


「勝元!」


 柚子が素っ頓狂な声を上げてしゃがみこむ。


「大丈夫?」

「いってぇー……ありがと……」


 勝元がそう言いながら、差し出された柚子の手を取って立ち上がる。一同が古山茶の方を見ると、その姿に唖然とした。


 古山茶の着ている着物の柄の椿の花が浮かび上がってきて、本物の椿の花が大量に咲き始めた。古山茶の体は着物に吸いこまれるように消えていき、やがてメキメキと音を立てて何本もの木の枝が生えてくる。勝元を襲ったのもその枝のうちの一本だったようだ。やがて、着物を着た少女の姿は完全に消え去り、そこには大輪の椿の花を咲かせた老木が立っていた。髪飾りになっていた一際大きな椿の花が更に大きくなり、うねっている。あれが彼女の顔のようなものらしい。


「もう少しだったのに!」


 古山茶は不気味な声を上げた。少女のような、それでいて老婆のような声だ。


「こうなったら力尽くよ……!」


 古山茶はそう言うと、柚子の方へ突進していった。だが、柚子は古山茶をあっさりと避けて叫んだ。


「どうすればその人を助けられるのかな?」

「吐き出させないと!」


 勝元も声を上げる。


 椿はどうすればいいか知っていた。陰陽師になると決めた時から妖怪について独学で勉強していたからだ。あの顔のような椿の花の根元をくすぐれば、消化していない限り飲みこんだ人間を吐き出させることができる。だが、そこまでどうやって近づけばいい? 一人では何もできない。椿は拳を握りしめた。陰陽師が来るまであとどれくらいかかるのだろうか。それまでにあの人が無事かどうかも分からない。考えている暇は、ない。


「やり方なら知ってるわ。でも古山茶の顔まで手が届かない……!」

「古山茶? っていうんだ? オッケー……」


 柚子がそう言ってこちらを見た。そして、駆け寄ってくる。


「一橋さん。おんぶと肩車、どっちがいい?」

「はぁ?」


 椿は思わず裏返った声を上げた。


「私が近づくから掴まってて。肩車の方がいいかな。おんぶだと届くか微妙だし、手使いづらいよね」

「え……いや、肩車なんて無理でしょう!」


 椿はそう言ったが、柚子は首を横に振るとニヤッと笑った。


「大丈夫。私、マジで力強いから! ただ走ってる間は絶対ちゃんと掴まっててね」

「……」


 椿は絶句していた。古山茶は「この! 私の! 邪魔を! するな!」と怒りの声を上げながら言葉を切るたびに枝を伸ばしてこちらに攻撃を仕掛けており、その度に勝元が火ノ壁を作り出してどうにか攻撃を凌いでいる。


「……時間がないわよね……分かったわ……」


 椿はそう言うと、唾を飲みこんだ。意を決して、目の前でしゃがみこんだ椿の肩に足を乗せる。この子、私より背が低いのに大丈夫なの? 椿はそう叫びたかったが、どうにか耐えて柚子の肩に乗った。柚子が椿の足首を握る。確かに力は強いようだ。さすが、握力測定器を壊したと噂されてるだけあるわね……。


「勝元! 火ノ壁をもう一回お願い!」


 柚子が声を張った。古山茶が枝を伸ばす前の予備動作として体を仰け反らせている瞬間だった。


「はいはい!」


 勝元はそう言うと、素早く指を組み替え始めた。


「丁壱顕現急急如律令」


 そして、力強く声を上げる。


「――火ノ壁!」


 燃え上がる炎が、こちらめがけて伸びてくる古山茶の枝を阻んだ。何度も火ノ壁に当たったせいで焦げていた枝の先がとうとう焼き消え、古山茶が呻き声を上げる。


「一橋さんマジでちゃんと掴まっててね!」


 柚子はそう叫びながら走り出した。椿を肩の上に乗せたまま、火ノ壁へと一直線に進んでいく。火ノ壁が消えたその瞬間、柚子は素早く古山茶との距離を詰めた。今だ! 椿は、古山茶の顔の根元に手を伸ばし、思いきりくすぐった。


「きゃ! あは……きゃははははは!」


 古山茶が気味の悪い笑い声を上げる。その瞬間、ブワッと椿の花が大きく広がり、中から太った男性が飛び出してきた。


「きゃっ……!」


 椿は柚子の体から離れて、従業員男性と一緒に吹っ飛んでしまった。地面に尻餅をつく。戻ってきていた沙也香が、「大丈夫?」と声をかけながら二人の元へ近づいてきた。


 柚子は立ち上がって椿たちが無事であることを素早く確かめると、ポケットから「門」と書かれた和紙を取り出した。不思議なことに、和紙から剣の柄のようなものが出ている。柚子はそれを握りしめると、勢いよく剣を抜き取った。


「そ、そんな、やめて……!」


 古山茶が悲痛な声を上げる。柚子は何も言わずに鈍く光る剣で古山茶の顔を斬り裂いた。


「アアァ! アアアアァァ……!」


 古山茶は絶叫しながらのたうち回った。古山茶の顔から濁った色の汁が飛び散る。柚子は細い木の枝を何本か一気に斬り落とすと、最後に古山茶の胴体部分である幹に剣を思いきり突き刺した。柚子が脚で幹を蹴って剣を引き抜くと、古山茶は声も上げずにその場に崩れ落ちた。


「……」


 静寂が一同を包む。しかし、動かなくなった古山茶を見つめていた柚子は、いきなり両手で頬を押さえて声を上げた。


「やらかしたー!」

「え……どうしたの」


 勝元が尋ねる。


「免許持ってないのにまた倒しちゃった! この前注意されたのにー!」

「え、柚子そんなに倒してるの?」

「あっ」


 沙也香の驚いた声に柚子が固まる。


「……問題児じゃない……」


 椿は呟いた。だが、彼女たちがいなければ自分は何もできなかった。柚子と勝元のように妖怪に対して素早く動くこともできなければ、沙也香のように周囲の人に助けを求めることもできなかった。武器を持っていなかったことなんて関係ない。陰陽師になると決めたのに、的確な行動を取ることができなかった。


「……うっ……」


 椿は呻き声がした方を向いた。気を失っていた男性が目を覚ましたようだ。男性と目が合う。椿は慌てて駆け寄って声をかけた。


「大丈夫ですか?」

「あれ……君はさっきの……んん……」


 男性は、何がなんだか分かっていない様子だった。頭を押さえながら虚ろな瞳で辺りを見回している。呑みこまれている間に古山茶に生気を奪われてしまったのだろう。だが、命に別状はなさそうだ。


「うう……何があった……? き、君が助けてくれたのかな……?」


 男性が言う。椿は言葉に詰まった。


「……いえ。私一人では何も……」

「はい、そうです! 彼女のおかげです」


 俯いた椿に代わって声を上げたのは、すぐ後ろにいた柚子だった。


「ありがとう……」


 男性が苦しそうに礼を言う。


「悪いね、何があったかよく覚えていなくて……気を失ってしまったのかな……血糖値が上がってるとは最近言われてたけど、そんなに……?」

「いえ、そのせいじゃないと思います……医務室に行きましょう……」


 椿がそう言って男性を立ち上がらせようとすると、勝元が近づいてきて手伝い、少し離れたところから怯えた様子で遠巻きに見ていた従業員たちに医務室の場所を尋ねた。二人の従業員が、勝元の代わりに男性を支えて医務室へと連れていく。


「……私、あなたたちがいなければ何もできなかった……」


 男性がしっかりと連れられていく様子をじっと見つめながら、椿は静かに口を開いた。


「それは私たちもだし! 一橋さんめちゃ頼りになるじゃーん、いてくれてよかったよ」


 柚子は軽い口調で返してきた。本当にそうだろうか。そもそも自分がいなければあの男性が危険な目に遭うこともなかったのではないか。椿が何も言わずに俯いていると、柚子は思い出したように続けた。


「掃除の時とかもさ、ちゃんと注意してて偉いよね! 私も真似しちゃったし。妖怪のことも詳しくてほんとすごいよー!」


 柚子の声に目を見開く。踏ん張らなければ、涙が零れそうだった。パチパチと瞬きをしてから、顔を上げて振り向く。柚子は笑っていた。


「ごめんね、一橋さん。私、グイグイ行きすぎたね」


 柚子が優しい声でそう言ったので、椿は更に目を丸くした。まさか、謝られるとは思っていなかったのだ。


 やはり、どうしたって彼女には敵わないのだろう。何もかも彼女の方が上手《うわて》だ。妖怪への攻撃どころか、謝罪まで先を越されてしまった。


 だが、それでいいのだと思えた。彼女が言ってくれた通り、自分にしかできないことがあるのかもしれない。彼女がいれば、自分も何かを照らすことができるのかもしれない。


「……助けてなんて一言も言ってないのに……」


 椿は呟いた。柚子が怪訝な顔をする。椿は小さく首を横に振ると、柚子の顔を見つめた。


「……ありがとう」


 椿の言葉に、柚子は驚いたようだった。しかし、すぐにニッコリ笑顔になる。


「どういたしまして!」


 椿は小さく微笑んだ。


 向き合おう。柚子と。そして、翼とも。




 月曜日。登校してからホームルームが始まるまで、椿はいつも通り小説を読んでいたが、教室に誰かが入ってくるたびに本を置いていた。ちょうどクライマックスシーンだというのに、まるで集中できない。吸血鬼の女と人間の男の恋の行方よりも、彼女がいつ教室に入ってくるのかということの方が気になる。椿はとうとう読書をやめて小さく深呼吸した。


 一日の始まりに友達に会った時、どんな風に声をかければいいのだろうか。爽やかに? 明るく? 上手くできる気がしない。変だと思われたらどうしよう?


 廊下から男子生徒と女子生徒の声が聞こえてきた。途端に椿の体が強張る。来た。教室に入ってきた女の子が男の子と分かれて、椿の後ろの席に向かって歩いてくる。その様子を不自然なくらいにじっと見つめていたら、彼女と目が合ってしまった。


「おはよう、柚子」


 気付けば椿はそう言っていた。柚子の目が大きく見開かれたのが分かった。おかしかっただろうか。いきなり名前で呼ぶのは失礼? そもそも、どうして彼女の名を呼んでしまったのかも分からない。ただ、口を衝いて出てきた言葉がそれだったのだ。


 柚子はすぐに笑顔になった。嬉しそうに笑う彼女はとても可愛い。椿は、自分が今までにないくらいに晴れやかな気持ちになっていることに気がついた。


「おはよー、椿!」

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