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8 当たり前にフィーリングが無い
どうもどうも。
俺はタカハシユキ。
今日は休暇なので、由紀さんと出かける事にした。
え?いつそんな仲になったって?
ハハハ。いつだろうね?
「そういえば、スタパで新作が出たらしいよ!」
俺はあんまりスタパに行かないから、詳しくないけど、美味しいのは知っている。
「へぇ…」
知り合いから聞いた話ではハロウィンとかのイベントの時、とても変わったものやお洒落なものだったりするらしい。
「抹茶フラペで!」
「ホットコーヒーで。」
この時期にフラペチーノは寒いんじゃないかなと思う。
もう今は秋だ。
桜の葉は全て枯れ落ち、冷たい空気が昼にも吹いている。
「うんまぁ~」
由紀さんはとても満足しているようだし、俺もコーヒーを堪能しているし、まあ秋の寒さも悪くは無いね。
二人とも飲み終わり、店を出る。
「寒っい……」
「…そりゃ、冷たいフラペチーノなんか飲むから…」
彼女は一度クリスマスに飲んで死ぬほど体の震えが止まらなかった事があるらしい。
同じことを繰り返さないで…
「…手も冷たくなってる。」
俺は由紀さんの手に触れる。
ガチで冷たい。
「次は暖かいのにしようね…」
由紀さんの耳は赤くなっていた。
つづく




