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もう一度恋の初心者  作者: 由紀
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2/16

2 高橋由紀登場★

「あ、ユキさん!」


数十分前の友達の会話では語尾に★が常時付いてたのに、なぜ俺の時は通常の会話で終わるんだろう。


「一緒に学食食べる?」


そういえば、自分から言ったこと無いと思って、今回は俺から言ってみる。


由紀さんが尻尾を振っている小動物に見える。


嬉しそうにしてくれるなら、俺も嬉しいけど。


「勿論!」


由紀さんは、うれしそうに言った。


普通に学食を食べて、食堂を出ると、yukiと鉢合わせた。


「お、おつかれー」


「お疲れ様ですー」


「おつかれ。」


「今日は授業が休校になって、この時間に出没できるんだよ。3時限目に昼ご飯を食べるって背徳感があってたまんないね!」


(こんな奴だったかな…?)


と思いながら話を続ける。


「そう。良かったね。」


という言葉しか思いつかないが、多分これが正解の筈だろう。


「俺は、背徳感を味わってくるよ★じゃあね。」


「あ、ああ…」


いつか自分も語尾に★が付かないか不安になる。


俺は言っとくけど、絶対に語尾に★はつけないからね。


由紀さん視点じゃなくて、俺視点なんだから、ネタに走った物語にはしないからね!



つづく

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