ソウルと男
太陽。
まさに男の腕は太陽のようであった。
『お、おい、なんやねん!!それは!!』
『そちらの旅の方も見えるのか?』
『質問の答えになってないぞ!!なんやねんそれは!』金城さんがいつもと違う。
『これは"ソウル"だ、さてそちらの旅の人、ヨルと言ったか、お前のソウルも見せろ』
『!!ヨルお前もできるんか!?すごいなぁ!そりゃあすごいわ!!』
ソウル、なんだそれは、さっきはじめて聞いたんだぞ俺にこの男のような芸当はできない。
飲み場の一発芸じゃないんだぞ。できるわけがない。
『できません』
『でけへんのかい!』
『うーむ、できないと申すか、白々しいですぞ』
『できないものはできません、第一俺はあなたのそのソウル?というものをこの場ではじ………』
そうだ。俺ははじめてソウルを見たはずだ。
本当にはじめてなのか?いや、はじめてのはずだ。
『俺ははじめてそれを見ました。ですのでできません』
『そうか、そうなのか、うーむ』男は腕を組んで考え始める。金城は幼子がビー玉を見つめるようにその男の腕をまじまじと見ている。
『なあそのソウル?っちゅうやつ俺にもできひんのか?』金城はやっぱり犬みたいだ。
『修行というほどではないが、それをすればすぐにでも使えるようになるはずだ』
『うほー!!まじか!!』
『あ、あの、なんで俺がソウルを使えると思ったんでしょうか、お教え願えますか』俺は何故それに見覚えがあったのか、ソウルとはなんなのか知りたかった。




