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豪運 突然金持ちになったんですけど、お金の使い方がよくわかりません。  作者: ノニジュース


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67 霧島、アウターを買う


学園祭も終わり、大学には本格的に冬の季節がやってこようとしていた。


霧島も上着が必要な日が増えてきて、そろそろ冬支度をしないとな。と考えていたところで1つのことに気づいた。



冬用の厚物上着がない。

いや、あることはあるが、高校時代から使っていたものですでにボロボロなのである。


ということで、霧島は阪大が誇るオシャレ番長のひとみに相談した。



「メンズの上着でお勧めってある?」


「メンズは詳しくないけど、モンクレール 着とけば間違いない感はある。」


「なるほど。それでは買いに行きましょう。」


「合点承知」



霧島は、新居が完成し、入居できるようになるまでひとみの家に暮らしている。

ひとみの家は、霧島の家と違って自走式の駐車場があり、そのスペースも各部屋に二台分が確保されている。

ひとみは自分の車を大阪に持ってきていないので当然二台分のスペースがそのまま空いており、ひとみの許可を得て霧島はそこにLX570とi8を駐車している。



スーパーカーは私の車とかぶるからダメだと散々伝えておいたのにどうして買ったのかと、納車後、実際に車を見ると以前の怒りが復活したようだったが、i8を買った理由をもう一度誠心誠意説明し、実際に乗せてみると、まぁ仕方ないねと許してくれた。


そんな2人が今日乗るのはi8である。

行き先は阪急メンズ館だ。


車をいつもの駐車場に置き、歩いて店に入り、エスカレーターでモンクレールの店に向かう。

店に入るといらっしゃいませと店員さんが迎え入れてくれた。


「ね、あきらくんこれどう?」


「もーちょっと着丈長いのがいいなー。

お、これとかどう?」


「この色は似合わないよ」


「そうかぁ。」


2人があーでもないこーでもないと言っていると


「お客様、実は今フランス本国でしか扱ってない商品が来てるんですけど、ご覧になりませんか?」

と、店員さんが勧めてくれた。


2人はその申し出に感謝して店の奥に入っていった。



10分ほどして2人が店を出るときには大きなモンクレールの紙袋を2人が抱えていた。


「買っちゃったね。」


「うん、お揃いで買っちゃった。」


店を出て、帰りがてらいろんな店を冷やかしていると、気になった商品がいくつかあったので全部購入した。


その内訳は

プラダのスイングトップ

ジバンシイのシャツとパンツ

ジミーチュウのクラッチバッグ

フルラの3wayボストンバッグ

バーバリーのシングルロングトレンチコート

グッチのパンツ

である。


荷物が2つ3つになり持てなくなりそうになったところで店員さんが気を利かせてくれ、全て一階のクロークで預かってくれることとなった。

ちなみにひとみはこれ以上に購入している。


「ひとみと買い物行くと、買った量がわからなくなるくらい買ってしまう。」


「ふらっとBMW行って2000万弱の車買う人が言うセリフじゃないよ、それ。」


「すいませんでした。」


霧島はひとみを待たせて、車を取りに行き、店の前に車を回した。

ひとみに連絡すると、二人の店員さんを伴って店の前に出てきて、車に荷物をどんどん積んで行く。

i8は荷物置きがかなり少ないので、ギュウギュウの車内となってしまって、霧島とひとみは笑っていた。


「このあとどこ行く?」


「とりあえず荷物置きに帰ろ?」


「そうだね…」


2人はひとみの家に帰り、荷物を置き、霧島はとりあえず今日買ったプラダのスイングトップを羽織った。ひとみは本日のコーデにトムフォードのサングラスを追加していた。


「せっかくまだ夕方だし、外でかけるモードだからご飯でも食べに行く?」


「いいね!あきらくんセレクトで!」


「任せろ!」


2人はまた車に乗り、また梅田方面に向かった。


「店は決まってるの?」


「もちろん。今日はホテルディナーです。」


「ほう!梅田方面というとウェスティンかな?」


「そこも迷ったけど今日はリッツ!」


「てことは日本料理だね!花筐?」


「ご名答!」


「あそこめっちゃ好き!楽しみ!」


霧島は大学生の会話でもないし大学生の生活でもないなと思いながら腕時計と中村翁に感謝した。


ホテルに着くと何度か通ったので馴染みになったドアマンが迎え入れてくれ、車を預かってくれた。


2人は迷いなく五階の花筐に向かう。


「霧島ですけど、席空いてますか?」


「いらっしゃいませ霧島様、ただいま席をご用意いたしますので少々お待ちください。」


「はい、ありがとうございます。」


「あきらくん予約してなかったの?めずらしいね。」

ひとみがあきらにそう小声で言うので、あきらも小声で

「クレジットカードのステータスで予約なしで入れるんだよ」

と答えた。

するとひとみも

「あ、アメックスのブラックか。」

と納得していた。


程なくして2人が席に案内され、1人30000円のコースを楽しんだ。

会計の際には今日は突然来て無理を言ってしまったので心付けとして1万円程多めに支払い、皆さんで美味しいものでも食べてくださいと伝えておいた。


「あきらくんもそういうことするようになったんだなぁー」


「まぁね、いくらできるからと言っても突然来られたら向こうも迷惑かもしれないし、いろんな人と接するうちにそういうのも覚えたよ」


「成長を間近で見れて嬉しいです。」


「ありがとうございます。」


そんな会話をしながら2人はマンションに帰った。



2019年 1月23日


i8を買ったことに文句を言われるシーンで、購入に対して怒られるシーンは以前に記述済みでしたので修正させていただきました。

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