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かねてより、霧島が訪れたかったホテルとは、嵐山にある、翠嵐というホテルである。


霧島は翠嵐の回し者ではないため、あまり込み入った描写は避けるが、もし霧島が海外からのお客様をもてなすとなればどこに泊まってもらうかと問われれば、まず間違いなくこのホテルに泊まってもらう。

そのようなホテルである。


またレクサスが夏の京都に映えるなぁ



霧島はホテルの駐車場で駐車係に車を預け心からそう思った。


京都に着いた時間的にランチタイムであったため、ホテルのレストランで食事をし、嵐山の絶景を見ながらお抹茶をいただく。




最高かよ…




霧島は心からそう思いつつも、中村さんへの感謝を忘れない。

いつかもっと大きな人間になった時に絶対に恩返しをしようとまた決意を新たにした。


せっかく京都に来たということもあり、霧島は京都を観光することにした。


京都に来たからには鯖寿司でしょ


そう思った霧島は八坂神社の近くにある、鯖寿司の名店に車を走らせた。


運良く京都に訪れた時期が初夏ということもあり、走りの鱧を使った、鱧姿寿司の販売がちょうど開始された頃で、霧島は鱧姿寿司と、鯖姿寿司の二本を購入した。


車に乗り、京都市内を1人で観光したのち、霧島は大阪の自宅に向かって走り出した。


ちなみに、霧島が買ったレクサスLXは真っ白なパールホワイトである。

水垢がつきそうだなと思った霧島は納車前にレクサスに連絡し、車体にコーティングとワックスをかけておいた。

霧島は出来上がりの車体を見て大変満足していた。


京都市内から一時間ほどかけて大阪の自宅近くに戻ると、納車前にギリギリになってやっと見つけ契約した駐車場にレクサスLXを停め、購入した鯖姿寿司と鱧姿寿司を持ち自宅に帰った。



後は家だな…!楽しみすぎる…!!

家に入居したら中村さんを呼んでささやかなパーティをしよう…。さて、中村さん以外に誰を呼ぼうか…。母さんには引っ越しを手伝ってもらうとして…



そんなことを考えながら霧島は自宅で寿司を食い、1日を終えていった。



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