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第十四話 鑑定心眼の能力

 第十四話更新しました!


 やはり、戦闘シーン描くの苦手で全然上手いこと書けませんでした。

 申し訳ありません(*・ω・)*_ _)ペコリ


 それでも自分に出来る精一杯で書かせていただいたので楽しんでいただければ幸いです!


 それでは第十四話、どうぞ!

 鑑定。

 それは神が創り出したスキル…ではなく、この世界でただ一つだけの生命が創り出したスキルである。


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 昔、ある一人の男がいた。

 その男は神が創造のスキルから創り出した「目利き」というスキルを極めた初めての男だった。

 ある時、その男に異変が起こる。

 本来見せてもらわなければ見えないはずのステータス。

 それが見えるようになったのである。

 男は不思議に思い、自分のステータスを確認するとそこには目利きがなくなり、その代わりに「鑑定」というスキルが発現していた。

 その男は鑑定のレベルもMAXまで上げた。

 すると、またもや男に異変が起こる。

 今度は頭が飛んでしまうかのような痛みが舞い込むのと同時に、この世の全ての情報を知ってしまうのだった。

 男はステータスを確認する。

 今度は鑑定が「鑑定心眼」となってユニークスキル欄に追加されていた。

 男はこのスキルの利便性を知ると同時に危険性も知ってしまったのだ。

 このスキルは神が創ったものではない、俺が創った最初で最後の人が創れる奇跡なのだ…と。

 故にこのスキルのことを男は生涯誰にも明かさなかった。


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 つまり、この鑑定心眼というスキルは人が人のまま神を超えるために創られた史上最強のスキルなのである。

 ユニークスキルと言うのもおこがましい。

 これは(ユニーク)を超えた生命(オリジナル)が見せる生命の可能性なのだ。


「鑑定心眼…発動」


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 俺が鑑定心眼を発動すると同時に世界は一変する。

 そこは言うなれば本の世界。

 全てが記されている本が収められている世界。

 常に本には新たな事実が書き写され、更新されていく。

 その本を俺は鑑定する。

 今、この時に必要な情報を得るために。

 過去、現在、そして未来までも。

 必要なものは全て。


「鑑定。対象は、あの野郎(ベヒモス)を倒せるだけの情報について」


 鑑定はすぐにその本から必要な情報を鑑定、そして理解し、統合する。

 結果、俺の中に新しく生まれたスキルがある。


 それこそがやつを倒す切り札。

 最弱()最強(英雄)となるための切り札(ジョーカー)

 その名も


英雄凱旋(ロードオブトリオンフ)


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 俺の中に何かが入り込んでくる感覚がある。

 それは過去の英雄の強さ、今を生きる最強の誇り、そして未来を紡ぐ才能。

 これらを憑依させ、自分のものとする。

 それこそがこの英雄凱旋(ロードオブトリオンフ)のスキルの正体なのだ


「行くぞ、ベヒモス。まずはこの英雄の力を見せてやる!憑依、侍リョーマ!」


「リョーマを憑依させたことにより、刀術Lv10を取得。刀術Lv10を取得したことにより刀神Lv1を取得。刀神Lv1を取得したことにより称号に神の階段を登る者を追加したよ」


 それは鑑定心眼の持つ人格の声。

 どうやら取得したスキル等をアナウンスしてくれているようだ。


「刀がないなら魔力で形作る。刮目せよ、これがリョーマの奥義だ!奥義、百花繚乱!」


 魔力で作られた刀がベヒモスの身体を切り裂いていく。

 さっきまでの硬さが嘘のようだに斬れてゆく。

 遂にはこいつの尻尾を切り裂いた。


「ギャアアァァァァアア!!!!!」


「次はこいつ。賢者ローラン!」


「ローランを憑依させたことにより全属性魔法Lv10を取得。全属性魔法と無属性魔法を統合し新たに魔法(マギア)のスキルを取得。魔法(マギア)を取得したことにより称号に魔法を極めし者の称号を取得したよ」


「消えろ、消滅(バニッシュ)


 この魔法によりベヒモスの身体の一部が消え去る。


 既にベヒモスは見る影も無くなるほど無残な状況にある。

 だがここで油断などするはずもない。

 トドメと言わんばかりに最後に憑依させたのは


「…英雄(ロード)アーサー」


 アーサー王伝説。

 この世界にも地球と同じような伝説が残っており、この世界ではこの人物は実在した。

 そしてこの人物を憑依させた、ということは


「来い、エクスカリバー!」


 目の前に黄金の眩い光を放ちつつもとんでもないオーラを纏う聖剣が現れる。


「アーサーを憑依させたことによりユニークスキル聖剣使いを取得。エクスカリバーを手にしたことにより称号に王の中の王が追加されたよ」


 その時、ベヒモスの方からとんでもない魔力の収束を感じる


「グルルルル…グオオオオオーー!!!!」


 ベヒモスはエクスカリバーの危険を察知したのか正真正銘最後の一撃としてブレスを放った。


「お前は本当に強かった。ありがとう。お前の強さが俺を強くしてくれた。()として最大最高の一撃でお前を沈めてやる」


 俺はエクスカリバーを目の前に構え、魔力を注ぎ込む。

 そしてそれを振りかぶり魔力を解放する。


「聖剣解放」


 黄金の波動がエクスカリバーから放たれ、ブレスを容易く切り裂き、ベヒモスの身体も呑み込んでゆく。


 すべてが終わった時にはそこにはもうベヒモスは跡形もなく消え去っていた。


「…終わった、のか…」


 今までの戦闘の緊迫感、疲労が一気にのしかかってくる。

 そこに更に脅威が去ったことによる安心感も加わり、俺は地面に倒れ伏した。


「ありがとう、鑑定心眼。…今更だが名前を付けておくか。お前の名前は…ミラ。俺に未来を作ってくれたから未来から取ってミラだ」


「どういたしまして!ミラって名前気に入ったよ。後スキルを使いこなしたのはマスターだからこれもマスターの実力だよ」


「そう、か…それじゃ、俺は少し、寝る、わ…限界が来たみたい、なんでな…」


「ちょ、ちょっとマスター!こんな所で寝てたら襲われるよ!」


「すま、ん…」


 俺は身に余る力を使ったことにより身体がボロボロになっていた。

 せっかく危機を乗り越えられたのにここで死ぬのか。

 そう思う俺の目の前に彼女が現れた。


「…ありがと、助けてくれて」


 彼女は俺を背負い、歩き出した。


「情けない、な。女性に背負わせるなんて…」


「いいのよ。助けてもらったんだし。最後あなたの力になれなかったのだからこれくらいさせて」


「すまない…。ちょっと、寝かせてもらって、いいか?」


「ええ、ゆっくりおやすみなさい…英雄(ヒーロー)さん」


 彼女、アイリスの背中に揺られながら俺は思う。

 起きた時にはもう王都に着いていてきっと楽しいことが待ってる。

 そんな予感を抱きながら俺は深い眠りへと誘われるのだった。

ここまで読んで下さりありがとうございました!

 

 最近PVが400超えてきたりしているのを見るとめちゃくちゃ嬉しいです!


 これからもこの作品をよろしくお願いします!


 感想、評価、ブクマ等して頂けると凄く嬉しいです!


 ミス等のご指摘もどしどし受け付けております!


 それではまた次回お会いしましょう!

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