8/8
神酒
時代は現代。
ある中学校に、1人の2年生の女の子がいた。
「ねえねえミキ!」
学校帰りに、彼女の友人が話しかけた。
「前から聞こうと思ってたんだけどさ、どうしてあんたの名前、『酒』っていう字が入っているの?」
「知らないよ〜。」
少女は答えた。
「お神酒の『ミキ』でしょ。お父さんがお酒好きだから、そんな名前付けたんじゃない?」
「うっわ〜、けっこうヒサン!」
「言うな!バカ!」
彼女の名前は、高村神酒
鳳町に住む、どこにでもいるような普通の女の子である。
彼女はその後、大きな事件と運命に巻き込まれていきますが・・・
それはフリーゲーム『君のポケットに届いた手紙 ~ドリームランドへの招待状~』の中で・・・♪
終
次話【夏の雨はキラキラと】