表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界死亡日記(ログ) 異世界では友達なんか作らない  作者: 中村翔
本編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/24

始まりの町ー城の街ーカエサルとエナ時々ナポ

パカラッパカラッ!ヒヒーン!

エナが自宅に着いて真っ先になぽを隠そうとしてやめた。

「なぽの事はいずれバレるし、いっそのこと打ち明けた方がいいよね…?」

ところが家には誰もおらずもぬけの殻だった。

「エイラ?カエサル?」

その時後ろから声をかけられた。

「ナポ?もしかしてエナなの?」

後ろにいたのはエイラだった。少しやつれた様に見えたその顔には薄らと泣き跡が見えた。

「ただいま!一旦帰宅しにきたよ!」

エナが言い終わる前にエイラは抱きしめてきた。

「おかえり…!ほんとうにおかえり…。」

泣いてる母親と2人でしばらく抱きしめ合った。ふと疑問に思う。あんなに暇そうだったカエサルはどこに行ったのだろう?

「あの…エイラ…カエサルはどこ?」

「ああ…カエサルはね、今お城に行ってるんだよ。」

お城?そういえばこの町にはお城がある。そこに行ったという事だろうか。

「心配しなくても、もうじき帰ってくるわ。さあ、夕ご飯にしましょう?」

「やった!エイラの手料理だ〜。」

久々の母の手料理に胸を躍らせる。

最近は色々とありすぎた。ここでのんびりと休息を取るのも忘れてはいけない。

「ただいま」

「カエサル!?わわわ…」

カエサルの突然の帰宅に焦るエナ。

「エナ!と…」

『その赤ん坊は誰だ?』

忘れてた…急いでなぽのことを説明しようとする。

「この子はね、なぽって言って魔族の子供なの。…可愛いんだよ?」

カエサルがなぽの耳を引っ張る。

「んなー!んなー!」

「確かに魔族耳だな。じゃあエナの子供じゃ無いって事だな。」

カエサルが喜んでいる。

「で、ナポのほうは見つかったのか?」

ナポは…そう、見つかりはしたけど話せる状態じゃなかった。それを伝えると、

「そうか…ナポはまだグレているのか…。で?エナはもう家に居ることにしたんだろう?よかったよかった。」

ふとエナは思った。

「ねえ?英雄カエサルの話して?」

カエサルは驚いたが咳払いをして話し始めた。

昔々、カエサルという大層頭の良い青年がおった。カエサルは、竜を倒し英雄となった。

「という伝説だな。」

「端折るな。(でも、来た、見た、勝った。じゃないんだな)他には?」

カエサルは顔を赤らめて聞くんじゃないと言って不貞寝した。

エイラが同じ名前の人の話は恥ずかしいのよ〜と言った。

やはり

「やはり、旅に出ます。」

カエサルが吹き出した。

「まて!なぜそうなる??」

「カエサルには関係ないでしょ!もう寝る!」

エナは自分の部屋に戻った。

「もう寝よう」

『セーブポイントを更新しました。』

『セーブデータ756を呼び出し中…』

『セーブを呼び出しました』

「カエサル王にも困ったものだ。」

「あのお転婆娘に惚れとるだがや。」

「カエサル王の一目惚れか。」

「なにやら交際に条件を付けられたらしいな。」

「なんだ?」

「自分より強くなれ。だそうだ。」

「カエサル王のほうが強いだろう?」

「いや、そうでもないらしい。1対1の決闘で負けたらしい。」

「カエサル王が!?本当か?」

「あくまで噂だ。」

「なーに?男子達またいやらしい話でもしてたの?」

「あっ、エーラだ。やめだやめ。解散。」

「かいさーん。」

「あっ、ちょっと待ってよ。いっちゃった…。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ