王子様は恋慕に落ちて
北原高校演劇部3年、的羽唐都木(まとば からつぐ)は、大会で失敗した「王子様」役を文化祭で披露することになり、苦悩していた。
顧問の赤木は『お前は恋に落ちた心を知らない』と紫煙をくゆらせながら言う。
納得する演技ができずに悩み苦しむ的羽の前に現われたのは、魚の足をもつ青の少女だった。
顧問の赤木は『お前は恋に落ちた心を知らない』と紫煙をくゆらせながら言う。
納得する演技ができずに悩み苦しむ的羽の前に現われたのは、魚の足をもつ青の少女だった。