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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

『金星の狂詩曲』

作者:みぞひろ
舞台は宇宙暦312年、金星を中心とした条約機構軍の支配下にある時代。
条約機構軍の最新鋭艦《シフラン》で起きたのは、民間人と兵士を巻き込んだ突如のクーデター未遂事件だった。

物語の中心にいるのは、天才的ハッカー マリオ・ヘルカッセ と、無鉄砲ながら才気あふれる少女ハッカー セヴン・フォレスト。
彼らはハミルスター・インダストリー社の仲間とともに、正規軍に奪われた艦の制御権をめぐり、熾烈な電脳戦に挑む。

一方、艦内には「最強の戦士」と恐れられた元金星特殊部隊《ヴォルフ》の残党、カルロ・ネルヴォと、かつての上官であり怪物的な殺戮者 レイヴン が再会。
かつて師弟だった二人は、再び殺し合う運命に引き寄せられていく。

さらに、裏では天才科学者 クレア・ラージ が禁断の技術「慣性制御」を完成させようと暗躍。条約機構軍のスパイマスターや伝説の齧り屋《黄蜘蛛》らも交錯し、事態は一艦の叛乱を超え、星間規模の政治闘争へと繋がっていく。

爆破までカウントダウンが進む艦《シフラン》。
艦橋をめぐる攻防、電脳世界での決死のクラック、そして人と人が殺し合う極限の戦闘。
「勝つため」ではなく「生き残るため」の戦いの果て、彼らは歴史に記されぬ事件を生き延び、やがて次なる舞台――新型艦《アストレア》計画へと進む。

これは、 金星の小さな叛乱が、後の大きな歴史の転換点となる物語。
友情と裏切り、理想と欲望、そして生と死の狭間で、それぞれの選択が未来を形づくっていく。

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