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第二話 審判者-ロイド-
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「・・・マスター、新規加入の申し込みが届きました。」
その声は薄暗いオフィスの中に冷たく響き渡った
同時にコピー機が忙しそうに動き出す
ウィーン・・・カシャンカシャン・・・ピピピ
職場のオフィスなら当たり前の音も、ここでは部屋隅々まで行き渡るように静かだ
顔色ひとつ変えずにコピー機に進む音が同じく響く
コツコツとヒールの音が次第に早くなった気がしたが、彼女はいたって冷静に言った
「とても良い人材が手に入りそうですよ、楽しみですね」
To:ジャッジメント新規会員受付係り
From:水沢 蛍
手渡された資料をパラパラとめくりながら不気味な笑顔を浮かべた
ネクタイを緩めて大きく椅子の背もたれに身を任せた彼は力なくつぶやいた
「完璧だ・・・素晴らしいよ・・恐ろしいくらいにね、君は残酷だ」
そこで彼女は無表情で返す
「お褒めの言葉として受け取りします」




