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30.さらに1ヶ月半が経ち···

読んでくださりありがとうございます!

創造神にドーナツを取られてから1ヶ月半の時が経ち、エルフ君の料理レベルが格段に上がっていた。



「エルフ君 今日のスープは何を入れたの?凄く美味しいね!!!」



「普通の材料だぞ?あっそう言えばだしを取る時に臭みが出ないように時間と火加減を気をつけた。」


「多分それかな?すごい美味しい。ことこちゃんも美味しいね?」


「おいしー」ニカッと笑顔。


「ありがとう」照///


今では昼食はエルフ君の担当になり1人で作っている。

だし取りはもちろん、米を炊くのも完璧である。


それにより空いた時間をみずほはことこちゃんと過ごすことができている。


「疲れてない?このあとおやつを一緒に作ろう?」


「大丈夫だよ!何を作るか楽しみだ。」


エルフはみずほの料理の腕前に感服し、師匠である王弟と同じように絶対的な信頼と心のなかで第2の師匠と呼んでいる。


それではこれからことこちゃんをまーちゃんに預けて、新作スイーツ作りをスタートさせます!!!


今日のおやつは冷凍庫に入っていた冷凍焼き芋を使って『スイートポテト』にします!!!


事前に解凍をしていた焼き芋を味見。フフフ

これが1番の楽しみ!味見キタ〜〜!



「エルフ君先に味見をどうぞ。」

ひと切れあ〜んと口の中へ入れてあげると、


「うまっ!!!!!」と叫び声を上げた。


うんうん。そのままの素材なのに甘くて美味しいよね!


私もあむっと一口···「おいひー!!!」ねっとり甘くて、これだけでスイーツ!

これはそのまま皆に食べて欲しい!!!


焼き芋をそのまま食べる用と、スイートポテト用で食べ比べとして準備しよう!



「エルフ君 ここに置いてあるお芋の皮を剥いて中身を取り出してもらってもいいかな?冷凍だったから冷たいと思う···それが終わったらフォークで潰してほしい。」


「は〜い」と返事をしながら調理にかかっている。



私はアルミカップを準備して、オーブンを予熱しておこう!


「出来ました!!!」とエルフ君の元気な声が聞こえた。「もう終わったの?」とみずほは驚いた。


どれどれエルフ君どうかな?

「うわぁ〜完璧!!!濾そうと思ってたけど、これならもう滑らかだから大丈夫そうだね。ここに砂糖とバター、牛乳、卵黄を入れて、、、それでok!!!これを全部一口大くらいの大きさにしてもらっていいかな?」


私は一口大に丸めてもらった芋を小判型にしてアルミカップに詰めていく。


ふぅー1人1個は食べられるかな?


これに卵黄を1つ1つ塗って艶を出す!

出来たものをオーブンへ入れようと持ったとき、


「オーブンへの出し入れは危ないので俺がやります。この前火傷しましたよね?」


「はい。火傷しました。よろしくお願いいたします。」



この前、冷めたと思った天板を触って火傷をした。自分の中では大丈夫だったけど、傷に気づいたエルフ君とまーちゃんに物凄く怒られました。

「自分を大切にしろ」と言われ渋々頷いた。



なぜかみずほは聖魔法が上手くならず、魔法で怪我を治せなかった。今も傷跡がある···

まーちゃんには毎日傷をチェックされ、エルフ君に報告が行くようになっている。


大袈裟だよな〜って思うけど、皆私のためだから受け入れてる。(笑)


聖魔法が上手くなる予定のことこちゃんが、早く使えるようになるといいなあ〜!でも聖魔法が使えるからと言って聖女にはさせたくない。自分でやりたいものを見つけさせたい!!




そろそろ焼けたかな?

顔を覗いてみると、

すかさず「オーブンは触らないでくださいね?」


「はい。」思わず両手を後ろに回す。

怒られたくないので素直に従います!


オーブンの外から確認し、

「焼けたみたい。まだ熱いから、オーブンを開けてミトンで取り出して置いておこう。」


エルフ君がオーブンを開けると部屋中に優しい自然の甘い香りが広がった。


「うわぁ〜早く食べたいね?」


「はい」ぐぅぅ〜。


エルフ君···珍しくお腹がなってる。恥ずかしがっているけど、この匂いは私もお腹が空く。何の飲み物と一緒に合わせると美味しいかな〜と考えていると···



ドタドタドタドタッバタン


タタタタタッドスンッドスンッドスン


階段をものすご速い勢いで駆け上がる足音が聞こえた。

このうるさい足音は誰と誰だろう。(笑)


ちらっとリビングを覗くと、、、

何も言わなくても全員リビングに集合をしている。(笑)

これは早く持っていかないと怒られそう!!!


「エルフ君冷めたかな?焼き芋1切れとスイートポテト1つずつってしっかり伝えてもらってもいいかな?私はお茶を持っていくね。」



「分かりました。」と返事をし、急いでリビングに向かった。


ガチャンッ

「今日のおやつです!1人1つずつなので気をつけて下さい。」



え〜1つじゃ足りないよ・・・少な?



キッチンに誰かの声が聞こえる。(笑)

神獣には足りないかな?

特にカバオくん、こーちゃんは足りないか。(笑)

2人にはこの前作ったイチゴジャムを食パンに塗って持っていこう!



「お待たせしました。お茶とカバオ君とこーちゃんにはこちらをどうぞ。」



「「ありがとう(わん)」」


では皆で『いただきます!!!』



ことこちゃんには焼き芋をあげて、私はスイートポテトを食べてみる。


「スイートポテトうっま〜!!!!!そのまま食べた感じと違うね!!」これにアイスを乗せても美味しそう!!!

考えただけでよだれが···ジュルリ



リビングにいる神獣もそれぞれ食べている。各々感想を言い合っ手ていたが気付いたらデットヒートをしていた。




「美味しいわ」と優雅に味わって食べてくれたのは水蛇ちゃんのティーちゃんだけだった。(笑)



みんな美味しそうで良かった!!



ゆっくり食べてこの後は夕食の準備!


夜は何を作ろうかなー??


焼き芋は『ホクホク?ねっとり?しっとり??』これくらいに分けられるかな〜!


私はしっとり派です!!!冷たいより温かい方が好きです。これからの時期焼き芋は最高ですね!!



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