7話:智惠さんが転職を決意
それに万が一、この話が駄目でも君なら他の銀行でも必ず欲しがるはずだと話した。
「その話を聞いて、そうーね、確かに銀行のノルマはきつい。」
「それに会社には銀行員なんて使い捨てと思っている節も見られるしねと語った。」
「だから応募してみましょうと言うので海津努は、その方が良いと思うよ助言した。」
「わかった本音の所、少し会社に対し不信感もある決めたと言いビールを飲んで床についた。」
翌朝、智惠さんは、すっきりとした感じで目覚めて朝食をとり早速、今日、会社の上司に退社の話をして会社の反応を見てみますと言って元気に出社していった。智惠さんは夜7時半頃に帰って来て、そのすぐ後に海藤努か帰って来た。
「海津は奥さんに、どうだったと聞いた。」
「会社側の反応は意外にクールで強く引き留められる事もなかったと告げた。」
「彼女は、これで腹は、決まったと言い退職しますと宣言した。」
「翌朝は智惠さんは清々しい顔で出社していった。」
「その晩、早めに帰ってきたようで既に夕飯の支度がしてあった。」
「智恵さんは、海藤努が帰ってくると退職願を提出したと報告」
「これで胸のつかえが取れて,すーとしたと言ってビールを空けた。」
「そして転職に乾杯と言ってビールを飲んだ」
「海藤は、久しぶりに、いつもの素敵な智惠さんの笑顔が戻ってきて安心した」
「そのためか、かなりの本数のビールをたいらげて、すぐ寝てしまった」
翌朝、今週の日曜日に、もう一度、あの転職会社の人に一緒に会って下さると聞くので了解した。また同じ場所同じ姿で来ると言い、駅のホームで会い個室のある喫茶店員入り退職したことを報告すると彼が今度の会社に、ご案内しますと言い、2人と喫茶店を出てタクシーで、その転職することになるであろう会社についた。
会社の名前もなく入り口を入って奥のエレベータで上層階に行き廊下を数分歩き、大きな事務所のドアをノックした。すると5-60歳代と思われる白髪の賢そうな紳士が出て来て、ようこそお越し下さいましたと、慇懃に挨拶した。
そして、景色の良い応接室に通されて、ちょっとお待ち下さいと言うと外人の男性と金髪の女性と白髪の紳士の3人が座って自己紹介した。外人さんは米国の人材スカウト会社の日本担当の責任者で女性は秘書さん白髪の日本人は、日本支社長とわかった。
「白髪の紳士が、君は三菱銀行の本店で現在、銀行オンラインシステムのマネージャーですよね。」
「そして金融商品の販売キャンペーンで2回も東京支店賞を受けていますねと語った。」
「旦那さんは・・・と完全に調べているのに驚かされた。」
「智惠さんが、入社したら、どんな仕事をするんですかと聞くとコーディネーターですと答えた。」
「ソフトウエア、ハードウェア、営業管理部、本部の調整役です。」
「つまり、仕事が上手く効率よく運ぶ様に意思疎通をはかる役割ですと言った。」
「収入はいかほどですかと聞くと、すばり1500万円で役職は部長」
「移動には会社の車を運転手つきで使って構いません」
「また、新幹線グリーン車、飛行機はビジネスクラスでOK」
「出張手当は1日1万円で、その外に外勤手当が5千円出ますと告げた」
又、必要ならソフトウェア、ハードウェア技術者に仕事を与える権限も与えますと言った。それを聞いていた海津努は思わず、すごいとうなった。
智惠さんが現在、何人くらいの人を引き抜いたのですかと聞くと、それは、あなたにとって関係ないことですので、お答えできませんと言った。そして、これは契約書ですがサインして下さいと言ったので、ちょっと、お待ち下さいと言い英文で書いたコメントを読んでからにしますので、数分お待ち下さいと、言い、その書類に、じっくりと目を通した。
そして、もう一つ質問させて下さいと智惠さんが言い契約に違反したら即刻くびは、わかりましたが訴訟や損害賠償を求めることがありますと書いてある所を指さして、ここを、もう少し詳しく説明してと言った。
すると白髪の紳士が、さすがですねと言い英語も十分に、ご理解いただいているのですねと言い益々心強いと言った。その後、会社の仕事の遂行を意図的に妨害したり機密情報を流したりすると訴訟や損害賠償を求めることがありますと言う事ですと説明した。海外の企業では当たり前のことですと言った。