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明かされる正体
『なんと、あの六賢人のヒメジとコウ氏らが手を組んでダンジョンを攻略しました!』
新品のテレビが彼らの武勲をたたえるニュースを流すのを聞いた悪田は、かつてないほどにイライラした。
「……ああああああ何なんだよ!!!なんで!なんで!あいつはあんなに賞賛されるんだ!!!吸血鬼などしょせん劣等種でしかないのに!」
悪田はリモコンをテレビに投げつけて新品のディスプレイに早速ヒビを入れた。
「くそ……こうなりゃ俺自身が手を下すまでよ…」
そう言うと彼はふところから黄金の指輪を取り出し、それを指にはめた。
すると、彼の姿は黒子のように変わった。
「まさか俺がこの県のダンジョンクリエイターだとは誰も思うまい。クククッ!」
そう、寄木県のダンジョンクリエイターは彼だったのだ。
「コウの糞野郎!、首を洗って待ってろ!」
そう言って彼はクリエイターの能力で時間の流れをゆっくりにしたのち、学校に残されていたコウの個人情報を頼りに彼の家へと向かっていった。




