第七話 王太子のお茶会?……面倒ですわね
ルーナちゃんのイヤイヤ期は思ったよりも短くて、3歳になる頃にはすっかり治りました。・・・身投げしなくて、良かった・・・。お義母様が必死に留めてくれたおかげですわ。本当に感謝しないと・・・。ちなみにお父様は、ルーナちゃんが生まれた後、とことんお義母様に叱られ、誕生日パーティーくらいには出席してくれるようになりましたわ。・・・ああ、たまに晩餐にもいらして、わたくしからルーナちゃんを奪って行きますわね。
それよりも、わたくし今目の前にあるもので頭を悩ませておりますの。
「王太子と婚約者候補たちのお茶会・・・。面倒ですわね」
王太子殿下は腹黒。わたくしの好みから完全に外れておりますのよ!わたくし、ルーナちゃんと遊びたいのに!
「仕方ありませんわ。わたくしは屋敷から出るのが怖いから、とお断りいたしましょうか。嘘ではございませんし。わたくしがいない間にルーナちゃんに何かあったらわたくし、発狂致しますし」
そうして、わたくしはお義母様と、仕方なくお父様に王太子とその婚約者候補たちのお茶会は欠席すると伝えました。お義母様は
「・・・は?」
お父様は
「うむ。わからぬことではない。許す」
「ちょっとあなた?何言ってるの。これで王家から目をつけられたら・・・」
「大丈夫だ。陛下はこんなことでお怒りになられる方ではない」
と、許してくださいました。
わたくしがルーナちゃんと遊んでいるうちにそのお茶会は終わっていて、終わったのにまた、王家から手紙が来ました。
「・・・王太子と、2人きりの、お茶会?我が家で?断然、却下ですわ」
ルーナちゃんにお目に書かれるほど、王太子殿下は偉くございませんのよ!しかも決定事項ではございませんか!仕方ありません、ルーナちゃんをお義母様にお任せしておきましょう・・・。
王太子、許すまじ!
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