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コンビニは現代社会にしか通用しない!?  作者: 稀


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第二十話 店員の裏での会話はお客様にはお聞かせできない内容を話してます

領主邸執務室


「まずは謝らせてくれ危険な依頼をして申し訳ない」


「気にしないでください兄さん。

商人となったときから命を失う覚悟は出来ていますから。

それに今回の依頼は流石に部下に任せることはできませんからね」


「それではやはり」


「はい。

隣国ノクス王国が攻めてきます」


「はぁ…あのイナゴどもめ!

いい加減無駄だと気づかんのか!」


「それを気づけていたら戦争になんてなりませんからね。

今の国王が即位して五年程ですか。

十年前の敗戦を忘れたのかそれとも今回は秘策があるのか」


「秘策か…あると思うか?」


「今回の戦争は前回の国王主導ではなく軍部の主導という話を聞きました。

なので何かしらの勝算がなければ挑んでは来ないと思います」


「そうかその話も王都へ報告しておこう。

ところでアインツよ何やら見目麗しい女性を連れ帰って来たらしいがセシリーは大丈夫なのか?」


「ハァ…兄上までもそのようなことを。

違います。

彼女は私の命の恩人です。

行く宛がないのでお礼として少々面倒をみようとしているにすぎません」


「間諜の可能性は?」


「ありません。

彼女が間諜だとしてわざわざドラゴンから私を助けて懐に入るなんて博打ありえませんし彼女の身の上話を聞かせてもらいましたが嘘は言っておりませんでした」


「それなら良い。

それと彼女が一人でオークを倒したと聞いたがなぜ彼女に倒させた?

お前ならオークの一匹くらい魔法一撃で倒せるだろうに」


「フフそうですね。

私は商人です。

輝きのある商品や人はもっと磨いてみたくなってしまうんです」


「ほどほどにしておけよ」


「わかっています。

私も彼女との関係を悪くしたくはありませんし彼女はこれからもっと凄い人物になると思います」


「それは商人としての勘か?」


「はい。

何より命の恩人ですので彼女の役に立てることがあるのならば精一杯恩を返すつもりです。

商人の命は金より思いですからね」


「そうかなら私も彼女のことは気に留めておこう」


「そうしてくださると幸いです」


最後まで読んで頂きありがとうございます!

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