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探偵は女子高生と共にやって来る。(感謝150,000PV達成)  作者: 飛鳥 進
第肆拾壱話-港区

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港区-14

「あ、あんた!」


 燐は長四郎を見て驚く。


「迷惑を掛けるんじゃないよ。ったく」


「どうして、ここに?」


「そんなことはどうでもいい。で、どうなんだ?」


 そこはどうでも良くないだろと燐、遊原巡査、明野巡査は思う。


「宴の最中」ボソッと答える佐藤田警部補。


「宴ですか・・・・・・・」


 長四郎もその宴を見る。


「ウワァ~オ!!」長四郎は手で顔を隠すが、その指は開いており光景をマジマジと見る。


「出直しましょうか」


「うん」佐藤田警部補も賛成する。


「突入しよう」燐が言う。


「おい、人の話を聞いていたか?」


「突入あるのみ!!」


 燐は制止する長四郎と遊原巡査を振りほどいて、宴の席へと突入していった。


 そしてすぐに燐の「キャアァァァァァァァァァァァァァァァァ」という悲鳴が聞こえる。


「言わんこっちゃない」


 長四郎が宴の席に向かうとフルチンの男が二人立っていた。


「おいおい」長四郎は天を仰いで視線を逸らす。


「はい、それまで。それまで」


 佐藤田警部補が警察手帳を提示しながら、入ってくる。それに続いて入る部下二人。


「公然わいせつ容疑で現行犯逮捕する」


 遊原巡査と明野巡査は、フルチンズを逮捕する。


「痛い! 痛い!」フルチンズは拘束される手を必死に振りほどこうとするがより締め上げられる。


 長四郎は溝屋を探すが、その姿はなかった。


「逃げ足だけは早いようだな」


「誰に逃げられたの?」燐は説明を求める。


「うん? 令和の鷹」


「は?」


「あ、逃げられちゃったの・・・・・・・」佐藤田警部補はがっくりと肩を落とす。


「え? 何? 何?」


 燐は訳も分からず、長四郎と佐藤田警部補に説明を求め続ける。



「佐藤田さんがどうやって、あいつに行きついたのか。知りたいんですけど」


「それは、俺だって知りたいよ。探偵さんがどうやって辿り着いたのか」


 長四郎は腕時計を見て時間を確認する。


「16時か。飲みに行きますか」


「奢ってくれるの?」


「それは、佐藤田さん持ちということで」


 佐藤田警部補は顔をしかめ、長四郎に続く。


「ちょ、ちょっと! 班長!! コイツらどうするんです!!」


「明野、遊原。取り調べ頼むわ」


「はい?」


 思わず聞き返す遊原巡査と明野巡査の両名。


「と、り、し、ら、べ。よろしくぅ~」


「ラモちゃんもお手伝いしなさい」


 長四郎はそう言い残し、佐藤田警部補と共に飲みに消えていった。

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