2-30 監視塔制圧しました
~~~ ラプラス城:2階 監視塔 ~~~~~~~~~
この部屋を管理していたレイモン所長と助手ハンスは、
侵入してきた突入隊らの手によって手錠を掛けられ、
更には薬を使って眠らされることに。
サララ 「お久しぶりね。フリード。
私が生きててがっかりした?」( ^_^)
フリード「姫が生きていたとは。
アハハハハ。
これはまんまと騙されたわい。
だが全世界はアリーシャが死んだと信じてますぞ。
こうして葬式まで行った。
滑稽ですね。」(^o^ )
サララ 「あら!楽しそうね。
世界へ王女が死んだと伝えられたこと?
これは私の望みだったのよ。
むしろあなたに感謝したいわ。」
フリード「そんな強がりを言っていいのかな?
今更王女と名乗ったところで誰も信用せんぞ。」
サララ 「あなた何か勘違いされてません?
私はあなたと違って権力なんていらないわ。
何度も私を殺そうと頑張ってたみたいだけど。
面と向かって言えば手っ取り早かったのに。
間抜けさんね。」( ^_^)
サララ 「で?この事態をどう説明するき?」
フリード「説明もなにもこちらは何も知らん。
私はメーティスの管理をしてるだけだ。
テロ集団が現れて、レイモンが暴走した
だけだろう。」
サララ 「確かにこの騒ぎはね。
でも、各国へのエネルギ供給だとか。
人口推移やエネルギの利用率だとか
やましい事ない?」
フリード「ある訳ないだろう。
こっちは規則に従って操作してる
だけだからな。」
サララ 「そう言うと思ったわ。
今からあんたを殴りに行くから
そこで待ってなさい。」
フリード「そう簡単に行くかな?
城の中は、あなたの思い通りに
いかないと思いますよ。」
通信が切れる。
サララは振り向くと。
突入隊の6名がサララに向かって膝まづいていた。
サララ「どうしたの?」(;^^)
班長 「これまでの数々のご無礼。
謝罪いたします。」
突入隊の6名は、フリード氏との会話を通じて
目の前の少女がアリーシャ王女だということを
認識したのである。
サララ「ヤダ―。そういうの止めてよ。
恥ずかしい。
誤解してるみたいだけど、
私は王女ではありませんよ。」( >_<)
班長 「ですがそう言われても。」
サララ「王女は死んだの。
私はどこにでもいる10代の女子です。」
班長 「誠に申し訳ありませんが、
今の会話を聞いてしまった以上
それはできません。」
サララ「んーん。面倒くさい人達ね。
じゃ、1つだけお願いがあります。
ここでの会話を他の人にしないこと!
それは出来る?」
班長 「もちろんで御座います。
たとえ、このような話をしたところで
だれも信じないでしょう。」
サララ「確かにそうだね。」(;^^)
サララ「私は管理室行くから。
みんなはここを守ってて!」
班長 「大変危険であります。
姫はここに居てくだされ。
我々が制圧に向かいます。」
サララ「正直言って途中で全滅しますよ。
ここを知り尽くした私が行くべきだと思います。」
班長 「確かにおっしゃる通りかと。
であれば、微力ながらお供致します。」
他5名「我々も付いていきます。」
サララ「何を言ってもダメそうね。
この先は、私の指示に従うと
言うなら付いて来ていいけど。」
班長 「了解しました。
ここからは全員、姫のご指示に
従うことをお約束致します。」
班長 「ニールス。」
ニールス「は!」
班長 「お前は、ここの操作が扱える。ここに残れ!
この部屋の警備とこいつら2人の監視を頼む。
あとフィジ国軍による城への侵入も防いで欲しい。」
ニールス「了解しました。お任せを。」
班長 「残りは姫殿を護衛をする。
命に代えてもこの御方を守る。いいか?」
全員 「は!」
サララ>>ミューミュー?
ミュー>>何かあった?
サララ>>監視塔を取り返したよ。
これからフリードを殴りに行って来る。
それまでミューミューはそこで待ってて。
ミュー>>ごめんね。
少し休んだらすくに追い掛けるから。
サララ>>ここまで来たら私1人で大丈夫。
全て終わったら私ら会いに行くから。
お願いだから無茶はしないで
おとなしくしてて。
ミュー>>それはこっちの台詞だよ。
無茶するのはサララでしょ。
ヤバそうだったら私を呼んでよ。
サララ>>分かった。約束する。
1人の兵がフリードに銃口を向ける。
班長「やめろ。殺したいのはオレも同じだ。
冷静になれ!こいつらは重要な証人だ。
殺してはならん。」
「くっそ!」っと言って銃の安全バーをロックし、
銃を肩に掛ける。
サララ「じゃあ、行くわよ!」
~~~ ラプラス城:門付近 ~~~~~~~~~
城の周辺は先ほどまで激しい銃撃戦があったのかと
感じさせない静けさに満ちている。
無数に点在するレグたち。
オブジェと思わせるように微動だにせず留まっている。
先ほどの戦いを見てしまうと、また動き出すのではと
毛が気でない。
監視塔との連絡が途絶え、城の周囲を警備していた
300名ほどのフィジ国兵が姿を現し、
銃を構えて正門へと集結する。
警備兵「ライト殿。」
ライトの背後から銃口を向けたフィジ国兵が声を掛ける。
警備兵「銃を捨てて両手を上げろ!」
ライト「どういうつもりだ。」
警備兵「ここに居る者も全員手を両手を上げろ。
さもないと射殺する。」
一般人の傷の手当てをしているライト配下の兵に
対しても同じことを指示した。
ライト「お前ら!指示に従え。」
同じフィジ国兵だというのになぜ銃を向けられなければ
ならないのか疑問に思う。
ライト含め4名しか残っていない兵は、銃を投げ捨て
両手を上げる。
警備兵「お前たちは反逆罪の罪が掛かっている。
おとなしく軍施設まで付いて来てもらいたい。」
ライト「同士に銃を向けるとは正気か?」
警備兵「我々も戦うことは避けたい。
おとなしくしてれば何もしない。
申し開きがあるなら軍法裁判で主張せよ。」
ライト「国家反逆罪の者が軍法裁判で何を主張しても
無視するだろう。」
警備兵「我々の立場もご理解頂きたい。
怪我人は我々が対処する。」
ライトの側で横たわっている少女に目が行く。
少女は、眠っているように見える。
警備兵「こんな少女だったのか。
最初に行動を起こしたテロの1人だな。
こいつもいっしょに連れて行く。」
ライト「連れて行くのはいいが。
もう少し待った方がいい。
これから何が起こるか分からない。
この少女が何とかしてくれる気がする。」
警備兵「正気か?
この子供に何ができるというのだ。
逃がすつもりだな。」
門の外からウイングの4体が現れた。
フィジ国のウイングではない。
そのあとに続いて、見たこともない兵が列を
なして続いている。
しかも銃を構えいるではないか。
中央に立つ1人の男がウイングの拡声器を使って
語り出す。
サモス「我々は多国籍軍だ。
全員、銃を捨て手を上げろ!」
アストロ軍とサイ軍の連合軍である。
一般市民がレグから攻撃を受けたと通報があり、
サモスが軍を動かしたのだ。




