第1話-3 “洗い流し”
GM:では、“洗い流し”のシーンに入ります。
アリア:はーい、作戦開始かな?
GM:恒例の作戦があります。
GM:参加者は”洗い流し隊”と呼ばれます。
参加者をレベル帯で分け、駆け出し(1~4Lv)中堅(5~8Lv) 熟練(9Lv~) でそれぞれパーティを作り、それらを熟練パーティが束ねて誘導し、森を線で潰しながら面を制圧するのです。
“洗い流し”の流れ
1.ベテラン冒険者が先行し、魔物の出そうな場所に各PTを誘導
2.魔物と戦闘
3.十分間の休憩
4.イベント発生
5.1へ戻る。
GM:そして、君たちは中堅パーティに分類される。
アリア:なるほど~。
にんじん:休憩十分か~。
GM:薬草を使える時間だね。
GM:では、描写をします。
ゴン:お願いします。
GM:ルーフェリア近郊の緑は濃い。
GM:エルリュート湖へと至る小川の群は、豊富なミネラルを山から森へと浸潤させるからだ。
GM:森を前にして、今回の“洗い流し隊長”である大司教バトエルデン=エラーが皆に向き、声を上げる。
GM:バトエルデン「此度は良く集まってくれた。ルーフェリアの安寧は諸君らの奮闘にかかっている。武功を期待する。それでは第七十二回“洗い流し”を行う。各班、配置に付くように」
にんじん:「さぁみんな! オイラとリビの村のために頑張るがよい!」
アリア:すっごくわくわくした顔してるよ!
ゴン:七十二回って結構やってる(笑)。
GM:恒例なのです。少しして、神殿から派遣される担当神官が君たちに挨拶するね。お助けNPC。
アリア:おぉ、回復はお任せだね!
アンバー:知り合い?
GM:ユーリス「こんにちわ。私が皆様の担当の……あら?」
にんじん:ユーリスか(笑)。
アンバー:GM! 神殿関係でアンバーは彼女を知ってる? ※ユーリス初登場時死んでた。
GM:ユーリス「アンバーさん御機嫌よう。今日は冒険者として参加でしたのね」
GM:アンバーは知っているよ。彼女は神殿でもちょっと特殊なポジションで、聖女扱いされてる。
アンバー:そうなんだ。「ユーリスさん、先日ぶりですね。私はこちらからの方がお役に立てるので」
アンバー:(肩にバトルアックスをかつぐエルフ)
にんじん:武器がデカイ(笑)。
ゴン:最近のエルフの流行だよね。筋肉エルフ。
アンバー:YES。
GM:国のトップがお手本だもんな(笑)。続けるよ?
GM:ユーリス「アンバーさんが前線に立ってくれるのでしたら、安心して回復に専念できますわ。それと、こちらの方がいつもお話にあがります、お姉様ですの?」
アンバー:「任せて下さい。あ、はい。こちらが私の双子の姉のアデュラリアです」
アリア:「アリアって呼んでね、宜しく!」
GM:ユーリア「よろしくお願いします、アリア様」
アリア:ユーリスさん年上かしら。
GM:人間っぽいのでエルフよりは年下でしょう。見た目十八歳とかそれくらい。
アリア:ほいほい。
GM:今日は神官服ではなく、金属鎧を着こんでいる。
GM:ユーリス「今回は私、データを持たないお助けNPCとしてこのセッション中に十回まで【キュアハート】を使いますわ。威力30+魔力9ですの。他の魔法は、ちょっと私は魔物に不慣れでして、びびり入りますので使えませんの。隠れてこっそり魔法を使いますわ。ですから、戦闘エリアに配置されませんの。守る必要はありませんのことよ。ええ、そういうレギュレーションですのよ? あ、魔晶石を頂ければ、5点ごとに使用回数が増えますわ」
にんじん:(爆笑)
アンバー:メタ発言やめろ!(笑)。
GM:とまあ、ユーリスの回復回数は誰か管理してください。
GM:拡大数はもってます。二倍拡大したら、二回消費ってことで。
にんじん:んじゃ、私が。
アリア:「まっかせて、あたしとギベオン(銃の名前)がいれば回復する間もなく一掃しちゃうから!」
GM:ユーリス「まあ、お話の通り快活な方ですのね! 頼もしいですわ」
GM:とまあ、始めよう。
GM:君たちは“怯えるバジリスクの森”を進むパーティ群の左翼を担っている。
GM:中央に駆け出し、右翼に熟練を配置し、いざというときは駆け出しをフォローできる体制だ。
GM:木に付けられた、先行したレンジャーのサインがもうすぐ接敵であることを示している。
アリア:後衛だから、にんじんちゃんと並んで歩くのかな?ウキウキしてそう。
GM:というわけで、聞き耳判定をしてください。
GM:レンジャーorスカウト+知力。
アンバー:平目だ。
GM:なお、目標値は3です。
にんじん:(笑)。
GM:全員成功したね? 君たちは、森の中でこんな声を聞くよ!
GM:「ぼ~がぼがぼがぼがっぼがー」「「ぼ~がぼがぼがぼがっぼがー」」
「ぼがっぼがっ♪」「「ぼがっぼがっ♪」」
アリア:ぼが!?
にんじん:「この聞き慣れない発音は……!」
アリア:「何だか楽しそうな感じだなぁ」
GM:あ、汎用蛮族語です。翻訳すると元ネタ的に下品なのでアウト。
アンバー:汎用蛮族わかっちゃうわぁ。
にんじん:にんじんは聞き取れなーい。
アリア:アリアもわかっちゃう。でもきっとノリが可愛いなぁで回避。
GM:ええ、ベレー帽かぶった軍曹っぽいのを先頭に部下と一緒に陽気に歌いながらランニングしています。
GM:「ぼがぼが! ぼがぼ! ぼがが! ぼがぼがぼーが!!(ふざけるな! 大声だせ! タマ落としたか!)」「「ぼーが!(イエッサー!)」」
GM:魔物知識判定どぞ。
にんじん:ひらめ。
アンバー:(ころころ)14。
アリア:(ころころ)21!
GM:では、弱点まで抜きました。
GM:あれは、ボガード系の上位種、ボガードサージェントとボガードトルーパー×2です。
ボガード
やや引き締まった体つきの、人間大の蛮族。
交戦的で残忍な性格で、殺すこと破壊することに生きがいを感じる。
人間のみならずゴブリンやレッドキャップも奴隷にする。
その上位種にトルーパーやコマンダーがいる。
サージェントはボガードコマンダー8Lvのデータを7Lvに落としたもの。
GM:あ。サージェントは《カウンター》持ち。トルーパーは《連続攻撃》持ちだから、気をつけてね!
ゴン:連続攻撃きらいー。
GM:では、向こうも君たちを発見します。
GM:サージェント「ぼーがぼがっ! ぼが! ぼがぼが!!(野郎ども! 見ろ! 72時間振りの食糧だ!!)」
トルーパーズ「「ぼっがー!!(ひゃっはー!!)」」
アリア:割と食べてなかった!(笑)
ゴン:飢餓状態じゃねーか。
GM:植えた獣は恐ろしいのです。
アリア:「お肉が食べられないならケーキを食べればいいじゃない!」
GM:サージェント「ぼが!(まずは、あのアントワネットからだ!)」
GM:トルーパー「ボガ!(革命だあ!)」
アリア:「でもあたしは革命家の方かなドッチかって言うと!」
にんじん:「未知の言語だが、蛮族だな? さぁ、冒険者達の力、見せて貰おう!」
ゴン:「オープン、コンバットでち!」
GM:では、先制判定。こっちは13。
にんじん:【イニシアチブブースト】B使って+1。(ころころ)おっと6ゾロ。自動成功にはならないけど、取ったね。
GM:では、そちらの先行です。
にんじん:では、1ラウンド目の配置です。
GM:簡易戦闘ルールなので、誰が前線エリアか後方エリアか宣言してください。
にんじん:前線エリアに配置した場合、1ラウンド目は通常移動扱いです。魔法使えない。
アンバー:了解。
アリア:アリアと にんじんちゃん が後衛、あとは前衛かな。
GM:あ、こっちは三体とも前線だから。
にんじん:んじゃ、にんじん から行きます。
ゴン:どうぞどうぞ。
アリア:どうぞ~。
にんじん:まずは《連続賦術》で。三匹ともに、【パラミス】と【ミラージュデイズ】の B を振る舞う!
GM:行使判定は一回振り。《連続賦術》なら二回振ってください。雑魚はエニー7(サイコロを振らず7が出たものとして扱う)にします。
にんじん:緑Bカードと白Bカードを三枚ずつ消費で(ころころ)【パラミス】22(ころころ)【ミラージュ】23。うむ。
GM:抵抗できません(笑)。フルにかかりました。
にんじん:6ラウンドの間回避-1と、このラウンドの間命中-2です。
GM:しょ、しょうち(もう、だめだ)
アンバー:(笑)。
にんじん:連続攻撃は一回目避けたら二回目はキャンセルなので避けてね。
アンバー:わかりました。
ゴン:全身金属鎧に避けろとか、無茶を言う……(笑)。
にんじん:それから、《ファストアクション》。
GM:FAきたー!
にんじん:もう一回カード行こうかな。また敵全員に、【アーマーラスト】と【クラッシュファング】Bランク。
GM:うわあ(笑)。
GM:トルーパー「ぼが!(ぐ、軍曹、力が抜けていきます!!)」
GM:サージェント「ぼがあ! ぼがぼが! ぼっがあ!(がたがた言う前にケツの穴を引き締めろ! 魔晶石のクソをひねり出せ! さもないとクソ地獄だ! !)」
アンバー:(笑)。
にんじん:(ころころ)(ころころ)18と19!
アリア:すごおい。
GM:どっちも抵抗抜いた。
にんじん:攻撃力と防護点、それぞれ-1です。継続時間は6ラウンド。
にんじん:終わり!
ゴン:この戦闘だけでいくら使うつもりなのだろうか……。
アンバー:先に、アリアに範囲やってもらおうず。
ゴン:だね。
アリア:先に範囲したら前の二人巻き込まない?
GM:巻き込むよ。
アンバー:だっけか。
アリア:ありゃ。じゃあ範囲は駄目か~。
GM:ぶっちゃけ、先行だったら、全員後方にしておけば、できた。
ゴン:次からそうするでち!
アンバー:うむ。
アリア:それじゃあ次行くよ~。
GM:カモン。
アリア:補助動作で【ソリッドバレット】使おう~。
GM:ほい。
アリア:「さぁ行くよ。あたしのギベオン!」 トルーパーAに攻撃~。
GM:トルーパーAね。カモン。こっち回避12しかないっす。
アリア:(ころころ)21かな?命中。
GM:あたり。
GM:あと、すっかり忘れてたけど、こいつらの弱点は土属性ダメージ+3。
アリア:お、弱点属性あったんだね次はそうしようかな。
GM:ごめん。言ってりゃ【エフェクトバレット】だったね。
アリア:ううん大丈夫!最初は【ソリッド】でやろうって思ってた!
アリア:じゃあ、(ころころ)26ダメで「いっけー!」
にんじん:一気に瀕死だーw
GM:A「」 ボロボロです。
アリア:喋れない!(笑)。
アンバー:オレらって移動した後なにできる?
GM:エンハンス。戦闘特技宣言。殴る。
ゴン:瀕死を倒していいかい?
GM:《魔力撃》は使える。
アンバー:《マルチアクション》は?
にんじん:通常移動扱い&乱戦済み、以外はいつもと同じ。
GM:通常移動後なので《マルチアクション》しても魔法が使えない。
アンバー:了解。
ゴン:ボクから動いていいでちか?
GM:カモン。
アンバー:じゃあ、先にゴン。雑魚をよろ。
ゴン:練技でビートルスキンを宣言。防御+2。
GM:うわあ、防御力上がった(笑)。
ゴン:技能で《かばう》宣言、対象アンバー。んで、Aを殴る。(ころころ)18であたりのダメージ16点。
GM:【アーマースラスト】までかかってるから死亡。
GM:A「」断末魔も上げられない。
にんじん:ぐちゃっ。
アリア:「ゴンくん凄い!」 でも目がキラキラ。
ゴン:こんなもんでち! とはいえ、前の二人に比べると貧弱すぎるでち……。
GM:では、アンバーの番。
アンバー:わかりました。補助動作で盾をしまって、両手もちして、Bに《魔力撃》で攻撃。命中は19!
GM:パラミスで回避11しかないんだよねーあたり。
アンバー:(ころころ)出目3。ダメージは20点。
GM:おや? 生き残った。
アンバー:出目が酷す……。
にんじん:1ラウンド後攻です。
GM:では、トルーパーBの行動。
GM:B「ぼっがあ! ぼがぼっがあ!(そこの鉄の塊! 俺は知ってるぜ!)」
GM:B「ぼがぼがぼぼぼがががああああ(《かばう》の弱点ってやつをよおおおお)」
GM:トルーパーは全力攻撃でアンバーを攻撃。《かばう》により自動命中。ピンゾロ判定 (ころころ)6ゾロ……。なんという無駄な出目……。
ゴン:「とりあえず守るでち」
GM:ダメージが(ころころ)ペナルティ込みで15点。
ゴン:《かばう》は自動命中だけど、命中判定するの?とちょっと疑問。
GM:ファンブルで外すからね
ゴン:なるほど。あとダメージ20以下は弾くよ。
…………え。20?
ゴン:うん。
にんじん:(笑)。
GM:……2発め。命中がペナ込みで12。対象はゴン。
ゴン:「…こいやぁーでち!」
ゴン:回避が(ころころ)17。出目いいなぁ。
GM:B「早い!?」
ゴン:「遅い遅いスロォーリィー!!でち」
GM:では、サージェントの番。
GM:軍曹「ぼがぼがあ!(何をやっているばか者!)」 とアンバーに攻撃。
ゴン:よーけーてー。
GM:その前に【キャッツアイ】【ビートルスキン】【マッスルベアー】【デーモンフィンガー】【ジャイアントアーム】宣言。あと《全力攻撃》。
ゴン:多いー!?
にんじん:軍曹は強い(笑)。
アリア:おぉ、なにその強そうな宣言。
GM:もろもろ込みで命中は19。
アリア:「アン君も頑張るんだぞー!」
アンバー:【ケンタウロスレッグ】使用。
にんじん:補助動作は自分の手番かな?
アンバー:あ、だめだっけか。じゃあ17。
GM:あたりだね。(淡々と)死ね。
アンバー:(笑)。
ゴン:不穏(笑)。
GM:(ころころ)。
アリア:わあい。出目大きい。
GM:26てーん。
にんじん:でかい(笑)。
アンバー:9減らして、17ダメージです。
GM:で、こちらの手番は終了です。
GM:ユーリス「アンバーさん、大丈夫ですの?」
アンバー:はい、まだ大丈夫です。
GM:ではPCターン。にんじん からかな?
にんじん:わかりました。サージェントに【ミラージュデイズ】をかけ直すよ。《カウンター》の成功率を下げる。
GM:OK。
GM:Bランク?
にんじん:白B消費で達成値は20。
GM:かかった。
にんじん:今回は終わり。
GM:つぎー。
ゴン:アリアどぞー。
アリア:どうしよう、先に動いてダメージ深い方倒しちゃう?
GM:Bはアリアだったら一撃圏内だね。
ゴン:Bいっちゃえー。
アリア:はーい。
ゴン:「足りなければ殴って○すでち」
アリア:「アン君いじめたなー!」Bいくよ~。
GM:カモン。【エフェクトバレット】?
アリア:補助動作で【エフェクトバレット】。土属性つけるよ! 命中判定~ (ころころ)達成値20!
GM:あたり。
アリア:「とどめさしちゃうぜーい!」 ダメージは(ころころ)27点!
GM:パキューン。トルーパーの首から上が吹き飛んだ(笑)。
アリア:ぐろ!
ゴン:ダメ高いなぁ。
にんじん:しかも防護点無視(笑)。 つよー。
アリア:「ふっふー、どうみた?あたしの腕前!」
GM:ユーリス「お見事ですわ!」
にんじん:「エルフにしては、なかなかやるな (震え声)」
アリア:「ありがとう!(Vサイン)」
GM:では次どうぞ。
ゴン:じゃあ最後の軍曹に。
ゴン:アンバーに《かばう》宣言してからのー。殴り!
ゴン:命中 (ころころ)20。
GM:高いなー。サージェントは《カウンター》。(ころころ)21で殴り返す。
にんじん:命中高いなっ
GM:ダメージは23点。
ゴン:よし、3点受けた。痛いね?
にんじん:(笑)。
GM:どや、《全力攻撃》のおかげで抜けたんやで(笑)。次はアンバーかな。
アンバー:【ケンタ】【デーモン】【ジャイアン】。魔晶石3つ使用。
GM:ぱりんぱりんぱりーん(笑)。
アンバー:残り魔晶石41個
ゴン:おおい!?
アンバー:《マルチアクション》で【キュアウーンズ】。
GM:自己再生したー。発動と回復量よろ
アンバー:発動して8点回復。殴ります。(ころころ)命中19。
GM:あたってる。
アンバー:ダメージが(ころころ)また出目3かよ(笑)。
GM:またか(笑)。
アンバー:16ダメ。
GM:10点はいった。では、こっちのターン。
GM:サージェントは練技は、≪練体の極意≫により、すべて残っている。
ゴン:「かもーん(へいへい」
GM:で、《全力攻撃》ぱんち。アンバー狙って《かばう》発動のゴンさん行き。(ころころ)ピンゾロではない。
ゴン:「指一本触れさせはせんぞぉー」
GM:ダメージが(ころころ)21。
ゴン:うん。
ゴン:…うん。
にんじん:ダメージ1点(笑)。
ゴン:鎧と防具習熟のあわせ技ー(笑)。
アリア:2万の鎧は伊達じゃない!
GM:ぐふっ。では、コールドで。君たちは軍曹をシバキ倒した!!
ゴン:「ぐんそう は きょうてき でしたね」
にんじん:カットかい(笑)。
アリア:コールドゲーム!
ゴン:まぁダメ入らないとねぇ。やっててダルイだけだから。と、原因が申しております。
アリア:「あたしにかかれば此れ位なんともなかった。」胸張ってるよ!
GM:とまあ、おのおの1ラウンド分くらいMP減らしといて。
ゴン:あいさー
にんじん:「それにしても、異変の起きた動物たちだけかと思いきや、、、蛮族まで隠れ住んでいたとは」
アリア:じゃあMP1と銃弾1発くらい消費かな?
アンバー:MPで回復ー。(ころころ)回復魔法って回る?
にんじん:回らない。
アンバー:わかりました。全快。
にんじん:というか MPもったいないからNPCに回復して貰ってよかったのに(笑)。
アリア:そういえばユーリスさんがいた。
アンバー:いや、なんか回数制限あるって聞くと、もったいないなって(笑)。
GM:ユーリス「回復はいりませんのこと?」
アンバー:「今回は強敵ではありませんでしたから、次はお願いします」 とフォロー。
GM:10分しか休憩ないので、一人一回戦利品剥ぐか薬草を使えます。このタイミングでの魔法回復に時間制限はなしで。
にんじん:魔香草あるから、オイラが剥いでる間、レンジャーのゴンさんはMP減ってる人に使って挙げて。
ゴン:誰を回復して欲しいでち?
にんじん:アンバーじゃない?
ゴン:「あーアンバーさん、凝ってますねー」 とモミモミ。MP9点回復。
アンバー:あ”ーいいわー。
GM:なお、これ、多幸感の出る匂いの薬草です……。
アリア:怪しい薬草だ!(笑)。
にんじん:危○ドラッグ!(笑)。
GM:さて、イベント入ります。
アリア:おぉ!
「ああ、これは皆様おつかれさまです」
小柄で痩せてて細めで笑みを浮かべた人間の商人が揉み手をしながらやってくる。
GM:彼はラクダを連れて従軍しており、薬品や魔晶石などを扱っている。
アリア:行商人さんだ。
アンバー:なる、売り買いできんのか。
GM:商人「街道の”洗い流し”おつかれさまです。私、フェイダンを行商しておりますチキロナという者です。以後、お見知りおきを。」
アリア:「お疲れ様!」 何故か敬礼。
アンバー:「これはこれはお疲れ様です」 と、たぶん俺は何回か参加してるから知ってるのかな。
GM:知ってるね。いつも参加しており。従軍しているのに一切被害を受けない謎の行商人だ。
アリア:謎のNPCバリアーだね!
GM:チキロナ「皆様、見事な戦いぶりでした! ルーフェリアの安全は皆様に守られているのだと、私感銘を受けました! ああ、そうそう、珍しい魔晶石が手に入りましたので、どうぞお近づきの印にお一つ」
GM:とまあ、みんなに“透明な魔晶石”をくれる。魔晶石としては5点ものを一人三つ。
にんじん:6000Gぽんとくれたぜ。
アリア:「わあ…何これ綺麗!」食い入るように見つめてるよ。
GM:チキロナ「珍しいでしょう? このたびの洗い流しのために特別に仕入れたものにございます」
GM:通常の魔晶石は紫色をしているが、これは水晶のように透明で、中央がぼんやりと光っている。
アリア:見識判定! 達成値は14!
GM:とりあえず、魔晶石。でも普通のとは違う感じ。
アリア:「綺麗だなぁ、使うの勿体無いね!」
GM:チキナロ「お気に召されましたら、私の行商店舗でぜひ、お買い求めくださいませ」
アンバー:「これはこれは、ありがとうございます」 不思議に思いつつ受け取る。
GM:チキロナ「さて、大司教様に目通り叶えばと思いましたが、そうも言っていられないようですな。それでは、私は失礼いたします」 と森へ消える。
アンバー:怪しすぎるNPC(笑)。
にんじん:(笑)。
アリア:「~♪ まったね!」 透明さんを嬉しそうに見つめてる。
ゴン:「この魔晶石…どこかで、うっ 頭が痛いでち」 とかフラグを立ててみよう。
GM:じゃあ、ゴンは頭が痛くなった(笑)。
アリア:透明な魔晶石って感じで所持欄に描いておけばいいのかな。
GM:そうしてください。では、洗い流し再開です。
森の中を彼らは行く。
人の手が入らぬ剥き出しの自然は、容易く探索者の体力を奪う。
しかし、彼らは冒険者。
望んで危険を冒す者達。
その経験と力を持って、自然に潜む罠を制圧して行く。
GM:探索を再開してしばらくしたころ、危険感知判定をしてください。
ゴン:レンジャー!(ころころ)13だ。
にんじん:[第六感]! 20!
アリア:うさちゃん第六感!
GM:これだからタビットってやつは!
にんじん:みみがピクっとなる。
GM:では、二人は気が付きます。足元から危険が!というか変なツタが!
アリア:相変わらず透明な魔晶石を愛でてるよ! 「アクセにしたいなぁ」(平目で失敗)
ゴン:「アテンション! 足元!」
アリア:「ってえぇ? 何々??」
にんじん:「うぉぁ!」
アンバー:「なにっ」
ゴン:と、踏んづけるとマズそうなのでバックステッポォ!
にんじん:えーと不意打ち回避かな? 「このツタ、動くぞ!」
GM:キシャー!!っと足元のツタが鞭のようにしなる。だが、君たちの危険感知能力はそれを見抜き、不意打ちを回避した。
アリア:「何これ危ないじゃない!」
GM:そのツタに呼応するように、のっしのっしと 赤く大きな花びらをもつ植物が立ちはだかる。
GM:魔物知識判定をやって。
にんじん:絡み武器……うぅ。
アリア:強そう(確信)
アンバー:(ころころ)13。
アリア:(ころころ)出目7+セージと知識+10+帽子で1=18。
GM:OK 赤い花のほうはブラッティーペタル5Lv。部位:花の数は(ころ)7個。
GM:ツタのほうはビックアーチャー。6レベル。
アリア:あ、ツタと花は別なんだね。
GM:あと、弱点は両方とも炎ダメージ+3です。それでは、先制判定どうぞ。
にんじん:先制判定いきまーす。(ころころ)14だけど……。
GM:あ、PCが先制とった。
にんじん:あ、よかった。
ゴン:部位があるってことは、封鎖できない?
GM:先行を取ればできます。取られてたら、
にんじん:花が7個かー。
GM:では配置をどうぞ。
アンバー:全員後衛。
GM:来るのか、グレネードぶっぱ。こっちは、ビックアーチャーが後ろ。ペタルが前。では、どうぞ。
アリア:ぶっぱ! 最初する?
にんじん:(データを見つつ)毒が怖いな、これ……!
アンバー:先に にんじん じゃなくて?
にんじん:魔法への支援はできない。
アンバー:なる。
にんじん:まぁ先やるよ。
アリア:お、じゃあお先にどうぞ~。
にんじん:では《連続賦術》で……何部位あるって?
GM:ペタルが八部位。アーチャーが一部位。
アンバー:燃やして数減らしてからでいいんじゃね?(笑)。
にんじん:そうかもしれない(笑)。
GM:ぶっぱからのが良いでしょう。
にんじん:ごめん、アリアが先に動いて(笑)。
アリア:はいはーい。
アリア:【エフェクトウェポン】はぶっぱにもつく?
GM:付かないー。
アリア:命中上げてぐれねーど?
GM:じつは、【タゲサ】は魔法の【グレネ】に利かないのです。
アリア:そうなんだ! じゃあ普通に【グレネード】~。
にんじん:【グレネード】は行使判定なので、マギテック技能Lv+知力ボーナスで。
GM:魔法は回避されないかわりに、抵抗判定をやって抵抗されたらダメージ半減になります。
アリア:ほいほい。達成値は17?
GM:抵抗全部抜きました。威力30で振ってください。
にんじん:まわれーっ。
GM:雑魚だから一回振りでいいや。
アリア:(ころころ)。
GM:弱点込みで26点だね。
アリア:おぉーどっかーん。
アリア:「あたしの凄く格好良い一撃プレゼント!」
GM:って、七つある花は燃え尽きた! 胴体が半分残っているだけだ(爆笑)
にんじん:ぎりぎり落ちた? よっしゃー!
アンバー:おお! 「さすが姉さんです」
ゴン:「火力すごいですね」
アリア:「凄いでしょ!」 胸張ってえへん。
GM:ユーリス「お見事ですわ!」
GM:では、他の人ー。
にんじん:はーい。
GM:前衛一部位、後ろ一部位しかない……。
にんじん:軽くでいいかしら。《連続賦術》で。
GM:鷹の目ないんで、賦術使える相手は前衛だけだね。
にんじん:おお、前だけか。【クラファン】【パラミス】(ころころ……)。《ファストアクション》で【ミラージュ】【アーマーラスト】Bを一つずつ(ころころ……)。
GM:(達成値を計算して)全部かかったYO。
にんじん:回避、攻撃力、防護点-1、命中-2 ね。
GM:これは酷い。さて、ゴンさんとアンバー。
ゴン:あ、先にアンバーお願い。
GM:アンバから動かないと、《かばえ》ないね。
ゴン:でちでち。
アンバー:わかりました。移動して胴体の方に《魔力撃》。今は盾有りです。
GM:回避11しかないんで、ごりごり当ててください。
アンバー:(ころころ)出目3……。
GM:なんか3ばっか振ってねえ?
アリア:3が出る呪い。
ゴン:出目が振るわないねぇ。
GM:その達成値なら当たってるけど。ダメージカモン。
アンバー:(ころころ)。
GM:3が2個……。
アンバー:22てーん。
GM:21点きた。もうふらふら。
ゴン:前進、【ビートルスキン】《かばう》宣言かーらーのー、(ころころ)18と言って殴る。あたりだね。ダメージは15点。うん、低いね!
GM:でも、ぷちっとペタルは潰れた。
GM:さて、悲しいお知らせです。
GM:ビッグアーチャーさんの最大ダメージは20。……この意味がわかるか?
にんじん:(爆笑)
ゴン:お、おう……。
アリア:世知辛い世の中(笑)。
ゴン:鷹の目あればワンチャン。
GM:コールドです。MPの消費もいりません。後衛が戦闘離脱して、《魔力撃》&《かば》えば完封ですので。
アンバー:わかりました。
GM:PCは勝利した。
にんじん:カードの意味がなかった(笑)。
ゴン:「しょくしゅ は きょうてき でしたね」
にんじん:グレネードでとどめ刺せなかったら大変だっただろうけど。
アリア:「あたし大活躍! 褒めて! 褒めて!」
ユーリス:「アリア様お見事です!」
GM:さて、イベントです
にんじん:また怪しい人来る?
GM:いえ。そろそろ日が傾いてくる頃です。
アリア:「おっ。今日もロマンの星が見えるかな?」
GM:ユーリス「ごらんなさって。今日も『竜刃星』が見えますわ」
にんじん:「む、今日は森の中で野営か? ……竜刃星?」
GM:ユーリスが指差すのは、空を断つ彗星だ。
にんじん:「流れ星か。そういえば最近は空を眺める機会がとんとなかった。」
アンバー:「(占いを思い出し)凶兆、ですか……」
アリア:「あった! あたしのロマン!」 指さして喜ぶよ!
GM:ユーリス「アリアさま。あの星にご興味があるんですの?」
アリア:「あの星綺麗じゃない? 皆は凶星だって言うけど……あたしにはあれにロマン感じるんだ。占い師さんもそう言ってた!」 難聴。
GM:そうするとユーリスは首をかしげて「占い師様が? おかしいですわね?」
GM:ユーリス「噂によると、あれは三千年に一度訪れる禍つ星といわれております。占い師の方々は揃って禍の前触れであると告げていますの」
アリア:「三千年に一度!? それって凄いじゃない、あたしってその三千年に一度のチャンスを見てるんだね!」 聞いちゃいいない。ぽじてぃぶ。
GM:ユーリス「そういわれると、たしかにロマンがありますわね♪」
にんじん:「そのエルフはぽじてぃぶだな(笑)」
アンバー:「まぁ、まっすぐに前向きなのは姉さんの数少ない長所ですので」
アリア:「アン君が褒めてくれた!」
にんじん:「しかし、禍か……。そういえば、村の周辺の動物たちに異変が起こっているのも、その禍なのだろうか……」
GM:ユーリス「にんじん様、その可能性は確かにありますの。実は、今回の洗い流しも、国内の不安払拭の為に行われている面がありますの」
GM:とまあ、そんな感じに探索を続けていると、危険感知をしてください。
ゴン:レンジャー!13!
にんじん:!?
GM:14以上で気が付く。
アリア:あ、そうか危険探知は平目か。
ゴン:気付かないー。
アリア:「ふふー、やっぱりあの星はあたしを冒険に連れてってくれるんだ!」気付かずにロマンにどっぷり。
にんじん:(ころころ)気が付いた。
GM:なにやら、霧がたち始めている
にんじん:「む、気をつけろ、視界が……」
GM:んで、気が付いたニンジンは見識判定してください。
にんじん:(ころころ)21。
GM:OK 2段階の目標値を両方抜いた。
GM:これは普通の霧ではない。禍々しさがある瘴気で魔力を帯びている。この中で長時間いるのは危険だ。
アンバー:「これは、また禍々しい……」
にんじん:「この霧、自然のものではない。危険だ!」 どっちから流れてきてるか分かる?
GM:進行方向からだね。
アリア:「ん? えっ何々にんじんちゃん、もやもやしたの危険なの? むしろいつからこんなに…?」
にんじん:「どうする? 長時間でなければ霧も大丈夫なようだが……!」
GM:そして、その方向から「敵襲!」という先行レンジャーの警告が聞こえる。そして、妙な声が聞こえる。
「ぼ……が……だっむだ…」「「ぼ……が……だっむだ…」」
ルーフェリアに、災厄が降り立った。
……ええ、災厄ですよ?