↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/3

第三章 ゆなの決断

ゆなも流石に悠介を止める。

「上から幽霊のうめき声みたいなのが聞こえるけど大丈夫?」

ゆながそう言うと、悠介はげんなり降りてきた。

「安心して。私がかわりに行ってあげる!

もし大丈夫だったら報告しに来るよ!」

 悠介は、

「ショボいことでもいいから、絶対報告しに来いよ!」

と、念を押したら、納得した表情で頷いた。 ゆなは一瞬暗い顔をして、小さな声でボソッとつぶやいていつもの表情にもどった。

…見間違いかな。

ゆなに「無理しなくて良いよ」と、伝えたかったが、どうもこの雰囲気を壊せなくて、私は結局言いたかったことを伝えることができなかった。

とうとう十一時になった時。

ゆなは階段の近くでしゃがんだ。

「みんな、行ってくるね〜。」

そんなことを言い残して、ゆなは階段をゆっくりと駆け上がり始めた。

「えっ、行かないほうがいいんじゃ…」哀ちゃんが止めるも、

「多分、大丈夫」

と、ゆなが言う。

 その表情は、いつもと違って真剣だった。「でも!絶対じゃないし…」

哀ちゃんは何度もゆなを止める。

でもゆなは、

「大丈夫!無事に帰って来るよ!

じゃあ、こんどこそバイビー!」

と言って話を聞かなかった。

上がろうとするゆなの手を掴むけど、すぐにゆなはその手を振り払って駆け上がって行ってしまった。

 でも、その後ゆなは、十分待っても帰ってこなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。