五話:今後の方針
他の投稿している方々がうますぎる......
うーん、どうしよう。
最初からめんどくさい感じに悩んでいる理由は、住む場所だ。
今は冬休みだが、学校が始まればきちんとした家が必要だろう。っていうか、すぐにでも必要だ。
お金との兼ね合いもあるし、冒険者としての仕事で学校生活がどうなるか、というのもある。
で、一番困ってるのはそんな後がない状況のくせになんかワクワクしてる自分自身だ。
まあ、しょーがない。こういうのは、ワクワクするものなのだ。
とりあえず、月イチで確実に取れる金額は確かめないとな。
考えながら、ギルドへの帰り道を歩く。ちなみに、月光はつけていない。中山さんが言っていたことが気になるからだ。
先輩の言うことは素直に聞くに限る。ところで、月一で確実に取れる金額とは、薬草採取の報酬のことだ。
一応100本近く取ったから、3000円前後かな?毎月やるとして、これじゃあ節約しても食費3日分にもならない。
しかも、節約したとして毎日コンビニのおにぎりやカップ麺なんて体に悪いことこの上ない。
一応、一般的な料理はできる。家での家事担当はオレだった。嫌だったけど。
そんな考え事をしつつ、ギルドの正面扉を開ける。やはり、人はいない。もしかしたら中山さんに会える……とか淡い期待を抱いてしまった。
まあ、もしまた会っても話す事はないだろう。強くなったら関わりができるかもしれないが、SSランクどころか、一個下のSランクですらものすごい強さだ。
Sランクの依頼は……有名なのは、ワイバーンの討伐とかもあったらしい。
ワイバーンが弱いイメージを持っているなら今すぐ直したほうがいい。亜種といえど龍は龍、基礎ステータス換算すると35000前後だとか。
基礎ステータスというのは、レベルが2になるとステータス画面に現れるらしい。見たことは無い。あらゆる冒険者にとって、ステータスというのは個人情報の一種だ。強さなど、見られれば一発でバレる。
「依頼はどうでしたか?」
「薬草、たくさんありましたよ」
そう言って、取ってきた薬草をカウンターに出す。いくらになるかな?
「確認しました。全部で113本です。状態がかなり良好でしたので、少しおまけして……3500円といったところでしょうか」
「ありがとうございます」
「お支払いは現金かギルドカード、どちらにしますか?」
「カードでお願いします」
今現金を渡されても、しまうところがない。カードであれば、キャッシュカードのように使えるし持ち運びも簡単だ。
「では、ギルドカードをお渡しください」
そう言われ、オレはポケットに入れていた銀色のカードをお姉さんに渡す。お姉さんは、変な機械にカードを差し込んで何かを入力し、
カードを返してくれた。それを見ると、残高のところに3500と記入されていた。
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名前:天宮 宙
年齢:15歳
冒険者ランク:E
ジョブ:魔法使い
中核:月の加護
残高:3500円
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「ありがとうございます。ところで、武器のようなものが買えるお店はありますか?」
「ありますよ。これが地図です。しかし、今は夜中の1時過ぎのため、あと5時間は待たないと開かないでしょう」
「では、そこに座っていてもいいですか?」
「構いませんよ。では」
そういって、お姉さんは奥に引っ込む。オレは、椅子に座って今後のことを考えることにする。
まず、武器屋を最初に聞いたのは、もちろん武器を買うためだ。家より先に武器なのは、ただいまオレが絶賛金欠中だからだ。
全財産が3500円とか、マジで笑えない。家なんて選択肢、最初から存在しないのだ。対して、武器なら、低級の魔物にしか歯が通らないぐらいのやつだとまあなんとか買えないこともないと思う。薬草の依頼は月イチでしか受けられないし、後はほとんどが討伐依頼。
武器なしでは、ここからは1円たりとも稼げない………まあ、加護と個人の実力と運にもよるが。少なくとも、オレには無理だ。
まあ、今後の方針はこんな感じでいいか。
「ふぁ〜〜〜〜〜」
おっと、思わずあくびが出てしまった。6時まで仮眠をとるか。おやすみ。
はい、3、2、1、・・・流石に無理。
明日は平日なので朝6時に投稿します。




