三十六話:入学
最初の人と、説明してる人は別です。
「さて、これから、入学式を執り行うわけだが、その前にまずおめでとうと言っておこう。
この学校は世界でも有数の若手冒険者育成機関だ。受けられる待遇も良いものだ。
しかし、ここで満足せず、さらなる高みを目指して頑張ってくれ」
その前に、がなげぇよ。
そんな感じで、入学式が始まった。
「まず、この学校の説明をさせていただきます。
この学校のクラスはS、A、B、C、D、Eと6つあり、Sが最上位です。
ちなみに、卒業時点でいたクラスランクと同じ冒険者ランクが与えられます」
おーつまり、トップで卒業すれば3年でSランクは確定と。ま、トップなんて夢物語だけどね。
「クラスは、毎月の最終日に変わります。上のクラスに行く方法は、ポイントを貯めることです。
細かい話は、後で各担任から説明があるでしょう」
なるほど。で、他は?
「この学校は、中央島と呼ばれる真ん中の島にあります。島の北側には、Eランクの洞窟型ダンジョンがあります。
ゴブリン、スライムなどといった最下級の魔物しか出てこないので、最初はそこで経験を積むと良いでしょう。
そして、この島の周りには、東西南北4つの小島があります。
それぞれ、東:Aランク、西:Cランク、南:Dランク、北:Bランクです。自分の実力にあったものに行くように」
無理は禁物。その通り。そしてこの感じ。まさにファンタジー。
正直、すっげぇ楽しみ。
「では、最初のクラス分けを行います。
申し訳ありませんが、最初のみSランクは推薦枠の生徒が無条件で入れるように決まっています。
一般枠の生徒はAランクスタートがトップとなりますね。
それでは、名前を呼ばれたら前に出てきてください」
お、初期Sランク確定。マジか。
そしてこれ、ハリー・◯ッターのやつかな?帽子かな?帽子なのかな?
「浅賀さん」
アイウエオ順ですね。理解した。
で、帽子は?
「では、この水晶玉に人差し指で軽く触れてください。
これは魔道具で、触れたものの基礎ステータス上3つと加護を表示します。
それをもとに、クラス分けをするのです」
あ、帽子じゃないのね。
ていうか、上3つって攻撃、防御、魔法でしょ?速度特化、結構やばいかも……。
「素晴らしい数値です! Aランク!!
…では、あちらのAクラスの席に」
最初からAかよ。数値、見せてほしいな〜。でも、個人情報だからな〜〜。
と、いうことが繰り返されまして。
だんだん暇になってきたぞ?
今何人目だ? 70超えたあたりから数えてないわ……。
「渡辺さん」
あ、そろそろ終わるな。わより後の名字って多分ないもん。
「Bランク!」
この人も上位クラス。今年は豊作なのか?
「これで全員の測定が終了しました。クラスごとに席が分かれているはずなので、席の前にいる教師についていってください」
ハリー・◯ッター……。
教師が監督生に変わったらもう完全にアウト……。
作者はハリーポッター好きですよ。
実は英語版を読もうとチャレンジしてる。




