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リアルゲーム  作者: ありんこ
一章:速度だけのチート
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2/100

一話:月の加護

でもテンプレ気味になっちゃう......

チッチッチと公園に備え付けられた時計の針が動く。

0:00分まで後10分を切った。

暇だし、自己紹介の練習でもするか。


「オレは天宮 宙(あまみや そら)、15歳。スキルをゲットしたので、冒険者になりにきました」


こんな感じでいいか。キラキラ云々は気にしたら負けだ。

名前は親が決めるものなんだから仕方ない。まあ、親は生まれたすぐ後からいないのだが。

オレを預かっていた叔父達曰く、オレが生まれたすぐ後に父と母は事故ったらしい。

感傷はない。顔すら覚えていないのだから。まあ、あえて言うことがあるとするのならばなぜか叔父達にすごく嫌われていたせいでかなり生活が酷かったということか。

例えるなら最初の頃のハリー・◯ッターだろうか。あれを読んだときは共感で泣いた。

もちろん他の要素もサイコーだった。ちなみに、本も買ってもらえなかったから、読んだのは学校の図書室だ。

おかげで読むのがだいぶ早くなった。


っと、話がだいぶ逸れたが、冒険者というものは魔物を倒したり、ダンジョンを攻略したりしてお金を稼ぐ一種の職業だ。15歳からなることが出来る。なぜ15歳からと言うと人は15歳でステータスを授かるからだ。

正確に言うと、15歳になって初めて迎える1月5日の0:00分に、頭の中にアナウンスがなり、

そこで加護というものをゲットできるらしい。

加護は人それぞれで、その加護によってその人の基本的な強さが決まってくるらしい。

だから、ここでどんな加護を獲得できるかで、今後のその人の人生が決まるといっても過言ではないだろう。

まあ、世の中には冒険者以外にもたくさんの職業があるんだが。

ちなみに、加護以外にも固有スキルというものもある。

固有スキルとは、ステータスを授かった時に最初に所有しているスキルで、普通のスキルよりも強力なものが多い。

まあ、これはオレには関係のない話だろう。なぜなら、固有スキルを授かる確率はとても低く、当たらないのが当たり前レベルのものだからだ。


まあ、加護や固有スキルで話(考え)がずれたが、ここまで言ったら、皆さんも察したことだろう。

今は1月4日の夜だ。もっというなら11:58PM。

叔父曰く、


「後は勝手に冒険者にでもなって生きていけ。せいぜいいい加護を当てることだな(笑)」


「ちょっとおとーさん、こいつなんかにいい加護が当たるわけないでしょーww」


だ、そうで、めでたく追い出されましたよ。笑い方のバリエーションが豊富なことで。

ちなみに下のむかつく台詞を放つやつは叔父の娘、つまりオレにとってのいとこ?はとこ?だ。

オレと同じ15歳。ひじょーうにむかつくやつで、いつか見返してやりたい。だが、悔しいことに冒険者は実力主義。ここでいい加護が当たらなければ、見返すどころかオレはこのままのたれ死ぬだろう。

そんなことを考えていたオレの頭の中に、アナウンスのようなものが鳴り響く。0時がきたようだ。


《0時です。あなたの加護は、月の加護、に決定いたしました。ステータス、と唱えるとステータスが表示されます》


月の加護?聞いたことないな。まさか、はずれ?いや、とにかく、


「ステータス!」


オレがそう唱えると、目の前に黄色い透明な板のようなものが現れる。

そこには、こう書かれていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天宮 宙 15歳

レベル:1

HP:100/100

MP:10/10


ジョブ:魔法使いLv.1

加護:月の加護

取得スキル:なし

固有スキル:反射

称号:なし


スキルポイント:1

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今日は二話目も投稿します。

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