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リアルゲーム  作者: ありんこ
六章:クランバトル
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100/100

閑話:イベントに向けて

「お兄ちゃん、そろそろじゃない?」


「そうだな。あのアイテムも入手したし、時期も完璧だ。あのイベントを起こそう」


以前のテレビのある部屋で双子はコントローラーを握ったままそう会話を交える。

すでに必要なアイテム(・・・・)は揃った。これでイベントを起こせば、ストーリーは先に進む。

二人がやっているのは、アクションRPGのようなゲームだ。

様々な結末とストーリーが用意されており、キャラクターを操作してそこにたどり着く。

5年ほど前から、二人はこのゲームの虜だった。


「じゃあ、イベントを起こすぞ」


兄の手がコントローラーを操作し、キャラクター同士の会話を発生させる。

起こるイベントは、トーナメントバトルのようなものだ。5人で1チームとし、勝ち抜き戦を行っていく。


「結局、何位を目標とするの?」


「2位か3位だな。1位だと慢心や油断などといった裏パラメータによって破滅のストーリーに巻き込まれる。

下位でも良くない。理想はさっき言った通りだが、無理でも5位までに入れたいか」


「ふーん。私は、1位でもいいと思うけどねー。そこら辺はここまでの積み上げによって変わるんじゃない?」


「やめておけ。このゲームにはセーブもやり直しもない。安定をとるのが一番だ」


「まぁいいけど。なら、あの女にも話を通しておかないとね」


「そこは俺がやっておく。あとはーーイベントがうまく進むかどうかだ」



100話です!

ここまで見て頂き、本当にありがとうございます!


今後も頑張りますので、よろしくお願いします。

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