神様とイーブイとの対話
「神様、ポケモンGO やっていると聞きましたよ」
「まあな。イーブイ、お前は捕まってしまったようだな」
「はい、実は、神様と同じスマホに住んでいるんです。よろしく。」
「楽しいかね」
「はい。僕は、まだ小さいので、あまり、出番がないのですが、シャワーズ兄さんは、何度もジムバトルに参加したり、ポケコインをゲットしたり、大活躍なんです。早く、僕も、そうなりたいな」
「お前は、CPも小さいのう。CPの大きいイーブイもたくさんいるようだから、お前は、アメに変えられてしまうかもしれないぞ。」
「そうなったら、そうでも構いません。アメになっても、他のイーブイの強化や進化の力になるので、決して無駄になったわけではありませんから。」
「捕まってしまって、自由がなくなってしまったかな。」
「いやいや。捕まえてもらって、喜んでいるんですよ。僕が、シャワーズ兄さんにみたい活躍できるかは、未定ですけど、捕まえてもらえないと、進化も強化も、ジムバトルでの戦いもできないんですよ。」
「そうじゃの」
「捕まえてもらえないと、CPも上がることもできないし、何もやることがないんです、ただただ、あちらこちらに出現する程度しかできないんです。全く、つまらないじゃありませんか」
「何だか、そのセリフ、最近どこかで、聞いたような、言ったような気がするなぁ」
「捕まえてもらった方が、絶対楽しい人生が待っているんです。でも、ゲームの性格上、簡単に捕まっちゃいけなんです。できるだけ、逃げるふりをしないと、次に出してもらえなくなってしまうかもしれないので、できるだけ、逃げるようにしているんだけで、ゲームの性格上、ちゃんと捕まるようになっているんです。このスマホの中だって、初めは、モンスターボールだったのが、スーパーボールになって、ハイパーボールになって、捕まえるボールもどんどん強化されるので、どうやっても、捕まるようにできているんだけどね。」
「そうだね」
「問題がちょっとあるんです。イーブイの進化のためには、アメが25個必要なので、イーブイを進化させるために、たくさんのアメになってくれるイーブイが必要なんだ。進化のためにはアメが必要だから。そのため、生存競争が厳しいポケモンなんだ。生き残るが大変だ。でも、シャワーズ兄さんやサンダース兄さん、ブースター兄さんのように、なるのを夢を見ているんだ」
「お前が、何かに進化して、活躍するのを祈っているよ。進化すると、他のポケモンになってしまうので、今のお前が、どれになってしまうか、わからなくなってしまうかもしれないがの」




