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社長
「アニキ、これからどうするんだ?乗り込んで失敗でした〜じゃあの叶海とかいうマヌケ野郎にも笑われちまうよ」
殺芽が溜め息を吐きながら文句を垂れる。
「とりあえず叶海、場末、アリサの三人と合流して作戦を立て直す」
斬咲がそう告げると、後方から「斬咲くん!」と呼ぶ声が聞こえた。
「…社長?」
そこには黒いワゴン車から顔と右腕を突き出した社長がいた。
予期せぬ遭遇に斬咲も動揺する。
「君と連絡がつかないからGPS情報を追っていたら本部に辿り着いてね、本部は危険だと忠告しに来たのだが…もう事は終わったのか?」
「いえ、アホートニクと名乗る男に俺も、妹の殺芽も敗北して逃げ出して来ました」
「そうか…命があって何よりだ…」
社長はほっと胸を撫で下ろす。
「それより、今場末くんから連絡があった。どうやら叶海くんのマンションが本部から攻撃を受けたらしい。君達としても彼らとは合流したいだろうし、送るから車に乗りたまえ」
「お言葉に甘えて…」
斬咲と殺芽は車に乗り、叶海宅へと向かった。




