第四部 人生の続きは、明日も続く 365日目まで、笑って、怒って、恋をして。
261日 新しい手帳
新しい
手帳を開き
夢を書く
去年の反省
今年も書いてる
262日 初夢
初夢に
億万長者
現れた
目覚めて財布
いつもの景色
263日 初詣
神社にて
願いを込めて
手を合わせ
恋も仕事も
どうぞよろしく
264日 おみくじ
おみくじは
大吉引いて
大喜び
恋の運勢
まだ準備中
265日 仕事のメール
休日に
仕事のメール
見てしまう
開かなければ
幸せだった
266日 朝寝坊
寝過ごして
慌てて支度
飛び出せば
靴下の色が
左右で違う
267日 自炊
自炊する
意気込みだけは
一人前
完成したのは
焦げた野菜炒め
268日 宅配便
荷物来る
待っていたのは
通販品
頼んだ記憶は
三日前にあり
269日 推し活
推しの顔
見れば疲れも
吹き飛んで
課金の数字に
我に返る
270日 同僚の退職
辞めるのと
聞いて驚く
同僚に
本音を言えば
私も迷う
271日 転職サイト
求人を
眺めるだけで
夜が更ける
今より良い職場
どこにあるのか
272日 資格取得
勉強を
始めた夜に
眠くなる
参考書だけが
新品のまま
273日 雨の日の靴
お気に入り
靴を濡らして
泣きたくて
天気予報を
信じたはずが
274日 友人の励まし
大丈夫
友の言葉に
救われる
持つべきものは
笑える友よ
275日 佐藤さんの言葉
無理せずに
頑張ってるねと
声かける
そんな一言
ずっと覚えてる
276日 恋人との喧嘩
言いすぎた
ごめんの言葉
出せなくて
意地を張るほど
遠くなる距離
277日 仲直り
ごめんねと
笑って言えた
帰り道
仲直りにも
春風が吹く
278日 休日の昼
昼ご飯
何を食べよう
迷ううち
お腹が空いて
決められません
279日 体重計
乗らぬまま
過ごした日々の
積み重ね
数字を見たら
現実が来た
280日 貯金通帳
少しずつ
増えた数字に
ほっとする
使わぬ努力も
なかなか大変
281日 母から電話
元気かと
母の声聞き
ほっとする
いくつになっても
子供のままだ
282日 父の健康
無理するな
父の言葉に
胸熱く
私もあなたを
心配してる
283日 職場の仲間
愚痴を言い
一緒に笑える
仲間たち
会社の中にも
宝物あり
284日 休日出勤
休日に
会社の時計
見つめれば
私の自由は
どこへ行ったか
285日 新しい趣味
何かしよう
そう思い立ち
本を買う
読んだページは
最初の三枚
286日 季節の花
道端の
小さな花に
足を止め
忙しい日々を
少し忘れる
287日 誕生日
三十歳
また一つ歳を
重ねても
笑える自分で
いたいと思う
288日 年齢の悩み
三十路とは
若さと大人の
境界線
どちらの服も
似合うと思う
289日 健康第一
健康が
一番大事と
知る夜に
夜更かしをして
反省している
290日 会社の評価
評価より
ありがとうの
一言が
私の心に
長く残るね
291日 小さな幸せ
道端で
猫に出会えば
笑顔咲く
今日の幸せ
それだけでよい
292日 買い物失敗
安いから
買った服など
着ないまま
安物買いの
私の歴史
293日 恋人との休日
二人して
何もせずとも
楽しくて
こんな時間が
続けばいいな
294日 旅行の夢
海を見て
山にも登り
星を見て
いつか二人で
旅をしたいな
295日 仕事の達成感
終わったと
資料を閉じる
その瞬間
久しぶりだね
私の達成感
296日 上司の謝罪
すまないと
課長が言った
その日には
空から何か
降るかと思う
297日 後輩の成長
できました
後輩の声に
笑顔咲く
教えたことが
実を結ぶ春
298日 友人の悩み
泣きながら
話す友達
抱きしめる
悩みの半分
持って帰ろう
299日 自分への拍手
今日もまた
よく頑張った
私だと
鏡の中へ
拍手を送る
300日 三百日目
三百日
書き続けたね
和歌日記
不満も恋も
私の財産
301日 朝の光
朝日差す
カーテン開けて
深呼吸
昨日の失敗
今日は持ち越さぬ
302日 満員電車
押されても
踏まれてもなお
立ち上がる
通勤戦士
今日も出陣
303日 ランチの楽しみ
昼休み
好きな定食
選ぶ幸せ
午後の仕事も
これで乗り切る
304日 残業の帰り
夜空には
星がきれいに
光ってる
私の帰宅は
まだまだ遠い
305日 SNS疲れ
誰かとの
比較ばかりを
やめてみる
私の幸せ
私が決める
306日 休日の朝
目覚ましを
止めて二度寝の
幸せよ
休日だけは
時間を止めて
307日 手料理
母の味
思い出しつつ
煮物する
少し違うが
愛情はある
308日 掃除の日
部屋の中
きれいにすれば
気分晴れ
心の隅も
掃除したいね
309日 友との再会
久しぶり
会えば昔に
戻るよう
時間の壁も
笑顔で越える
310日 秋の夕暮れ
夕暮れに
赤く染まった
空を見て
明日も生きよう
そう思うなり
311日 新しい挑戦
やってみる
その一歩こそ
大切だ
失敗しても
歌にすればよい
312日 仕事の悩み
辞めたいと
思う夜には
思い出す
頑張った日々の
自分の笑顔
313日 恋の記念日
初めての
出会いを思う
帰り道
あの日の笑顔
今も宝物
314日 冬の訪れ
風冷たく
マフラー巻いて
歩き出す
心の中に
温もりを持つ
315日 クリスマス準備
飾り付け
小さな部屋に
灯をともす
大きな幸せ
ここにあるかな
316日 仕事納めの前日
あと一日
そう思うだけで
力出る
休みの予定は
まだ未定だけど
317日 年末の反省
反省を
書き出してみる
ノートには
反省ばかりで
ページが足りぬ
318日 新しい服
新しい
服を着て行く
街の中
誰も気づかぬ
それでも嬉しい
319日 大切な人
何気ない
会話の中に
愛がある
特別じゃない
日々が愛しい
320日 仕事の誇り
小さくも
誰かの役に
立てたなら
今日の仕事に
意味があったね
321日 自分らしさ
誰かには
なれない私
それでいい
不器用なまま
歩いてゆこう
322日 笑顔
笑うこと
忘れたくない
忙しく
心の余裕
大事にしよう
323日 冬のカフェ
温かい
コーヒー飲んで
窓を見る
小さな休息
大切にする
324日 母への贈り物
ありがとう
言葉にできず
花を買う
母の笑顔が
一番の宝
325日 父への電話
寒いから
体に気をつけ
父に言う
返事の声が
少しうれしい
326日 年末の買い物
買い物で
財布が軽く
なるけれど
家族の笑顔
それがうれしい
327日 来年の夢
来年は
旅にも出たい
資格取り
貯金も増やし
恋も深めたい
328日 今年の恋
恋をして
知った気持ちが
たくさんある
嬉しい涙も
切ない涙も
329日 今年の仕事
働いて
悩んで迷い
進んできた
私なりにも
よくやったよね
330日 友への感謝
いつだって
話を聞いて
くれる友
あなたのおかげ
今日も笑える
331日 冬の星空
星空に
願いを込めて
目を閉じる
明日の私に
幸あれと祈る
332日 年末の休日
何もせず
過ごす時間が
好きになる
大人になって
知った贅沢
333日 忘れ物
大事な日
鍵を忘れて
家に戻る
私の記憶は
休暇に入った
334日 笑い納め
一年の
失敗話を
笑い合う
笑い飛ばせば
宝物になる
335日 年末の街
街中に
年の瀬告げる
鐘の音
急がず焦らず
歩いて帰ろう
336日 大掃除再び
掃除して
昔の写真
見つけたら
片付けそっちのけ
思い出巡り
337日 今年の買い物
買いすぎた
服と化粧品
振り返り
来年こそは
節約します
338日 冬の料理
鍋を囲み
湯気の向こうに
笑顔咲く
何よりうれしい
温かな夜
339日 恋人との未来
これからも
一緒に笑って
いられたら
そんな願いを
胸にしまった
340日 自分へのご褒美
頑張った
一年分の
ご褒美に
少し高めの
ケーキを買った
341日 新年の準備
新しい
年を迎える
準備する
今年の不満は
今年でおしまい
342日 今年の反省
怒った日
泣いた日もまた
思い出に
無駄な一日
なかったと思う
343日 仕事仲間
一緒にね
働く仲間に
ありがとう
明日もどうぞ
よろしくお願いします
344日 年末の夜
静かな夜
今年の自分を
褒めてみる
よく頑張った
本当によくね
345日 大晦日の前
あと少し
今年のページ
閉じるとき
新しい夢が
胸に芽生える
346日 新しい年への願い
来年は
もっと自分を
好きになる
誰かと比べず
自分を大切に
347日 人生の選択
迷ったら
心の声を
聞いてみる
正解なんて
歩いて見つける
348日 未来の自分
一年後
どんな私に
なっている
今の私が
道を作ってる
349日 笑顔の力
笑顔には
不思議な力
あるものね
誰かの心も
明るくできる
350日 三百五十日目
三百五十
日記を重ね
ここまで来た
書いた言葉は
私の人生
351日 小さな夢
大きな夢
なくてもいいと
思う夜
明日の朝に
笑えればいい
352日 心の余裕
忙しく
過ぎる毎日
立ち止まり
深呼吸する
それも大事ね
353日 仕事と生活
働いて
休んで笑い
また働く
その繰り返し
私の毎日
354日 感謝の気持ち
ありがとう
言える相手が
いる幸せ
気づけば周り
優しさだらけ
355日 大切な時間
何気ない
一日こそが
宝物
過ぎて初めて
気づくことあり
356日 来年の目標
貯金して
旅行に行って
恋をして
欲張りな夢
全部叶えたい
357日 今年の自分
頑張った
失敗だって
あったけど
ここまで来たね
えらいぞ私
358日 心の整理
嫌なこと
紙に書き出し
丸めたら
ごみ箱めがけ
投げて忘れよう
359日 新しい希望
新しい
年の向こうに
夢を見る
何が起こるか
楽しみである
360日 人生の歌
人生は
笑いと涙の
繰り返し
歌にすれば
明日も楽しい
361日 感謝の一日
今日という
一日がある
ありがたさ
普通の暮らし
それが宝よ
362日 最後の仕事
今年こそ
仕事納めを
笑顔にて
帰りの電車
心は休日
363日 最後の休日
何もしない
そんな時間も
大切に
来年の私へ
休息を贈る
364日 大晦日前夜
一年の
日記をめくり
読み返す
怒りも恋も
全部私だ
365日 最後の一首
三百六十五日、最後の日。
美咲はお気に入りのノートを開いた。
最初のページには、月曜日への恨み節が書かれている。
途中には、上司への怒り、給料への不満、恋愛の悩み、友人との笑い話、家族への感謝。
そして最後のページには、こう書いた。
いろいろな
日々を重ねて
今日がある
泣いて笑って
私は私




