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令和女流歌人・花村美咲の和歌日記365日 ~三十歳、独身、会社員。笑って、怒って、恋をして。今日も五・七・五・七・七~  作者: さざ波和音


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13/50

第四部 人生の続きは、明日も続く 365日目まで、笑って、怒って、恋をして。

 261日 新しい手帳


 新しい

 手帳を開き

 夢を書く

 去年の反省

 今年も書いてる


 262日 初夢


 初夢に

 億万長者

 現れた

 目覚めて財布

 いつもの景色


 263日 初詣


 神社にて

 願いを込めて

 手を合わせ

 恋も仕事も

 どうぞよろしく


 264日 おみくじ


 おみくじは

 大吉引いて

 大喜び

 恋の運勢

 まだ準備中


 265日 仕事のメール


 休日に

 仕事のメール

 見てしまう

 開かなければ

 幸せだった


 266日 朝寝坊


 寝過ごして

 慌てて支度

 飛び出せば

 靴下の色が

 左右で違う


 267日 自炊


 自炊する

 意気込みだけは

 一人前

 完成したのは

 焦げた野菜炒め


 268日 宅配便


 荷物来る

 待っていたのは

 通販品

 頼んだ記憶は

 三日前にあり


 269日 推し活


 推しの顔

 見れば疲れも

 吹き飛んで

 課金の数字に

 我に返る


 270日 同僚の退職


 辞めるのと

 聞いて驚く

 同僚に

 本音を言えば

 私も迷う


 271日 転職サイト


 求人を

 眺めるだけで

 夜が更ける

 今より良い職場

 どこにあるのか


 272日 資格取得


 勉強を

 始めた夜に

 眠くなる

 参考書だけが

 新品のまま


 273日 雨の日の靴


 お気に入り

 靴を濡らして

 泣きたくて

 天気予報を

 信じたはずが


 274日 友人の励まし


 大丈夫

 友の言葉に

 救われる

 持つべきものは

 笑える友よ


 275日 佐藤さんの言葉


 無理せずに

 頑張ってるねと

 声かける

 そんな一言

 ずっと覚えてる


 276日 恋人との喧嘩


 言いすぎた

 ごめんの言葉

 出せなくて

 意地を張るほど

 遠くなる距離


 277日 仲直り


 ごめんねと

 笑って言えた

 帰り道

 仲直りにも

 春風が吹く


 278日 休日の昼


 昼ご飯

 何を食べよう

 迷ううち

 お腹が空いて

 決められません


 279日 体重計


 乗らぬまま

 過ごした日々の

 積み重ね

 数字を見たら

 現実が来た


 280日 貯金通帳


 少しずつ

 増えた数字に

 ほっとする

 使わぬ努力も

 なかなか大変


 281日 母から電話


 元気かと

 母の声聞き

 ほっとする

 いくつになっても

 子供のままだ


 282日 父の健康


 無理するな

 父の言葉に

 胸熱く

 私もあなたを

 心配してる


 283日 職場の仲間


 愚痴を言い

 一緒に笑える

 仲間たち

 会社の中にも

 宝物あり


 284日 休日出勤


 休日に

 会社の時計

 見つめれば

 私の自由は

 どこへ行ったか


 285日 新しい趣味


 何かしよう

 そう思い立ち

 本を買う

 読んだページは

 最初の三枚


 286日 季節の花


 道端の

 小さな花に

 足を止め

 忙しい日々を

 少し忘れる


 287日 誕生日


 三十歳

 また一つ歳を

 重ねても

 笑える自分で

 いたいと思う


 288日 年齢の悩み


 三十路とは

 若さと大人の

 境界線

 どちらの服も

 似合うと思う


 289日 健康第一


 健康が

 一番大事と

 知る夜に

 夜更かしをして

 反省している


 290日 会社の評価


 評価より

 ありがとうの

 一言が

 私の心に

 長く残るね


 291日 小さな幸せ


 道端で

 猫に出会えば

 笑顔咲く

 今日の幸せ

 それだけでよい


 292日 買い物失敗


 安いから

 買った服など

 着ないまま

 安物買いの

 私の歴史


 293日 恋人との休日


 二人して

 何もせずとも

 楽しくて

 こんな時間が

 続けばいいな


 294日 旅行の夢


 海を見て

 山にも登り

 星を見て

 いつか二人で

 旅をしたいな


 295日 仕事の達成感


 終わったと

 資料を閉じる

 その瞬間

 久しぶりだね

 私の達成感


 296日 上司の謝罪


 すまないと

 課長が言った

 その日には

 空から何か

 降るかと思う


 297日 後輩の成長


 できました

 後輩の声に

 笑顔咲く

 教えたことが

 実を結ぶ春


 298日 友人の悩み


 泣きながら

 話す友達

 抱きしめる

 悩みの半分

 持って帰ろう


 299日 自分への拍手


 今日もまた

 よく頑張った

 私だと

 鏡の中へ

 拍手を送る


 300日 三百日目


 三百日

 書き続けたね

 和歌日記

 不満も恋も

 私の財産


 301日 朝の光


 朝日差す

 カーテン開けて

 深呼吸

 昨日の失敗

 今日は持ち越さぬ


 302日 満員電車


 押されても

 踏まれてもなお

 立ち上がる

 通勤戦士

 今日も出陣


 303日 ランチの楽しみ


 昼休み

 好きな定食

 選ぶ幸せ

 午後の仕事も

 これで乗り切る


 304日 残業の帰り


 夜空には

 星がきれいに

 光ってる

 私の帰宅は

 まだまだ遠い


 305日 SNS疲れ


 誰かとの

 比較ばかりを

 やめてみる

 私の幸せ

 私が決める


 306日 休日の朝


 目覚ましを

 止めて二度寝の

 幸せよ

 休日だけは

 時間を止めて


 307日 手料理


 母の味

 思い出しつつ

 煮物する

 少し違うが

 愛情はある


 308日 掃除の日


 部屋の中

 きれいにすれば

 気分晴れ

 心の隅も

 掃除したいね


 309日 友との再会


 久しぶり

 会えば昔に

 戻るよう

 時間の壁も

 笑顔で越える


 310日 秋の夕暮れ


 夕暮れに

 赤く染まった

 空を見て

 明日も生きよう

 そう思うなり


 311日 新しい挑戦


 やってみる

 その一歩こそ

 大切だ

 失敗しても

 歌にすればよい


 312日 仕事の悩み


 辞めたいと

 思う夜には

 思い出す

 頑張った日々の

 自分の笑顔


 313日 恋の記念日


 初めての

 出会いを思う

 帰り道

 あの日の笑顔

 今も宝物


 314日 冬の訪れ


 風冷たく

 マフラー巻いて

 歩き出す

 心の中に

 温もりを持つ


 315日 クリスマス準備


 飾り付け

 小さな部屋に

 灯をともす

 大きな幸せ

 ここにあるかな


 316日 仕事納めの前日


 あと一日

 そう思うだけで

 力出る

 休みの予定は

 まだ未定だけど


 317日 年末の反省


 反省を

 書き出してみる

 ノートには

 反省ばかりで

 ページが足りぬ


 318日 新しい服


 新しい

 服を着て行く

 街の中

 誰も気づかぬ

 それでも嬉しい


 319日 大切な人


 何気ない

 会話の中に

 愛がある

 特別じゃない

 日々が愛しい


 320日 仕事の誇り


 小さくも

 誰かの役に

 立てたなら

 今日の仕事に

 意味があったね


 321日 自分らしさ


 誰かには

 なれない私

 それでいい

 不器用なまま

 歩いてゆこう


 322日 笑顔


 笑うこと

 忘れたくない

 忙しく

 心の余裕

 大事にしよう


 323日 冬のカフェ


 温かい

 コーヒー飲んで

 窓を見る

 小さな休息

 大切にする


 324日 母への贈り物


 ありがとう

 言葉にできず

 花を買う

 母の笑顔が

 一番の宝


 325日 父への電話


 寒いから

 体に気をつけ

 父に言う

 返事の声が

 少しうれしい


 326日 年末の買い物


 買い物で

 財布が軽く

 なるけれど

 家族の笑顔

 それがうれしい


 327日 来年の夢


 来年は

 旅にも出たい

 資格取り

 貯金も増やし

 恋も深めたい


 328日 今年の恋


 恋をして

 知った気持ちが

 たくさんある

 嬉しい涙も

 切ない涙も


 329日 今年の仕事


 働いて

 悩んで迷い

 進んできた

 私なりにも

 よくやったよね


 330日 友への感謝


 いつだって

 話を聞いて

 くれる友

 あなたのおかげ

 今日も笑える


 331日 冬の星空


 星空に

 願いを込めて

 目を閉じる

 明日の私に

 幸あれと祈る


 332日 年末の休日


 何もせず

 過ごす時間が

 好きになる

 大人になって

 知った贅沢


 333日 忘れ物


 大事な日

 鍵を忘れて

 家に戻る

 私の記憶は

 休暇に入った


 334日 笑い納め


 一年の

 失敗話を

 笑い合う

 笑い飛ばせば

 宝物になる


 335日 年末の街


 街中に

 年の瀬告げる

 鐘の音

 急がず焦らず

 歩いて帰ろう


 336日 大掃除再び


 掃除して

 昔の写真

 見つけたら

 片付けそっちのけ

 思い出巡り


 337日 今年の買い物


 買いすぎた

 服と化粧品

 振り返り

 来年こそは

 節約します


 338日 冬の料理


 鍋を囲み

 湯気の向こうに

 笑顔咲く

 何よりうれしい

 温かな夜


 339日 恋人との未来


 これからも

 一緒に笑って

 いられたら

 そんな願いを

 胸にしまった


 340日 自分へのご褒美


 頑張った

 一年分の

 ご褒美に

 少し高めの

 ケーキを買った


 341日 新年の準備


 新しい

 年を迎える

 準備する

 今年の不満は

 今年でおしまい


 342日 今年の反省


 怒った日

 泣いた日もまた

 思い出に

 無駄な一日

 なかったと思う


 343日 仕事仲間


 一緒にね

 働く仲間に

 ありがとう

 明日もどうぞ

 よろしくお願いします


 344日 年末の夜


 静かな夜

 今年の自分を

 褒めてみる

 よく頑張った

 本当によくね


 345日 大晦日の前


 あと少し

 今年のページ

 閉じるとき

 新しい夢が

 胸に芽生える


 346日 新しい年への願い


 来年は

 もっと自分を

 好きになる

 誰かと比べず

 自分を大切に


 347日 人生の選択


 迷ったら

 心の声を

 聞いてみる

 正解なんて

 歩いて見つける


 348日 未来の自分


 一年後

 どんな私に

 なっている

 今の私が

 道を作ってる


 349日 笑顔の力


 笑顔には

 不思議な力

 あるものね

 誰かの心も

 明るくできる


 350日 三百五十日目


 三百五十

 日記を重ね

 ここまで来た

 書いた言葉は

 私の人生


 351日 小さな夢


 大きな夢

 なくてもいいと

 思う夜

 明日の朝に

 笑えればいい


 352日 心の余裕


 忙しく

 過ぎる毎日

 立ち止まり

 深呼吸する

 それも大事ね


 353日 仕事と生活


 働いて

 休んで笑い

 また働く

 その繰り返し

 私の毎日


 354日 感謝の気持ち


 ありがとう

 言える相手が

 いる幸せ

 気づけば周り

 優しさだらけ


 355日 大切な時間


 何気ない

 一日こそが

 宝物

 過ぎて初めて

 気づくことあり


 356日 来年の目標


 貯金して

 旅行に行って

 恋をして

 欲張りな夢

 全部叶えたい


 357日 今年の自分


 頑張った

 失敗だって

 あったけど

 ここまで来たね

 えらいぞ私


 358日 心の整理


 嫌なこと

 紙に書き出し

 丸めたら

 ごみ箱めがけ

 投げて忘れよう


 359日 新しい希望


 新しい

 年の向こうに

 夢を見る

 何が起こるか

 楽しみである


 360日 人生の歌


 人生は

 笑いと涙の

 繰り返し

 歌にすれば

 明日も楽しい


 361日 感謝の一日


 今日という

 一日がある

 ありがたさ

 普通の暮らし

 それが宝よ


 362日 最後の仕事


 今年こそ

 仕事納めを

 笑顔にて

 帰りの電車

 心は休日


 363日 最後の休日


 何もしない

 そんな時間も

 大切に

 来年の私へ

 休息を贈る


 364日 大晦日前夜


 一年の

 日記をめくり

 読み返す

 怒りも恋も

 全部私だ


 365日 最後の一首


 三百六十五日、最後の日。


 美咲はお気に入りのノートを開いた。


 最初のページには、月曜日への恨み節が書かれている。


 途中には、上司への怒り、給料への不満、恋愛の悩み、友人との笑い話、家族への感謝。


 そして最後のページには、こう書いた。

 いろいろな

 日々を重ねて

 今日がある

 泣いて笑って

 私は私


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