第二十二話 異変
第二十一話 異変
楓「ふゅきでした!」
…
…え?
瞬間、時間が止まったように感じた。
ふゅき? 雪? フキ?
楓は顔を赤くしている。
どういうことだ…?
しばらく、無言で時間だけが流れた。
楓が、今日は遅いから家で泊まってと言ってくれた。
楓の家、広いなぁ…。
俺の目の前にあるのは、もはや豪邸。
天井が高く、俺には眩しく見える。
楓「今日はここで寝て」
小さな部屋に案内された。
まだ豪邸感は残るが、俺にはこれぐらいが丁度いいか。
楓「後で…inして」
そう言い残して、出て行った。
とりあえず、荷物を整理して、inした。
いつものギルドに入ると、異変が起こっていた。
/(スラッシュ)「…誰もいない…?」
いつもなら、最低でも百人はいたギルドに誰もいない。これはおかしい。
後から、トノサマ…楓も来た。
トノサマ「…これ、どういうこと?」
しばらく、中を調べたが何もなかった。
二人で考えを出し合った時だった。
階段から降りてくる音がした。
/(スラッシュ)「! 誰だ!」
???「ようやく会えたね」
その声は、俺と同じぐらいの歳の声に思う。…と言っても、ゲーム内の声なんて、現実と違うからあんまり当てにならない。
白い服、ガウンコートのような服だ。
???「ねぇ、勝負しようよ?してくれるなら、僕が何者か教えてあげる」
…あいつが何者かを知るためには戦うしかない、か。
おそらく…というか、ほぼ間違いなくあいつがこの異変の元凶だ。
/(スラッシュ)「いいだろう、戦ってやる。」
???「そっか、分かった。 僕はね、シンのリーダーだ。」
シン!?
???「ま、君の家族を殺したのは前リーダーだけどね」
そうか、貴様が…ッ!
???「そう怖い目をするなよ(笑)戦えるんだからさ」
デュエルモード:ライト レディ?
俺は真っ先にフォームアップした。
瞬間移動を使って、相手の背後に回った。
いくらリーダーだろうと、背後はガードできないだろう。
???「甘いな…。/(スラッシュ)ってこんなに弱いのか?」
回し蹴りを喰らった。
物凄いスピードでないと、当てられないはずなのに…。
吹っ飛んでる間に、目の前に奴が現れた。
???「君はその力の意味を知らない。」
俺より先に落下地点に移動し、蹴りを喰らった。
???「君は、君の親のようになるのか?」
またもや蹴りを喰らう。
???「全く…。君は最強の意味を知ってるのか?」
強い蹴りを喰らい、ギルド外まで飛ばされた。
/(スラッシュ)「ぐふっ」
地面に叩きつけられる。
こいつ…。
/(スラッシュ)「くそッ…。クラウディア!」
クラウディアがあいつまで飛んでいく。
だが、目の前のところで突然、動かなくなった。
???「辞書で『最強』って言葉を引いてきたらどうだい?」
何も、無いのか…。
くそっ!
魔力で腕を刃にして横攻撃を出した。
???「くッ…。やはりッ!」




