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王子の婚約者だったクロエ、第二の物語は冒険者です  作者: もち
第2章 サブストーリー

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87/90

第81話 ラヴィアが生まれた日


──リヴィア様の側近になってから日々を慌ただしく過ごしていれば気づけば一年が経とうとしていた……そんな時、リヴィア様が不安そうに部屋をウロウロし始めた。



(まぁ今日はあの日だからしょうがないか)



そう心の中で整理をつけるもどこか私も不安でいたところ、扉がノックされ私が扉を開けるとそこには…リヴィア様の母上であるラミリア・ゼフィール様のメイドの一人が息を切らしながら私とリヴィア様を見たその瞬間、少し大きめな声で私たちに告げた。



「ラミリア様は無事ですし、リヴィア様の弟君おとうとぎみが無事産まれました!」



そう嬉しそうに言うメイドに私たちはほっとした顔をしたが、その時……リヴィアがメイドに落ち着かない様子で口を開いた。



「報告ありがとう。ちなみに…弟の様子を見たいんだけど、今その場に行けるかな?」



そう、優しくもどこか不安そうに言うリヴィア様にメイドのはコクコクと頷きリヴィア様と私をラミリア様がいる場所へと案内してくれた。





★★★★★★





メイドがコンコン…と部屋をノックし中に入るとそこには、産まれたばかりの弟君を抱き抱えてるラミリア様は優しい表情を浮かべながら笑っていた。

その時、リヴィア様が慌ててラミリア様に近づいてはラミリア様が抱き抱えてる弟君を見ながら心底安心したかのように笑みを零していた。



(よかった)



そう、私は心の中で安堵するとそれに気づいたラミリア様は視線を私に寄越したあと、リヴィア様にいつもの穏やか声で言った。



「この子の名前はラヴィアよ。私とメルヴィノの名前から名付けたの、もちろんリヴィアの名前もそうよ?」



穏やか声色でリヴィア様に愛しそうに告げたラミリア様に、リヴィア様は小声でラヴィア様の名前を呼びながらどこか幸せそうで、そんな様子を見ていたラミリア様もどこか嬉しそうでいた。

その時、リヴィア様はラミリア様の腕の中で寝ているラヴィア様の小さな手に人差し指を近づけるとそっと、ラヴィア様はリヴィア様の指をやわく掴んでいた。

その様子を見たラミリア様はニコッと笑い、リヴィア様に言う。



「ラヴィアはリヴィアのことわかったみたいね」



そう、愛しそうに笑って言うラミリア様にリヴィア様は珍しく泣きそうな…嬉しそうな…そんな色んな感情が混ざった表情をしており、私はこの優しい雰囲気に浸りながら顔に感情が出ない真顔のまま、お二人の様子を眺めていた。




ここまでの読了お疲れ様でした!

読んでくださり本当にありがたいかぎりです。「こういうキャラ好き!」「この展開アツかった!」などなど……、どんな感想でも大歓迎ですのでもしよければ一言だけでも構いません。気軽に感想やコメントしていただけると作者兼読者としても飛び上がるほど嬉しいです!!


それと強制ではないのですがよかったらブックマークや下の評価、いいねなど押していただくと助かります!無理にとは言わないのでご安心を……閲覧してくださることに意味がありますので気ままに見てくださると嬉しいです!これからもぜひよろしくお願いいたします。


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― 新着の感想 ―
 もちさん、こんにちは。 「王子の『元』婚約者だった私。追放された先で楽しく冒険者をします! 第81話 ラヴィアが生まれた日」拝読致しました。  リヴィアの側近視線ですから、ファリオン語りですね…
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