第15章 飛鳥茉央ビギラーズラック炸裂
翌日朝8時30分に飛鳥の家のインターフォンが鳴った。電話がその前にあったので茉央とわかっていた。「飛鳥、茉央です。迎えに来ました。」飛鳥は起きていたので門まで出て行った。今日は朝からパチンコに行く約束だった。茉央が運転して、家を出た。「ねえ!サイエンス大通りにレイトとビックマーチってパチンコ屋さんがあるけどどっちが良い?近くにはマルハンもあるけど?」茉央が飛鳥の横顔を見た。「今日はMじゃなくてRが良いかな?だからレイトでエヴァンゲリオン17をやりたい。」飛鳥が言った。「レイトかあ!決まりでいいよ。こっちから行くと左側で入りやすいしね。エヴァンゲリオン17をやりたいんだね飛鳥は?」茉央が飛鳥の横顔を見た。「昨日の夜、予習したから、それにユーチューブの彼女も良くやっぱエバたねえ!って言ってるじゃない。」飛鳥は茉央の横顔を見た。「あの人、半分プロだから?いつも参考になるけど10万円はやらないよ。私は?アハハハ!」茉央が飛鳥の横顔を見て笑った。ガトープーリアの前を通ると行列が出来ていた。それを横目で見ながら今日はパチンコ屋へ気持ちは向いていた。しばらく走るとレイトつくば店に着いた。開店が9時からだった。店の入口には何人か並んでいるも入場が開始されたとみられチラホラ人が店内に入場するのが見えた。二人は駐車場に車を停めて車を降りて、並んでいる最後尾についた。8時50分だった。二人は初めてパチンコ屋に入った。少しドキドキ感があった。エヴァンゲリオン17を見つけると二人並んで座った。スマパチというもので玉が出てこないタイプの台であった。飛鳥は予習済みだったのでやり方はわかっていた。茉央も同様予習済みだった。流石であった。一万円札を入れると玉が自動で出てきてハンドルをまわすと勝手に玉を打ってくれた。狙う部分も知っていた。人生初パチンコだった。玉がチェッカーにはいると画面の数字が動き出して赤の数字青の数字が自動的に止まった。カスタム昨日が付いている台なので全てONにした。チャンスがきたら音や振動や演出で教えてくれる機能だ。まず最初に茉央の台にリーチがかかった。予告や演出は無かったのでチャンスは薄かったが二人は画面を凝視した。が4のリーチは外した。すると飛鳥の台に変化が起きた。15回転目の事だった。レバーが赤く光ってブルブルし始めた。「茉央さん。これ、触ってみて、ブルブルしてるから。」飛鳥が言うと二人はアイコンタクトをし、ニヤリと笑った。「凄いね。それチャンスだよ。3の赤数字だから当たれば確変だね。」茉央が言うと画面にも色々異変がみられた。レイ背景が出た。「チャンス!」飛鳥のハンドルを握る手が強くなった。画面にいろんなストーリーが流れ結局、大当たりし、STに突入していた、そして、茉央の台にもかん高い音と共にレインボーが出た。170回転だった。投資金一万円丁度であった、茉央は5の赤数字でテンパイしたので当たれば確変でST突入になる。茉央の台も色々なストーリーをはさんで大当たりとなりST突入していた、飛鳥はラッキートリガーを獲得し連チャンはまだ続いていた。茉央も横目で見ながらラッキートリガーを獲得する事を願って打っていた。そんな茉央もラッキートリガーを獲得してラッシュが始まった。飛鳥は先にラッキートリガーが終了して通常状態で打っていた。持ち球は約2万発あった。すると150回転でかん高い音が鳴り響いてチャンスがすぐに来た。レバーもブルブルしてるから当たりを確信した。4の青数字でのテンパイだった。色々なストーリー演出で結局大当たりした。再抽選で羽根が生えて確変に昇格した。乗りに乗っていた。ST突入した。ラッキートリガーも獲得しラッシュは続いた。茉央は16連チャンしてラッキートリガーを終了して通常状態に戻って獲得球数2万3千発持っていた。使ったお金10000円。飛鳥は使ったお金7000円でこのまま辞めれば二人ともプラス収支になるが二人は打ち込んでいると茉央はラッキートリガー終了170回転で筐体のエヴァンゲリオンの目が光って大当たり確定で1の赤数字で見事大当たりST突入した,茉央もラッキートリガーを獲得しラッシュであたふたしながら画面を見ていた。飛鳥は15連チャンでラッシュが終わり獲得出玉25000発になった。これで収支はプラスだったが気になる台があったので茉央の当たりが終わるのを見届けて席を立った。海物語を打ちに角台に座った。となりも空いていたのでミネラルウォーターを買って台をキープした茉央の為だった。茉央は19連チャンで終了して出玉28000発でエヴァンゲリオンを終了して飛鳥の隣に座った。海物語沖海6であった。飛鳥は残り3000円のカードを入れて遊んでいた、茉央が肩を叩いた。「茉央さんもやりますか?隣とってありますからどうぞ。」飛鳥は茉央の顔を見た。「有り難う。この機械可愛いね。ネットで見たわ。おじいちゃんおばあちゃんに人気があるとか言ってたな?」茉央は飛鳥の顔を見てニコリ笑った。茉央は一万円札を入れた。飛鳥はもう、当たりを引いていた。「カニで当たった。確変中だよ。」飛鳥は笑顔を茉央に見せると「私も出さないといけないな?サメリーチ来たあ!止まるな、止まるな!でもハズレか?」茉央は悔しがった、その時飛鳥は確変中で魚群が後ろを走った、タコとカニのダブルリーチだった、なんなくタコで大当たり2連チャンして後ろに箱を一つ持った。茉央の台も100回転4000円を使った所で魚群が後ろを走った。サメとカメのダブルリーチだった、カメの手前で止まってハズレかとションボリしていたらビューっといきなり走り出してカメで大当たり確変だ。玉がジャラジャラ出て来た。「これは玉が出てくるタイプなのね。」と言いながら玉をジャラジャラ箱に入れていた。飛鳥は50回転で魚群が出てジュゴンと熱帯魚のダブルリーチでジュゴンで当たり3連チャン。確変中。後ろに箱を2つ積んだ。茉央は真ん中の役物が激しく光り激しい音と共にジュゴンで当たり2連チャン。確変継続。後ろに箱を1つ置いた。飛鳥はカスタムしてあり「ぎよぐーん。」と声が出て魚群が走りエビで当たり4連チャン。後ろに箱を3箱置いた。茉央もカスタムを入れた。先読み機能。そしたら茉央の画面に変化がみられジンベイザメがダイブした。リーチになり、カニで当たった。「こっちの方が面白いわ、飛鳥。私はこれだな?これからこれから。ジャンジャンだしますよーっと。」茉央に勢いがついた。箱が後ろに2つになった。玉が出た感がある。「私、これ、ハマりそうで怖いわ。」茉央が笑って飛鳥の顔を見た。「私もです。演出がシンプルで分かりやすい。エヴァンゲリオンは複雑でどれが当たる演出とかわかりずらかった。ジャンジャン出るのは良いんだけど。」飛鳥は茉央とアイコンタクトをとったとたん「ぎょぐーん!」と声がした。魚群が走りカメで当たり5連チャン。確変継続。持ち箱が4つになった。茉央の台にまた、変化がみられレッツマンボウフラッシュがみられ、その変動でタコが当たり4連チャン。確変継続。箱は3つになった。その後、飛鳥は10連チャン持ち球10箱で遊んでジンベイタイムなどを経て最終的に15箱にした。30000発出た。エヴァンゲリオンの25000発と合計550000発で初パチンコは終了した。茉央も12連チャンしジンベイタイムなどを経て17箱、34000発でエヴァンゲリオン28000発と合わせ620000発で初パチンコ終了した。換金して、飛鳥は200000円、純利益190000円茉央は226000円で飛鳥は投資10000円、茉央は投資15000円で純利益は221000円。ビギラーズラックで初打ちは終了した、お腹が空いたので目の前にあるラーメン山岡家にはいって特製塩チャーシューを二人は頼んだ。しばらくするとラーメンが運ばれて来た。中々美味しそうだった。茉央は時々一人で食べに来ていた。飛鳥は初めてだった。茉央のお勧めラーメンだから「頂きます。」飛鳥は合掌し箸を持って麺を啜った。目を丸くし茉央の顔を見てニコリ笑った。「美味しい。私、この味好きになりそう。」飛鳥は上機嫌だった。「ねえ、美味しいでしょう、山岡家は人気があるのよ。2チャンネルなんかにもスレがたつくらいだから。豚臭いとか脂ギッシュだとか。この店はそれはないわよね。去年までその先に三水って美味しい老舗のラーメン屋があったんだけど移転しちゃってね。遠くなっちゃたから残念だけど1度行ったきりになっちゃってね。味は変わらないけどお店は綺麗になっちゃた。広くなったし、今度行きましょう?頂きます。」合掌し茉央はそう言ってラーメンを啜った。「ねえ。パチンコ面白かったわね。儲かっちゃしね。私、会社に顔出さなきゃいけないんだけどこの一週間行ってないなぁ?右腕が優秀な奴だから任せてるけど。前の会社から引き抜いた女性なんだけど。私達と同じ東大出身の子でね。いい子なんだよ。すべて良し。性格も頭も顔もスタイルも会社を半分任せているのよ。資金は私がだしたから社長だけど彼女が社長でも良いくらいよね。まるで飛鳥見たいだよ。あの子は悪党の道にはひっぱりたくないの?あなたの後輩よ。飛鳥は良かったってわけじゃないからね。誤解しないで。あなたは私にとって信頼のおけるパートナーだからね。悪党は二人で充分よ。!茉央は少しフォローしつつ真実を話した。「そうなんですね。有り難う御座います。茉央先輩!」飛鳥は茉央の顔を見てニヤニヤしながらラーメンを啜った。「ねえ!私の会社の名前教えてなかったよね。THEREDGATETUKUBAシステム開発株式会社って言うのどう?カッコいいでしょう。赤門つくばって意味。東大の赤門からとったのよ。」茉央が飛鳥の目を見た。「私もマンション事業は法人にしたのよ。税面で得だから役員に横浜の父と母に名前を借りてちゃんと給料払って。名前は、株式会社トゥゲザー不動産、ダサイかな?」飛鳥は茉央の目を見てニヤニヤした。「わかりやすくて良いと思うよ。お互い名刺交換するか?池田茉央です。宜しくお願いします。」茉央は飛鳥の目を見た。「中西飛鳥です。宜しくお願いします。稀代の悪党が社長か?世も末ですなあ?社長!東大出身は、悪党が多いなあ?医者だろう、弁護士だろう、政治家だろう、官僚だろう?その他の変態だろう?私達だろう。ウフフ!」二人はラーメンを食べながら名刺交換をした、「ご馳走様でした。」二人は合掌し箸を置いた。二人はお店を出てファミリーホームの事務所に向かった。途中遠回りしみつお饅頭をお土産に買った。二人は自分の分も多めに買った。合計30個買ったから店の中の饅頭が売り切れた。社長はまた新しい饅頭を作りだした。しばらく走るとファミリーホームの事務所に着いた。和田社長と奥さんの輝子さんが事務作業をしていた。ドアを開けて「こんにちは。中西です。昨日話した駐車場増設の件でお伺いいたしました。これお土産です。」飛鳥は和田勤社長の顔を見た。「こんにちは。お土産有り難う。輝子、お茶出してくれないか?これ、お土産だって!」社長は奥様に言った。「あら!みつお饅頭じゃない。一緒に食べましょう?」奥様はそう言って饅頭を小さなお皿に一つずつのせてお茶と一緒に皆の前に出した。「中西様、あれから考えた配置図なんですがこちらです。駐車場隣の花壇を削ってこのような向きに増設してはいかがですか?費用は前回と一緒の30万円で結構です。良かったら明日から工事にはいれますが急にどうかいたしましたか?」社長は飛鳥の顔を見た。「私、レースを始めまして車が1台増えたんですよ。つくばサーキットで走り屋になりました。」飛鳥が社長の顔を見てニヤリと笑った。「鬼ケ窪モータースの枳殻さんに誘われましたね。」社長はニヤリと笑った。「それで車買わされた?ってとこか?」社長はまた、ニヤリと笑った。「良い車があったから買っただけですよ。そうだ?お金払いにいかなきゃ!忘れてた。明日行こう。天宝喜さんの旦那の車を安く譲っていただいたんですよ。」飛鳥は微妙な表情で社長を見た。「大丈夫だよ。少し遅れても鬼ケ窪社長は怖い顔してるけど優しい男だから。」社長は飛鳥の顔を見た。「社長、駐車場はこれでお願いします。後、30万円はカーポート代だけじやないですか?工事手数料と人夫の日当が入ってないですよ。私、社長に紹介していただいた一色不動産の石川さんからマンションを安く買わせて頂いてマンション事業も順調にやってますからお金在りますよ。請求してください。よろしくお願いします。」飛鳥は社長の目を見つめて頭を下げた。「そうか?一色不動産の石川さん御礼に来たぞ良い人紹介していただいたと喜んでいたぞ!なんか1室、お婆さんに無料で貸しているとか?あなたらしい。頭が下がるよ。松代のマンション。俺もあの物件欲しかったんだよ。でも買えなかった。中西様、目の付け所最高に良いよ。あんた、不動産屋向きだな?」社長は飛鳥の事、あんた呼ばわりし始めた。「社長、私、不動産屋開業いたしました。株式会社トゥゲザー不動産です。マンションのレンタルの会社です。東京にも4件持っております。これが私の名刺です.。お納下さい。」飛鳥は社長に名刺を渡した。茉央も会社を始めたと名刺を社長に渡した。「池田様も会社を始めたんですか?システム開発会社ですか?何?THEREDGATEって赤門じゃないですか?池田様東大出身なんですか?情報工学科ですが。下の下ですよ。中西も同じです。サークルはシステム開発サークルでシステムを作っていたました。特にAIです。」社長は驚いた表情で茉央を見た。「はい。そうです。中西も東大出身です。同じサークルの先輩後輩の仲です。」茉央が社長の顔を見るとまたまた、驚いた表情をみせた。「ありゃああ?驚いた。」社長は口をアングリさせて固まった。「俺は早稲田商学部建築、カミさんは上智大学経済学部だよ。合コンで知り合ってもう、20年だ。二人共に40歳だ。こうみえてもな?」社長は照れ笑いを浮かべた。「あら!あなた達優秀な人達なのね。びっくりです、東大出身の人達って変わった人が多いイメージだけど?」輝子さんが二人の顔を見て言った。「嫌、変わってますよ。25〜26にもなって一人者ですから完全な生き遅れですね。」茉央が輝子の顔を見て優しく微笑んだ。「嫌、この時代おかしくないですよ。そんな卑下しないでください。だって会社立ち上げてしっかりやっているんですもの?胸をはっていいんですよ。」輝子は二人を見て優しく微笑んだ。「社長、工事手数料と人夫の日当の件どうですか?考えて下さい。お払いいたします。」飛鳥が社長の顔を見て優しく微笑んだ。「気持ちだけ受けとっておく。有り難うな。」社長は飛鳥の顔を見て笑顔で微笑んだ。「お饅頭食べないのですか?」輝子が二人の顔を見た。「はい。結構です。先程山岡家のラーメンを食べたばかりでそれに自分達も別に買ってありますから。」飛鳥が輝子の顔を見た。「失礼致します。社長明日お待ちしております。」飛鳥が言うと「明日10時からな。」社長は飛鳥の顔を見た。「有り難う御座いました。」社長と輝子が言って頭を下げた。「さようなら。」茉央と飛鳥が頭を下げた。
物語は終盤にはいります。




