異世界転移ソロプレイヤーvs異世界転移バフ特化神様
実況「さあ始まりました!
第761回覇権ジャンル小説カードバトル!
今回の対戦カードは、異世界転移ソロプレイヤーvs異世界転移バフ特化神様です!」
解説「今回はかなり歪んだデッキ構築同士の対決ですねえ。
あるある設定から大分性癖がはみ出しております。
あるあるのガワで性癖のアクをカバーしきれるか?性癖の沼に読者を引きずり込めるか?
デュエルスタンバイ!」
実況「先攻は『俺だけレベルアップ系』デッキ使いのオレダケー!」
オレダケー「……俺のターン」
オレダケー「『クラス全員異世界転移』発動」
観客「格差が出るやつ!」
オレダケー「さらに主人公だけ『異常にもてる』『経験値バフ』『スキル覚醒ロット複数』!」
解説「典型的ソロキャリー型ですね」
オレダケー「そして……『仲間の自信喪失』を常時発動」
観客「そらそうなるな!」
オレダケー「仲間たちは戦闘中に勝手に気づく」
仲間A「俺……こいつの隣にいていいのか……?」
仲間B「足手まといだ……もっと私を必要としてくれる人の所に行きたい……」
仲間C「もう無理だ……辞める……まったりスローライフ送る……」
実況「精神デバフが入っている!」
アクヤクレー「強過ぎる光に一般人側の脳が焼かれる…美味しいですわ!」
解説「なんでここに」
オレダケー「こうして孤独に狂う主人公。『孤高』属性を付与。現代のぼっち達の共感バフを得る。
俺もぼっちだからぼっちの気持ちは良く分かる、書きやすい」
オレツエー「待て待て。そんなのってないだろ…異世界でさえずっとぼっち?耐えられねえよ…」
オレダケー「いいや……一人だけ居るんだ。隣に」
観客「?」
オレダケー「自称ライバルが」
ライバル「おい、また会ったなあ!
お前もこのダンジョン狙いか!今度こそ俺が先にお宝を取る!」
主人公「いい加減諦めろ。お前は俺に勝てない」
ライバル「やだね。怖いのか?俺の執念が」
主人公「ちっ…/////」
実況「奇妙な依存関係!」
解説「実質パーティですね」
オレダケー「主人公のモデルは俺の弟だ」
実況「つまり爆モテ有能万能弟があなたに居ると。あなた自身は…?」
オレダケー「……非モテ劣等生だ……この主人公とは程遠いよどうせ……」
解説「ふむふむ、非モテ劣等生はこの話のライバルの属性ですね。ライバル君のモデルがあなたですか?」
オレダケー「いや、俺はこのライバルほど頑張れなかった。今はずっと弟を避けてる。この話のライバルは俺がなりたかった姿を書き、したかった言動を託してるよ」
アクヤクレー「あらあら、貴方自身がクソデカコンプレックス持ち執着お兄様でしたの?美味ですわ~!兄弟姉妹のコンプレックスは美味と古事記にも書いてありましてよ!」
解説「ヨダレ拭って下さいよ」
実況「対するは『バフ特化』デッキ使い・バフパフー!」
バフパフー「わらわのターンじゃ」
観客「のじゃロリ来た!」
バフパフー「主人公は異世界転移した廃村の神様。
信仰心を糧に『加護』『祝福』『身体強化』『運命補正』発動じゃ」
解説「支援型ですね。古典的ですが強力です」
バフパフー「しかし、効力が分かりにくいゆえ「神(笑)」と言われて外される」
解説「ありがちですね。加入時と外された後の元パーティー差分が面白いやつです」
バフパフー「『パーティー追放』され、拾ってくれた町の『寂れた』宿屋の守り神へ『ジョブチェンジ』じゃ」
実況「宿屋にバフってかけられます?」
バフパフー「受付に居るわらわを拝んでからこの宿屋で寝ると元々の全回復・状態異常解除・デスルーラ可能化に加え、経験値バフ・幸運強化・身体強化などの加護が得られるのじゃ。元仲間は…土下座すれば泊めてやらんこともない」
実況「容赦がない!」
解説「性格が悪い!」
オレツエー「すっげー!俺TUEE系能力特盛りだとどんな能力組み合わせて戦うかがキモだけど、これはうまくファンタジーギミックの活用してんなあ!たまんねえ!」
解説「解説役奪わないで下さい!」
バフパフー「神力が回復してきたら遠見で元仲間の冒険も見ておる」
仲間A「バフ切られたらいつも倒しやすかった敵相手に即死した……」
仲間B「やっぱりあの自称神、すごかったんだ……」
仲間C「俺たち、あいつに守られてたのか……」
実況「精神的にキツい!」
解説「これは『遅効性ざまぁ』ですね。切った後後悔してももう遅いタイプのやつです」
バフパフー「そして主人公は彼らの元へたまに行くのじゃ。『ほう……追い詰められておるようじゃの』」
実況「師匠ムーブですね!」
バフパフー「仕方ないのう、と『恩着せがましい救援』をしてやるのじゃ。
助けた後は『わらわが居なければ詰んでおったのう?』と煽るのも忘れずに」
観客「うぜえー!」
バフパフー「モデルはわらわのカーチャンじゃ」
観客「カーチャンそういうこと言うー!」
実況「第761回異世界小説ランキング決定戦……決着つかず…!」
アクヤクレー「ただの性癖暴露大会ですわね」




