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神の音色を紡ぐ者  作者: 水夜 漓歌
第1章
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第*話:とある2人の会話

 

 これで舞台に必要な役者は、ほぼ揃った。


「問題は、これをアノ設定にするかどうかっすね~……。どうしましょっか、來翔(らいと)さん。」

「……このプロジェクトの核心を知っている音無、水谷(みたに)穂積(ほづみ)柚木(ゆずき)栢那(かやな)奏弥(そうや)桜羽(さくらば)御稜威(みいつ)氷下(こおりもと)。そして、今回の鍵である高崎美謳と咲本美鈴(さきもとみすず)――――以上の者には設定しろ。その他の者にはペナルティーのみだ。分かったな、罹堂。」

「はいはい、了解っす。」


 さぁ、鍵である諸君。己の命を賭けてゲームをクリアせよ。


「制限時間はつけるんっすかー?」

「…いや、つけたらつまらなくなる。」

「了解っす。――最後に確認なんすけど、俺達もコレを掻き回すために行くんすか?」

「無論。シナリオ通りに進むゲームほど、つまらないものはない。」


 そうだろう?と、來翔は微笑を浮かべながら罹堂に問う。


「それもそうっすね。……もう少しでメインイベントが始まるようっすから、そん時に行くんすか?」

「ああ。準備をしておけ。」


 本来ならいない筈のイレギュラーな存在の2人。彼等は決められた物語を粉々に壊す為、介入する。未来を変える為に創られた世界へと。


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