白くて黒い
美咲と皐月は昔話に花を咲かせ、慎一は2人にからかわれていた。
良太と牡丹は蚊帳の外だったので、牡丹は部屋を良太に紹介していた。
「 可愛い部屋だな〜。 」
牡丹の部屋はぬいぐるみが沢山あってベッドにも3匹のブタが転がっていた。
「 実はね、良太にお願いがあるんや。 」
牡丹は犬と猫のぬいぐるみを持って良太に言った。
「 この子達を良太の部屋に置いてあげて? 」
「 もちろんだよ!牡丹が好きな物なら、喜んで! 」
牡丹は嬉しそうな顔でぬいぐるみを抱きしめると、良太が、
「 もしかして、そのぬいぐるみって俺と牡丹なのか? 」
「 そうだよ!アタシが猫ちゃんで良太はわんチャン! 」
「 じゃあ、あと2つ必要だな。 」
良太が言うと牡丹はハッとした顔で、
「 確かに!ひとつは良太が選んでや! 」
「 うん!家族・・・だな。 」
2人とも照れくさそうに言うと、
「 だ、ダーリン♡ 」
「 は、ハニー♡ 」
と、呼びあった。
・・・ちくしょー( •̥ ˍ •̥ )・・・
そうこうしていると、美咲が部屋に来て、
「 晩御飯、ご馳走になるから降りておいで。 牡丹ちゃんにも手伝ってほしんだって。 」
2人がリビングへ行くと、たこ焼きの準備が整っていた。
明石家の3人が焼いて、良太と美咲は食べながら
焼き方を教わっていた。
「 ご馳走様でした!それじゃあ、また来ます! 」
「 また、帰ってくるわ〜! 」
「 またね。さっちゃん、しんちゃん。」
3人は家へと帰った。
翌朝。
良太が目を覚ましてリビングへ行くと、牡丹、金蘭、向日葵の3人が1枚の紙とにらめっこしていた。
「 おはよー3人とも。何を見てるんだ? 」
「 おはよう良太。これみてや・・・ 」
牡丹は良太に髪を手渡した。
我が父の町で、不純な生活を送る、悪しき建物に住む方々へ。
1週間の期間を与えるので、今スグ!立ち退いて頂きたい。
この町はあなた方の様な、不埒な方々には相応しくありません。
と、書かれていた。
「 あいつの仕業だな。無視しよう! 」
良太はそう言うと、紙を丸めて捨てた。
「 これでこの町も良くなるはずね。 」
1人部屋で呟いたハッピーヘッド桜は、嫌な気配がした事に気がついた。
( あ、あの人が来るんだ。 )
「 桜。久しぶりね。 」
「 お久しぶりです。百合おねぇ様。 」
真っ白な長い髪にキリッとした目。
桜の従姉妹。
白川百合だった。
「 これからは、凛さんでいいわよ。わたしの可愛い孫と同級生なんだから。 」
ニカッと笑い百合は桜の肩をつかんだ。
「 あそこを潰したら、あんたを潰すわよ。あの子達には指1本触れさせはしないよ。 」
低い声で言われた桜は、涙目で頷く事しかできなかった。
睡眠時間が思うように取れず、サイトを覗く暇もありませんでした┏●
次話は明日です。
お楽しみください┏●




