イントロダクション
こちらは説明書に収録されているフレーバーテキストです。
ここはとある工場。
小さな可愛い小人たちが日夜いろんなものを作る珍しい所です。
そんなところに一つの大きな依頼が舞い込んで来ました。
それは
「誰もが欲しがる最高の車が6台欲しい!!」
というものです。
小さな小人たちにとっては大きな人間が運転する車はとても大きく作るのも一苦労です。
それに最高の車、というのが小人たちにはさっぱり分かりません。
しかし、現代社会のつらい現実、仕事の納期というものは刻一刻と容赦なく小人たちに襲いかかってきます。
仕方がないので古今東西のあらゆる車の「パーツ」を急いで作り納期を直前に控えたとき、工場長が小人たちを集め、こう言いました。
「おっほん!諸君、ここまでよく頑張ってきた!
残すところは組み立てをして、明日出荷するだけだ!
…ただ、残念なお知らせがある。さっき明日の出荷といったがすまん、あれは嘘だ!
実はさっき納期が早まった連絡があって残り5分で出荷しなくてはならなくなった!
みんな時間がない。急いで組み立てるぞ!」
現代社会でも類を見ない恐ろしく真っ黒な一言に恐怖のどん底へたたき込まれた小人たち。
てんやわんやの大騒ぎですが…
急いで6台の車を組み立てましょう!時間がありません!!