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夏の海の小波  作者: かたぎり
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小波美魅見 登場

小波美魅見だ!この変人さ加減は15年程前から変わっていない

小波は昔からおかしな女だった

よく海で一緒に遊んだが サメを捕まえたり巨大クラーケンを探して捕まえたり食べたり

冬に寒中水泳をしようと言い出して死ぬ思いもしたものだ

僕は小学生時代

とにかく小波に振り回されていた

まあ楽しかったんだが


そんなイベントだらけの毎日は毎日毎日積み重なっていくようで正に足し算どころかかけ算のような毎日だった


そんな子供時代の精神を少しでも思い起こそうと海へと向かってたのだがまさか小波に再会するとは!


そして変わらないブレない小波節


そして、見た目も変わってない!15年前のままだ!少女、というか昔も年より見た目は幼くいまもそれと変わらない姿だから…

まるで幼女だ!アラサーなのに!



まあともあれ

中学に上がった頃急に消えた小波と再会できたのは素直に嬉しかった

今やネット社会で世界中の人と簡単に交流がやろうと思えばできてしまう時代だが

携帯もまだ持ってない頃急にいなくなったし

どこにいったかもわからない

そしてそれを調べようとするには幼かった

そんなこんなで僕の中で小波は思い出の中の住人になり

もうあうことはないのだろうと思っていたのだ


[久しぶり小波

実はいま昔小波と遊んだ 海へいこうとしてたんだ、一緒に行かないか?]



[そうね、


山へ登りましょう]


小波は微笑んだ




海へ行きたいんですけど…

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