表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/124

連合子ども会 その3(公民館祭前編)


こんにちは、紫雀です。


今朝は日が差して西の空にきれいな虹が見えました。

今日は、いい事がありそうな気がします。私って単純!!


前回書きましたが、公民館祭の連合子ども会のだしものは

「ジュースを的にした輪投げゲーム」に決まりました。


理由は単純

手間がかからない、面白い(多分)からでした。


場所は公民館付属の体育館横のグランドです。

横から体育館にあがるために作られた幅広の階段を

ひな壇に見立て、そこに大小さまざまなジュースを並べて輪を投げる。


入れば賞品のジュースと参加賞のお菓子をもらってかえる。

ジュースを並べている間わらわらと集まって来る子供たち。


時計を見ると9時40分


「まだだよ、10時からはじめるからね」


始まってもないのに、興味津々で並び始める。


「ねぇ、スタート地点どこにする?家でやってみたけど結構

 入らないよね」

「……ちょっと投げてみて」

「うん」


役員で投げっこしていると結構入らない。

練習と称して子供たちにも投げさせる。


それでも……入らない。


用意したジュースは1リットルサイズも取り混ぜて


「170本」


3分経過……それでも

入らない!!


この企画……もしかして企画倒れ?

一本もジュースが減らなかったらどうしよう……。


その時です。

子供たちの声をききつけたのか

他の出店に参加していたおじいちゃんたちが

物珍しげにぞろぞろと数人寄ってきました。


「やります?ためしに投げてみてください。」


と輪を渡して、狙い定めたおじいちゃん、

いとも簡単に輪投げを成功させました。


「おおっ、すごい!!」拍手とどよめき。


おじいちゃんのお手本を見た子供たち

数分後には入るようになった子がちらほら出てきました。


「はい、練習終わり、まだだからね、一旦散って」


この声の、10分後、

輪投げゲームが開始されました。



続く


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ