連合子ども会 その3(公民館祭前編)
こんにちは、紫雀です。
今朝は日が差して西の空にきれいな虹が見えました。
今日は、いい事がありそうな気がします。私って単純!!
前回書きましたが、公民館祭の連合子ども会のだしものは
「ジュースを的にした輪投げゲーム」に決まりました。
理由は単純
手間がかからない、面白い(多分)からでした。
場所は公民館付属の体育館横のグランドです。
横から体育館にあがるために作られた幅広の階段を
ひな壇に見立て、そこに大小さまざまなジュースを並べて輪を投げる。
入れば賞品のジュースと参加賞のお菓子をもらってかえる。
ジュースを並べている間わらわらと集まって来る子供たち。
時計を見ると9時40分
「まだだよ、10時からはじめるからね」
始まってもないのに、興味津々で並び始める。
「ねぇ、スタート地点どこにする?家でやってみたけど結構
入らないよね」
「……ちょっと投げてみて」
「うん」
役員で投げっこしていると結構入らない。
練習と称して子供たちにも投げさせる。
それでも……入らない。
用意したジュースは1リットルサイズも取り混ぜて
「170本」
3分経過……それでも
入らない!!
この企画……もしかして企画倒れ?
一本もジュースが減らなかったらどうしよう……。
その時です。
子供たちの声をききつけたのか
他の出店に参加していたおじいちゃんたちが
物珍しげにぞろぞろと数人寄ってきました。
「やります?ためしに投げてみてください。」
と輪を渡して、狙い定めたおじいちゃん、
いとも簡単に輪投げを成功させました。
「おおっ、すごい!!」拍手とどよめき。
おじいちゃんのお手本を見た子供たち
数分後には入るようになった子がちらほら出てきました。
「はい、練習終わり、まだだからね、一旦散って」
この声の、10分後、
輪投げゲームが開始されました。
続く