連合子ども会 その4(公民館祭中編)
いよいよ、輪投げゲームがはじまりました。
このゲームは「子ども会主催」なので無料
最大の目的は、子供に遊んでもらうことにあります。
輪を投げるのは一人二回、輪が入ればジュースと参加賞のお菓子、
入らなくてもお菓子は貰えるという、180人の参加を見込んだ大盤振る舞いの企画です。
やってくる子供たちは
下は2歳くらいの将来の「子ども会会員」さんから
小学校を卒業し大人なみに身長の伸びた中学生まで。
お客様もさまざまです。
でも
最初に心配したとおり、お菓子は減っていくのに
ジュースの方はほとんどへりません。
仕方なく、ルールをどんどん甘くしました。
スタート地点を前へ、2歳のお子様はまん前へ
輪が当たって倒れたジュースも上げるなど
「えっ、倒れたやつもいいの?」
子供の声が俄然、明るくなりました。
すると、今度はジュースを倒す事に集中しだしました。
一人の男の子が輪っかを投げナイフのように
横に払ってわざとジュースを倒しました。
ゴロゴロ、ピシッ、プシューーーー!
あーあ、やっちゃった……アルミ缶は弱いのよ。
強く倒したら衝撃で穴が開くでしょうが……。
……もう輪投げじゃないよ。別のゲームになってるじゃん。
「だめよ。倒れたのはいいけど、わざと倒すのは禁止!」
ここでも、会長の鶴の一声が功をそうした。
ゲームは元の輪投げゲームに戻り、集中して投げるようになりました。
続く




