エピローグ
一夜明け。
早朝、朝日。
錦景差し込む理科準備室。
水園シイカは机に伏せ、眠ってしまっていた。
錦景が瞼を通して見えて、とてもゆっくりと目を覚ました。
水園は欠伸して、「うーん」と伸びをした。
時間を確かめる。まだ六時前だ。「……よし」
水園はウタコの青ジャージのまま理科準備室から廊下へ出る。
ウタコはどうなったか、少し気になる。
昇降口を出て。
煉瓦道を歩いて。
駐輪場の方へ向かう。
すでにグラウンドでは何人かの女子が整備をしている。
それを横目に見ながら、駐輪場に入る。
その奥の方。
色はマリンブルー。
限定カラーのトゥデイがある。
水園の愛車である。
水園はトゥデイの座席の下に香水を隠していたのだ。
その前に。
発見。
なぜか二人いる。
古町コウとシンディ・ブルックス。
二人は香水を真ん中にして。
古町はスヤスヤと眠っている。
シンディは悪夢を見ているみたいに唸っている。
どういう経緯があってこんな風になっているか、水園は想像出来ない。
しかし、二人の可愛い寝顔が見られただけでも、価値があると思う。
水園は何か企む目をして。
二人が握りしめていた香水を奪って、ジャージのポケットに回収。
すると。
何が起こるだろう。
きっと楽しくて。
面倒くさくて。
まどろっこしいことが起こると思う。
コレが私の狙いだ。
水園は二人に絶妙な関係になってもらいたいと思っている。
まだきっと、奇妙な二人だから。
二人に様々な罠を仕掛けて。
絶妙にしたい。
考えても仕方がないって思ったんだ。
二人とも私の好きなコだから。
どっちともずっと一緒にいたいから。
私ばかりが苦悩していても仕方がないから。
だから、そう。
実験をする。
二人を掛け合わせて、どうなるか。
何度だって繰り返そう。
絶妙になるまで。
そして近いうちに、混ぜてよ。
私を混ぜて。
空を彩る、複合的な錦景のような絶妙。
絶妙な三角関係。
面白そうでしょ。
悪くないでしょ。
女子が知らないわけがない。
そう思うでしょ?
君も。
jkシリーズ・春。
第一部、終了っす。
いかがでしたでしょうか?
プロットも何も作らず、ただ書きたいこと書いたって感じっす。
そうです書きたいこと書きました。推敲必要。誤字脱字、面倒で直してない。すいやせん。推敲して、どっかに送ろうかな。どうせ一次落ち確定っす。ていうか、どっか、誰か、私を雇ってくれないかな。もう、普通の仕事つかれったす。いや、OLって楽なんですけどね。でも、もっと創作したいっす。時間足りねぇっす。マジで。
あ、本作。jkはミソラのリメイクっていう感じで作ってます。全然テイスト違うかも知れないっすけど、でも、こっちの方が自然かな。フリー、フリー、フリー。
少しミソラは装飾が多くて、やっぱり情緒不安定なときに書いたっていうのもあり、私的に無理していたところがあります。今読んでもミソラは凄く好きな話しで、続くも書きたいんだけど、今の私にかけない表現とかたくさんあってびっくりするくらいなんだけど、どこかで無理している。だから、ちょっと、続きはかけませんね。すいません。楽しみにしてくれていた人いるかな? まあ、あんまりいないと思うけど、すいません。
このシリーズ、一応夏・秋・冬。考えてます。まあ、誰か感想くれたら。書こうかな。ラブレターでもOK。男子諸君は森見トミヒコみたいなダサい文章でファンレタよこせ。私、ホント、あの作家嫌い。まず京都を舞台にするっていうのがダサいよね。そういうのは昭和時代で終わってんだよ、畜生。あ、なんか、すいません。
これからの活動報告。
VGBシリーズ、てぇつけます。お気に入りしてくれていた人たちすいません。
少し長くなりそうだったんで、ちょっと休憩してました。
そんで短編のつもりでjk始めたら、なんか面白くなっちゃって。
なんか少し、悟ったんだよね、わたしゃ、悟ったよ。
やっぱり百合って素晴らしい。
そう思うでしょ?
君も。




