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第九十四話 謎解明?吸い込まれる!?

一話目…

一回このデータが消えて作り直したため、時間がかかりました。

すいませんでした。

『まず、何故君が女になった事を知っているかだが、僕はこの世界の意思。つまり、この世界そのものとも言える。

 それ故、この世界で起きた事はなんでも分かる。だから分かった。』

 

(…この世界において、お前に隠し事は出来ないって事か…)

 

『それは無い。いくら僕でも心を読む事はしないからな。』

 

(それは要するに、読もうと思えば読めるのか…)

 

『まあ、そうなるな。次に、君が女になってから能力が使えなくなったかだが…まあ、簡単に言うと、適正だ。』

 

(適正?)

 

『そうだ。君は元々、機能や性質をつける能力にも目覚めるはずだった。しかし、後一歩と言うところで、まだ目覚めていなかったのだ。

 だが、そんな時に、君は女になった。女になった君には、男の時よりもその能力に適正があった。それで機能や性質をつける能力が目覚める方向に進んで行ったんだが…障壁を創造する能力には、男の時の方が適正があったらしく、女になって適正が下がり、目覚めるまで後一歩と言う状態になってしまった。

 と言うわけだ。』

 

(…まあ、なんとなく分かった…気がする。じゃあ、俺が男に戻った時、また障壁が出せるようになるのか?)

 

『そうだな。適正は元に戻ると言う事を考えれば、また使えるようになるだろう。あと、機能や性質をつける能力にも、いずれ目覚める事になるだろう。』

 

(そうか…!わざわざ女になってあの能力を使う必要は無くなるんだな!!)

 

『まあ、そうなる。また、いずれ女になった時でも障壁を出せるようにはなるだろう。では、もう質問は無いか?』

 

(ああ、ありがとな。)

 

『礼には及ばん。では、また会おう。』

 

(会ってないけどな…)

 

 こうして、世界の意思との交信が終わった。

 さて、三人を先に帰した事だし、俺も帰るか…

 俺は、さっさと帰るべく、歩き始めた。

 が、

 

「…何だアリャ?」

 

 木と木の間の空間が、なにやらグニャグニャしていた。

 いろいろな色彩がグチャグチャに混ざっていると言うか何と言うか…そんな感じだった。

 俺はその空間に近づいて調べようとする。

 

「うおっ!?吸い込まれる!?うわああああぁぁぁぁぁぁ……」

 

 しかし、グニャグニャの空間に吸い込まれてしまった。

 

 

 

 

 

 あの空間に吸い込まれて、しばらく落ちていった後、俺は森の中にいた。

 

「どこだよここ…」

 

 ぼやいてみたが、何も変わらない。

 とりあえず、この森から出ようと歩いていこうとした時、

 

「おい!誰かいるのか!!」

 

 叫び声が聞こえた。

 

「誰だ!!」

 

 叫び返してみる。

 

「お前はどこにいる!?」

 

「ここだ!」

 

「そっちか!」

 

「そっちってどっちだ!」

 

「どっちでもいい!そこを動くな!!」

 

「お前が俺の敵でなければそうする!!」

 

「俺はお前の敵ではない!!」

 

「じゃあ動かん!」

 

 何だこのやり取りは…

 そんな事を考えていると、森の中から一人、誰かが出てきた。

 その誰かは、ローブのようなものを被っていて、顔は分からない。全く…何がなにやらさっぱりだ…何が起こったんだ?

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