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第三十三話 完全に迷子?皆はどうしてるんだ!?

やっと疲れがとれてきた…

活動報告にも理由は書きましたが、部活で疲れすぎて執筆できませんでした。

申し訳ありません。

「……」

 

 俺は皆とはぐれ、ギーナの魔法から逃れるべく、必死に走ったので、来た道もわからない。辺りは静寂に包まれている。

 

「詰んだ…」

 

 ホラーゲームで一人になった場合、主人公でない限りは大体死ぬ。まあ、ホラゲーなんてそんなにしてるわけじゃないが。

 皆が来るのを待つか、それとも一人で脱出を試みるか、どっちがいいんだろうか?

 

「…じっとしてもつまらん。せっかく来たんだ。俺も俺で辺りを探索しよう。」

 

 なんかやばい気がするが、俺はここを探索することにした。

 

 

 

 

 

「いないね…」

 

「ええ…」

 

「……」

 

「そうだな…」

 

 私達が守を探してしばらく経った。しかし、一向に守は見つからない。

 あと、やっぱりフラルのその口調には慣れない。

 こちらには居ないのだろうか。真っ暗でなければ守が行った方向がわかったのに…

 

「…ん?あの白いものは…」

 

 光がなにかに気づいた。白いもの?

 皆もその方向を見る。あ、あれは…

 

「骸骨!?」

 

「きゃああああ!!」

 

「ひ、光!」

 

 光が全速力で引き返していった。急いで追わないと…!

 

「…骸骨…」

 

 移図離は骸骨に夢中だ。ちなみに私は骸骨は割と平気だ。なぜなら狩人としての依頼で魔物の巣に行って、骸骨が転がっているのを何度も見ているからだ。

 フラルは…

 

「おお!これが人間の骨か!」

 

 なんて言って骸骨を調べている。フラルらしいというかなんというか…

 まあ、この二人は大丈夫だろう。少なくとも光に比べれば。

 

「光ー!待ってー!」

 

 私は二人を置いて光を追いかけた。

 

「…模型…」

 

 そんな声が後ろから聞こえた。なんだ、模型だったのか。

 

 

 

 

 

 

「お~い!守~!」

 

 俺達は守を探している。しかし守は見つからない。あいつはどこに行ったんだ…

 

「きゃああああ!!!」

 

 どこかから光の声がする。何かあったのだろうか。

 

「ねえ!今の声は!」

 

『光か…?』

 

 火太郎もフォルフも気づいたようだ。

 

「一旦あっちの様子を見に行く?」

 

 火太郎がそんな提案をしてくる。

 

「…いや、大丈夫だろう。あいつも一人でいる訳じゃなかったし、怖がりなあいつのことだ。どうせ大したことじゃない。」

 

 そう、光は怖がりなのだ。前にちょっとおどかしてやろうと般若みたいな仮面を着けて遊びに行ったら、ドアを開けるなり閉めたと思ったら家から悲鳴と走る音が聞こえてきたくらいだ。

 

「まあ、壁にちょっと動く絵でも掛けてあったんだろう。気にすることは無い。」

 

「…それ、もし本当だったらかなりやばいよ…」

 

 そうなのか?まあ、実害が無いだけ良いと思うんだが。

 

『…なんか心配になってきたんだが…』

 

「奇遇だね…僕もだよ…」

 

 突然二人してどうしたんだろうか。

 

「じゃあ、あっちに行くか?」

 

「うん。」

 

『そうだな。』

 

 俺達は来た道を戻っていった。

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