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第百二話 暇すぎる?こんなの回避できるか!?

二話目。

疲れが取れてキターーー!!

しかし、今回は時間がかかってしまった…

 気が付くと、いつのまにか空が赤くなっていた。どうやら寝てしまったらしい。

 だが、おかげで疲れは大体取れた。これなら動ける。

 しかし、暇だ。夕方からすることなんて思いつかない。ゲーム等の娯楽用品はここには無い。故に、する事が無い。

 

「……とりあえず、俊太のトコにでも行くか。」

 

 トラブルメイカーの俊太のことだ。こんな時こそ暇をつぶせるような事を提案してくれるだろう。

 …少々大変な事になるかもしれないが。

 俺は部屋を出て、近くにあった俊太の部屋のドアを開ける。何かこう言うと俊太の部屋がいくつもあるみたいだ。

 

「お~い、俊太…あれ?いない…あ、訓練か。」

 

 そういえば、みんなの訓練は今日までとか言う話だったような…

 まあ、数少ない昨日の記憶だ。大事に使おう。

 …昨日の記憶って、そんなに大事なものだっけ?

 

「あれ?じゃあ暇なの確定?最悪だ…」

 

 する事も娯楽用品も無い暇なんて、何の価値も無い。と言うかもったいなさ過ぎる。

 できる事もしくはしなければならない事は………あ、そういえば、今の俺でもそのうち機能と性質をつける能力を使えるようになるとか言われてたな…

 それができなくとも、障壁を創造する能力を活用できる方法を考えれば、それなりに暇はつぶせるはず…

 と言う考えに至った俺は、部屋に戻り、必死に考えていた。

 

 

 

 

 

 

「…ね、寝れねぇ…」

 

 その晩。夕食も終わり、さっさと寝ようとしたらこの始末。ふざけんな。

 まあ、原因はどっからどう考えても昼寝だろう。朝から夕方まで寝た晩に眠れる訳が無い。

 夕食前まで必死に能力を活用しようと考えたが、出た結論は、”思いつかない”だったしなぁ~…

 この時間だ。他の皆は今頃夢の中だろう。現にフォルフもすぐそこで寝ている。

 くう…神様はどんだけ俺に暇を与えたいんだ…!一体、こんな時間に何をしろと言うん…あ!

 

「そうだ…散歩しよう。」

 

 突如思いついたのは、夜の散歩。夜の静寂が、ただの散歩を楽しく修飾してくれる…これはいい案だ!!

 と言うわけで、俺は家を出て、散歩に出かけた。

 今の俺ならナンパも無いだろうしな!!

 

 

 

 

 

 ただ今散歩中。いや~、いいね~これは!静かだ!!この静けさが何か楽しい。いつもの場所だが、いつもと違う雰囲気だからだろうか。

 しかし、歩くだけでこんなに楽しいとは。時間帯ってすげぇ。

 

「いっそこのまま森にでも行ってみようかな~。」

 

 なんて、冗談半分で独り言を呟いてみる。まあ、何も起きんわな。

 

「ってうお!?」

 

 とか思ってたら目の前の空間が歪む。ホワイ?

 

「ちょ、おま!?んな至近距離で出てきたら避けられる訳が……」

 

 俺は喋りきっていないのに、突如現れた世界の歪みになすすべも無く吸い込まれてしまった。

 …そんなの避けられるか!!

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