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ミケさんの昔話と巨大な魔素だまり(読み飛ばしても〇)

 夜、岩陰で体を休めながら、自然と肉料理の話になった。


 そもそも、食事を必要とする種族とそうでない種族に分かれているのは何故なのだろうか? そういう種族だから、なのだろうか。


「そういえば」

 ミケさんは何か思い出したように言った。


「猫族の祭りの中でも、神代の昔から続いている先祖祭りというのがあって」


 え、お祭りの話。しかも、お盆。


「昔からの食事が出されるのだが、これが見事に野菜ばかりで」


 ああ、肉がないと盛り上がりませんよね。せめて、魚。


「何故なんだろう、と思っていたが、これが伝統ってやつだからと言われて」


 若い人は納得できないですよね。


「もしも、昔は猫族もエルフ族のように、食事不要の種族であったら、確かにこの食事でもごちそうだったのかもしれないなと」


 ええっ、いきなり歴史的大発見かもしれない、それ、ここでぶち込みますか!?




 朝方、朝もやの中、はるか遠くの上空を、鳥ではない何かの影が、くるくると舞っているのが見えた。 シルエットが恐竜のように見えた。


「ワイバーンかな」

 ミケさんが目を凝らし言った。


「小型竜ですか」

「そんな感じだ」


「何故こっちまで飛んでこないんでしょう」

「可能性としてはないわけではないが」


 ミケさんは、目を凝らしながら、

「あちらの上空とこちらの上空、少し色が違うと思わないか?」

 手で、示しながら言う。


「魔素の濃度の違いが関係しているのかもしれない」


「体が大きいから魔素を沢山必要としているとかですか」


「……推測でしかないが」


 確かに、小鳥だって、エサが在るところに集まるものです。

 もし竜が、全部、肉で補おうとすると、絶滅の未来しかないのかもしれません。


 なんか、皆、この世界に適応していますねえ。



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