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国家資本主義について (一九五三年七月九日)

 これは、毛沢東同志が一九五三年夏にひらかれた全国財政・経済活動会議の、ある文書に書きいれた意見である。



 中国のいまの資本主義経済は、そのほとんどが人民政府の管理のもとにおかれ、各種の形式をつうじて国営の社会主義経済とつながりをもち、また労働者の監督をうけている資本主義経済である。こうした資本主義経済は、もはや一般の資本主義経済ではなく、特殊な資本主義経済、つまり新しい型の国家資本主義経済である。それは、主として資本家の利潤のために存在しているのではなく、人民と国家の需要を満たすために存在しているのである。たしかに、労働者はまだ資本家のために一部の利潤をうみだしているが、しかしこれも利潤ぜんたいのうちの小部分、およそ四分の一前後にすぎず、あとの四分の三は、労働者のため(福祉費)、国家のため(所得税)、および生産設備の拡大のため(このなかには資本家のために利潤をうむものが、小部分ふくまれる)のものである。したがって、こうした新しい型の国家資本主義経済は、社会主義的性質を大きく帯びており、労働者と国家にとって有利なものである。



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